秋友克也のレビュー一覧

  • アイアンマン:エクストリミス

    Posted by ブクログ

    まさにチートなエクストリミスの力を得るトニーだが、彼の心はまるで乾いている。内容は事件の派生から顛末まで政治がらみの難しい話。写実的なアートも無駄がなく実に堅実な作りで遊びが一切ない。

    0
    2013年04月11日
  • デアデビルボーンアゲイン

    Posted by ブクログ

    重い話でした。

    最初っから、主人公、追い詰められて、かなり精神的にいっちゃっています。
    デアデビル自体が、元々そういうトーンなのかなぁ。

    そして、一応はハッピーエンドみたいになっていますが、この終わり方って、まだ、キングピンに弱点を押さえられたままな感じがするんですが。

    0
    2012年10月02日
  • アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!

    Posted by ブクログ

    古さは否めないが、人気作家の筆の乗ったクロスオーバーを堪能。発行当時の読者のワクワクいかばかりか。表題作も大盤振る舞いで楽しい。

    0
    2012年09月09日
  • キングダム・カム 愛蔵版

    Posted by ブクログ

    絵がまず本当に美しいです。そしてこのコミックで唯一人間なバットマンのおじさまが渋くて渋くてたまりません!この作品でもバットマンとスーパーマンは絶妙に悪友風味で、別作品のスーパーマンvsバットマンなお話を読んでるとなんだか不思議な安堵感があって面白かったです。ただ既にアメコミのキャラを大体知ってる前提で話が進むので、手に取る方は事前に少し勉強が必要かもしれません。

    0
    2012年07月01日
  • キングダム・カム 愛蔵版

    Posted by ブクログ

    久しぶりに買ったアメコミ作品!

    本の帯に書いてある「ただ傑作」というのには納得がいく作品だったと思う。

    ただ、自分の知識が少ないせいかいまいち分からないこともあったから、知識を蓄えた後でもう一度読んでみたいともう。

    DCコミックのおなじみのスーパーヒーローから(どうやら)マニアックなキャラクター、オリジナルのキャラクターがたくさん出ていて途中頭が混乱してしまうのが悩みであり、それがまた面白い

    0
    2011年09月04日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組でオススメしているのを聞いて読んでみた。アメコミはスーパーヒーローが活躍する単純な話ばかりと思い込んでいたが覆された。それぞれのキャラクターの人物描写に手間をかけているので読むのに時間がかかるが結末に繋がっているので最後まで根気よく読み続けていれば損はしないだろう。

    0
    2011年04月27日
  • キングダム・カム 愛蔵版

    Posted by ブクログ

    人生初アメコミ
    ジュンク堂で一目惚れしたので購入
    いやー 面白い
    絵が凄い上手い 全てのコマが1枚絵として成り立つレベル
    その後びっくりしたのが、この漫画、1996年に刊行してたということ
    日本の漫画とは方向性が違うので何とも言えないのですが、96年当時この漫画に出会っていたら自分はまた違う道を歩んでいたんじゃないかな・・・
    というぐらい衝撃を受けましたね

    問題は、話の内容がアメコミに精通した人じゃないと楽しめないことです
    キャラが非常に多いので、そこはもう自分で調べてもらうしかないですね
    巻末に一応キャラの説明はありますが、簡単なものが多いので・・・

    0
    2011年02月18日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

    Posted by ブクログ

    バットマン引退から10年。
    しかし、ゴッサムシティから犯罪が無くなったわけではなく。

    カーレースや酒で焦燥感を誤魔化す老いたブルース・ウェイン。
    しかし、胸の中にはまだ戦士の魂は燃え続けており。

    そして、闇の騎士は帰還した。
    犯罪者に、犯罪と戦うことを禁じた政府に、そしてアメリカの「象徴」に
    その荒ぶる魂をぶつけるために。

    老バットマンの戦いを描く名作「ダークナイト・リターンズ」、
    そしてそのアナーキーな続編「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」を
    1冊に纏めた合本。
    バットマンの終末を描くことで現在のバットマン像を作り上げた
    「ダークナイト・リターンズ」だけでも読んで欲しい1冊。

    0
    2010年12月19日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    むずかしい!60年代のヒーローブームが終焉を迎え、アメリカからヒーローの存在が失われつつある頃、ベトナム戦争にも参加した政府公認のヒーロー「コメディアン」が殺された。しめやかに行われる葬式、露見する新事実、次々と消えるヒーローたち、その真相にひとり立ち向かう精神異常者のヒーロー「ロールシャッハ」。事件はアメリカ全土、そして冷戦世界全体を巻き込むスケールに、静かに拡大していた。舞台はヒーローコミックが存在するアメリカ。コミックの中のヒーローに憧れて、実際にマスクをかぶってヒーローを行う、ただ運動神経がいいだけの男たちが物語の主役。作品内のヒーローの引退後の暴露本「Under the Hood」、

    0
    2012年01月09日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

    Posted by ブクログ

    ウォッチメンに続いて読みましたがこちらも素晴らしい。

    どちらの作品も、個人では対処しきれない力学の存在が根底にあるように思います。社会にしろ国家にしろ、いかにヒーローといえども個人の力で世の中を変えられるようなのんきな状況ではなくなってしまった。その中でいまだにヒーローを続けるということは滑稽なことで、風車に挑むドン・キホーテみたいな存在でしかない。

