秋友克也のレビュー一覧
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マーベルの18歳以上対象レーベル初の作品。自主規制してきた言葉を使うようになったことをはじめとして、「雰囲気」をしっかり作っている努力が良い。
ヒーローを引退して探偵事務所を開いている、という主人公象が、現役のヒーローを描くのが普通の世界の中でとて異色で光る。しかもそのヒーローたちがいる世界が舞台なのだから、そこが上手く絡み合ったところにはとても魅力を感じる。依頼を受けて尾行したらヒーローの素性を見てしまう…なんて展開は他の作品では作れないだろう。そう言った点に注目して読もうとした方が面白く感じると思えるのでお勧めだ。
ただ、そういった作品をはじめて間もないころの話だからか、そのような世界 -
Posted by ブクログ
MARVEL NOWにおける多くのアベンジャーズ関連誌中、シンプルに「アベンジャーズ」という名をあたえられた中核的な一冊が初邦訳。
表紙のように今回のアベンジャーズは映画のヒットに合わせて寄せたメンバー(表紙にはいないけどソーもいます)を収集したのかと思いきや、そんなスケールで話が進まないことこそが本書の筋になり、大勢のアベンジャーズメンバーが登場する。いきなり生態系をいじる超越的な存在から話が始まる点は驚くと同時にエンターテイメント性も十分。
しかし、序盤の戦闘が終わって以降は大勢いるメンバーが招集されるまでの過去や、招集されてからの関係性などの各メンバーを深める展開が続く。その上、その個々 -
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Posted by ブクログ
まず、高い!(お値段が・・・)
でも、前編カラーだし、外国モノだし、しょうがないのか
映画のが好きかな~
やっぱりエージェント・スミスがいい味出してますから(笑)
でも、ロード・オブ・ザ・リングは別としても、「マトリックス」ではサングラスをかけ続け、「V フォー・ヴェンデッタ」では仮面をかぶり続けるという・・・
ヒューゴ・ウィービング!顔良く知らね~ぞ
このコミックス1982年なんだよね書かれたの
なんだかそこにちょっと衝撃を受けた
映画の『Vフォーヴェンデッタ』の原作であり、『マトリックス』にも影響を与え・・・って書いてあったけど、ウォシャウスキー兄弟 影響受けすぎぢ -
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Posted by ブクログ
ヒーローものといっても一人を除けばただの人間に過ぎない。彼らは自警団のような形で世の犯罪と戦う者達だった。
しかし、超越的な力を備えたある一人ヒーローが誕生することで世界の有り様は一変する。
アメリカ軍人でもあった彼は冷戦時代の米ソの軍事バランスを一変してしまったのだ。
そしてアメリカはベトナム戦争でもそのヒーローの力により勝利を収めニクソン政権は1985年の今も健在。
だが、軍事的優位にたつアメリカはソ連に対し傲慢になりやがてそれはソ連の自棄な核増産を生み、全面核戦争の危機が叫ばれるようになった。
また、自警団として活動していたヒーローの存在はかえってギャングなどによる自警と称しての暴力を誘