秋友克也のレビュー一覧

  • キングダム・カム 愛蔵版

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    人生初アメコミ
    ジュンク堂で一目惚れしたので購入
    いやー 面白い
    絵が凄い上手い 全てのコマが1枚絵として成り立つレベル
    その後びっくりしたのが、この漫画、1996年に刊行してたということ
    日本の漫画とは方向性が違うので何とも言えないのですが、96年当時この漫画に出会っていたら自分はまた違う道を歩んでいたんじゃないかな・・・
    というぐらい衝撃を受けましたね

    問題は、話の内容がアメコミに精通した人じゃないと楽しめないことです
    キャラが非常に多いので、そこはもう自分で調べてもらうしかないですね
    巻末に一応キャラの説明はありますが、簡単なものが多いので・・・

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    2011年02月18日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマン引退から10年。
    しかし、ゴッサムシティから犯罪が無くなったわけではなく。

    カーレースや酒で焦燥感を誤魔化す老いたブルース・ウェイン。
    しかし、胸の中にはまだ戦士の魂は燃え続けており。

    そして、闇の騎士は帰還した。
    犯罪者に、犯罪と戦うことを禁じた政府に、そしてアメリカの「象徴」に
    その荒ぶる魂をぶつけるために。

    老バットマンの戦いを描く名作「ダークナイト・リターンズ」、
    そしてそのアナーキーな続編「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」を
    1冊に纏めた合本。
    バットマンの終末を描くことで現在のバットマン像を作り上げた
    「ダークナイト・リターンズ」だけでも読んで欲しい1冊。

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    2010年12月19日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    むずかしい!60年代のヒーローブームが終焉を迎え、アメリカからヒーローの存在が失われつつある頃、ベトナム戦争にも参加した政府公認のヒーロー「コメディアン」が殺された。しめやかに行われる葬式、露見する新事実、次々と消えるヒーローたち、その真相にひとり立ち向かう精神異常者のヒーロー「ロールシャッハ」。事件はアメリカ全土、そして冷戦世界全体を巻き込むスケールに、静かに拡大していた。舞台はヒーローコミックが存在するアメリカ。コミックの中のヒーローに憧れて、実際にマスクをかぶってヒーローを行う、ただ運動神経がいいだけの男たちが物語の主役。作品内のヒーローの引退後の暴露本「Under the Hood」、

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    2012年01月09日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    ウォッチメンに続いて読みましたがこちらも素晴らしい。

    どちらの作品も、個人では対処しきれない力学の存在が根底にあるように思います。社会にしろ国家にしろ、いかにヒーローといえども個人の力で世の中を変えられるようなのんきな状況ではなくなってしまった。その中でいまだにヒーローを続けるということは滑稽なことで、風車に挑むドン・キホーテみたいな存在でしかない。

    それでも戦い続けずにはいられないヒーローの姿からは考えさせられます。

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    2010年07月08日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    アメコミに対する偏見がすっかり落ちました。これだけの密度と深さをもった作品は、日本のコミックにもそう多くはないでしょう。クールジャパン、日本の漫画は一番とか言っている場合じゃない。

    海外だってそれぞれの文化に応じて成長しているんですね。それがいままで日本に入って来なかった、あるいは、一部でとどまっていただけのこと。これだって20年前の作品なわけだから、その後もきっと素晴らしい作品がたくさん出ているんだろう。

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    2010年07月09日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    -全部お前に任すからな-

    SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞したグラフィック・ノベルの最高傑作!ということで3,570円出して買っちゃいました。その価値有。タイプの違うヒーローたちの物語。名言多し。画像の隅の文字、合間に挟まれる劇中劇的な読み物、全てに意味がある。最終的に、ヒーローとは程遠い「凡人」たちが愛おしく感じられてくる。引用は、[ヒーロー]にでなく[一般人]に向けられた一言。

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    2010年01月22日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    勢いで購入。年をとったバットマンの哀愁漂う感じがなんとも堪りません。後半からのデジタル処理になった絵柄はちょっと好きじゃないかな…。

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    2009年10月17日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    初アメコミ。前提知識があればもっと面白いし、読み返しの方が楽しめる作品かも。
    正義感ないし倫理観がぶつかり合い、キャラクターの個性が光る。

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    2020年11月08日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    ネタバレ

    職業としてのヒーロー「ウォッチメン」が存在する世界。彼らは世の中の正義を守るために戦っていた。しかし、誰がその「ウォッチメン」を見張るのか。すでに落ち目になっている「ウォッチメン」。次々と仲間たちが殺されていく。いったいなにが起こっているのか。
    アメリカのTVシリーズ「ザ・ボーイズ」や、日本のアニメ「TIGER & BUNNYタイガー・アンド・バニー」にも通ずる設定。このように、他の作品に流用されるだけあって、斬新な設定はかなり面白い。それだけでなく、ストーリーとしてもよくできている。

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    2020年04月23日
  • V フォー・ヴェンデッタ

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    【ノート】
    映画はかなり忠実に再現されていたんだなと変な感心。これを大友克洋辺りが描いたら、と思っちゃうのはダメなのか?

    wired・近代と社会・3位

    (wired)
    80年代イギリスが生んだグラフィック・ノベルの名作。管理社会への復讐と、同志との連帯がいかに可能かを深く探求した現代「革命」ノベルの最高峰。

    ◆ユーザーからのコメント
    映画版を観ただけ。映画版は好き/映画で観たけど、面白かった!ので投票

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    2018年10月28日
  • インフィニティ III