    それでも戦い続けずにはいられないヒーローの姿からは考えさせられます。

    0
    2010年07月08日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    アメコミに対する偏見がすっかり落ちました。これだけの密度と深さをもった作品は、日本のコミックにもそう多くはないでしょう。クールジャパン、日本の漫画は一番とか言っている場合じゃない。

    海外だってそれぞれの文化に応じて成長しているんですね。それがいままで日本に入って来なかった、あるいは、一部でとどまっていただけのこと。これだって20年前の作品なわけだから、その後もきっと素晴らしい作品がたくさん出ているんだろう。

    0
    2010年07月09日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    -全部お前に任すからな-

    SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞したグラフィック・ノベルの最高傑作!ということで3,570円出して買っちゃいました。その価値有。タイプの違うヒーローたちの物語。名言多し。画像の隅の文字、合間に挟まれる劇中劇的な読み物、全てに意味がある。最終的に、ヒーローとは程遠い「凡人」たちが愛おしく感じられてくる。引用は、[ヒーロー]にでなく[一般人]に向けられた一言。

    0
    2010年01月22日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

    Posted by ブクログ

    勢いで購入。年をとったバットマンの哀愁漂う感じがなんとも堪りません。後半からのデジタル処理になった絵柄はちょっと好きじゃないかな…。

    0
    2009年10月17日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    初アメコミ。前提知識があればもっと面白いし、読み返しの方が楽しめる作品かも。
    正義感ないし倫理観がぶつかり合い、キャラクターの個性が光る。

    0
    2020年11月08日
  • WATCHMEN ウォッチメン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    職業としてのヒーロー「ウォッチメン」が存在する世界。彼らは世の中の正義を守るために戦っていた。しかし、誰がその「ウォッチメン」を見張るのか。すでに落ち目になっている「ウォッチメン」。次々と仲間たちが殺されていく。いったいなにが起こっているのか。
    アメリカのTVシリーズ「ザ・ボーイズ」や、日本のアニメ「TIGER & BUNNYタイガー・アンド・バニー」にも通ずる設定。このように、他の作品に流用されるだけあって、斬新な設定はかなり面白い。それだけでなく、ストーリーとしてもよくできている。

    0
    2020年04月23日
  • パニッシャーMAX:ビギニング

    Posted by ブクログ

    映画「パニッシャー:ウォーゾーン」の土台となった作品。描写はグロ目だが、そこまでリアルではないのでサクサクと読める。当たり前だが、パニッシャーは何者なのかについて前提知識がないと訳がわからない。犯罪者を容赦なく殺すと言っても、シュワちゃんやスタローンも容赦なく殺してたしなぁと思ってしまう。パニュシャーが持つエッジさはあくまでマーベル内に留まるものなのだ。

    0
    2020年01月05日
  • V フォー・ヴェンデッタ

    Posted by ブクログ

    【ノート】
    映画はかなり忠実に再現されていたんだなと変な感心。これを大友克洋辺りが描いたら、と思っちゃうのはダメなのか?

    wired・近代と社会・3位

    (wired)
    80年代イギリスが生んだグラフィック・ノベルの名作。管理社会への復讐と、同志との連帯がいかに可能かを深く探求した現代「革命」ノベルの最高峰。

    ◆ユーザーからのコメント
    映画版を観ただけ。映画版は好き/映画で観たけど、面白かった!ので投票

    0
    2018年10月28日
  • Ms.マーベル:もうフツーじゃないの

    Posted by ブクログ

    日常生活と地続きのマーベルらしいアプローチが楽しいけど、今の所あくまでさわりの話なので続刊が待たれる。ヒーローコミックらしからぬ画も新鮮。主人公はプレ連載時くらいの美人度で良かない?とは「普通」のヒーローに無粋か。

    0
    2017年10月07日
  • インフィニティ III

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『アベンジャーズ・ワールド』から連なる大型クロスオーバーの完結編。
    前巻、前々巻のころからこの大風呂敷を畳み切れるのか、という不安を抱いていた、という感想を書いてきたが、大きな思い違いだった。そもそもすべてを畳み切るつもりなどなく、当初よりこの『インフィニティ』終結後にも残す気でいた複雑な設定がいくつもあったのだ。

    あくまでサノスの関わる部分が「インフィニティ」。ゆえに、同時多発的に起こった事件に一区切りつけられればそれで良く、かつその認識ならば流石に巧みに収拾をつけていると思わされた。とくに、世界的危機に目を向けるものもいれば、共同体の危機を何とかしようとする者もいて、後者にあたる人物たち

    0
    2017年09月18日
  • インフィニティ I

    Posted by ブクログ

    近刊シリーズすべてが絡み合うクロスオーバー巨編の序章。どのシリーズも難解で観念的だった3つが絡み合って謎が解き明かされていく…かと思いきや謎が増える!そのカオスっぷりは収拾が付くのか心配になるほど。
    「インフィニティ」を銘打ってはいるがその表題作は巻末に1話が収録されているのみで、実のところその準備のための「ニューアベンジャーズ」やら「アベンジャーズ」やらの続きが載っているだけなのも合わせて実に読みにくい一冊だった。
    とはいえ、(表紙に乗っているからネタバレにはならんだろう)サノス軍勢の参戦はすなおにテンションのあがる一幕なので、始まったばかりのインフィニティが次巻でどうなるのか楽しみは尽きな

    0
    2017年07月09日