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    ネタバレ

    『アベンジャーズ・ワールド』から連なる大型クロスオーバーの完結編。
    前巻、前々巻のころからこの大風呂敷を畳み切れるのか、という不安を抱いていた、という感想を書いてきたが、大きな思い違いだった。そもそもすべてを畳み切るつもりなどなく、当初よりこの『インフィニティ』終結後にも残す気でいた複雑な設定がいくつもあったのだ。

    あくまでサノスの関わる部分が「インフィニティ」。ゆえに、同時多発的に起こった事件に一区切りつけられればそれで良く、かつその認識ならば流石に巧みに収拾をつけていると思わされた。とくに、世界的危機に目を向けるものもいれば、共同体の危機を何とかしようとする者もいて、後者にあたる人物たち

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    2017年09月18日
  • インフィニティ I

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    近刊シリーズすべてが絡み合うクロスオーバー巨編の序章。どのシリーズも難解で観念的だった3つが絡み合って謎が解き明かされていく…かと思いきや謎が増える!そのカオスっぷりは収拾が付くのか心配になるほど。
    「インフィニティ」を銘打ってはいるがその表題作は巻末に1話が収録されているのみで、実のところその準備のための「ニューアベンジャーズ」やら「アベンジャーズ」やらの続きが載っているだけなのも合わせて実に読みにくい一冊だった。
    とはいえ、(表紙に乗っているからネタバレにはならんだろう)サノス軍勢の参戦はすなおにテンションのあがる一幕なので、始まったばかりのインフィニティが次巻でどうなるのか楽しみは尽きな

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    2017年07月09日
  • ワールド・オブ・スパイダーバース

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    スパイダーバースの舞台裏的作品。スパイダーウーマンが主人公のエピソード多し。旧アニメとアルスパが共演するエピソードが面白い。

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    2016年08月19日
  • アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド

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    MARVEL NOWにおける多くのアベンジャーズ関連誌中、シンプルに「アベンジャーズ」という名をあたえられた中核的な一冊が初邦訳。
    表紙のように今回のアベンジャーズは映画のヒットに合わせて寄せたメンバー(表紙にはいないけどソーもいます)を収集したのかと思いきや、そんなスケールで話が進まないことこそが本書の筋になり、大勢のアベンジャーズメンバーが登場する。いきなり生態系をいじる超越的な存在から話が始まる点は驚くと同時にエンターテイメント性も十分。
    しかし、序盤の戦闘が終わって以降は大勢いるメンバーが招集されるまでの過去や、招集されてからの関係性などの各メンバーを深める展開が続く。その上、その個々

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    2016年08月13日
  • エイジ・オブ・ウルトロン Vol.1

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    アメコミはエピソード単位で楽しめるものとしても、登場するヴィランなんかがヒーロー達と既に既知であったりするとどうしても「未読のエピソード」の存在を意識しちゃって途中から読んでしまった感が残ってしまうんですよなぁ。あと、ヒーロー達はそのヴィランの恐ろしさを知ってるけど読者は知らない。そこらへんの齟齬も、特に冒頭において障害となる。

    とは言いつつも、ある程度ノッてくると話も面白くなってくる。本巻では主に事件の発端ではありますが、過去と未来両軸で展開されるウルトロン討伐戦、楽しみであります。

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    2015年06月17日
  • アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!

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    アベンジャーズ#1、#4はチームの歴史を語るうえで絶対に外せないエピソード。資料的価値として。それ以外の2篇は予備知識がないとちょっとキツいかな??映画で興味を持って、読んでみようかなという人に薦めるにはちょっと抵抗アリ。そこまで面白い話だとも思えないし…

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    2012年08月29日
  • デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム

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    ネタバレ

    キャップの死はそこそこに("FALLEN SON"も平行して読むべき?)キャップ亡き後の不甲斐ない連中。だがその結果として驚愕のラストに。

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    2011年11月01日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    ロールシャッハなど、一部のキャラクターの描き方が秀逸。
    自分が日本人であるせいか、アメコミヒーローである必然性があまり感じられない。
    良くも悪くもハリウッドにありそうな脚本。期待しすぎか。
    Vフォーヴェンデッタよりは好き。

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    2010年07月18日
  • V フォー・ヴェンデッタ

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    まず、高い!(お値段が・・・)
    でも、前編カラーだし、外国モノだし、しょうがないのか

    映画のが好きかな~
    やっぱりエージェント・スミスがいい味出してますから(笑)
    でも、ロード・オブ・ザ・リングは別としても、「マトリックス」ではサングラスをかけ続け、「V フォー・ヴェンデッタ」では仮面をかぶり続けるという・・・
    ヒューゴ・ウィービング!顔良く知らね~ぞ


    このコミックス1982年なんだよね書かれたの
    なんだかそこにちょっと衝撃を受けた

    映画の『Vフォーヴェンデッタ』の原作であり、『マトリックス』にも影響を与え・・・って書いてあったけど、ウォシャウスキー兄弟 影響受けすぎぢ

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    2010年05月17日
  • バットマン:キリングジョーク 完全版

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    アラン・ムーア原作であるが分かりやすく、エンターテインメントに徹している。イメージが連鎖するトリックなどもやり過ぎない感じ。ビジュアルはかなり良い。物語をドライブさせる原動力はジョーカーの過去となるのだろうが、人間味が出過ぎることでジョーカーというキャラの魅力が減少しているのが残念。ただ、第二時世界大戦の継起となったのが電柱の数で揉めたから、レーダーに映ったカモメによって核ミサイルが発射されそうになったとか、現実世界はジョークに満ちているという物語中の小ネタは個人的には好き。

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    2010年04月10日