小山宙哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コミック宇宙兄弟1~17巻までのガイド本です。
個人的には小山先生のインタビューが非常に良かったです。キャラクターの誕生秘話やあのエピソードの元ネタなどがうかがえてファン必読だと思います。
ほかには単行本未刊行の第15回MANGA OPEN 大賞を受賞した『劇団JET'S』が収録されています。
キャラクター紹介はファンもどこに出てきたのかと立ち止まってしまうようなキャラクターまで細かく紹介されています。さらに作中に出てくるアニメやおもちゃなどの細かい設定についての記述もちりばめられています。
また宇宙Q&A、JAXAやNASAの徹底取材による特集、実在の宇宙飛行士たちの名言 -
Posted by ブクログ
ブームに乗って読んでみた・・・というか、偶然目にしたTVアニメが面白かったので。
ハロルド作石の「BECK」読んだ時にも思った、気持ちの良い作品だと思う。夢に向かってひたむきに走る人々。
主人公のムッタがもう良い大人なんで、その屈折具合や周囲や自分の弱い部分と折り合いをつけていこうとする姿が、非常に同調しやすいというか、感情移入しやすい。
まあ、ムッタは天然の「人たらし」だとは思うのですが。
「宇宙」が、個人にとっては未だ遠い世界でも、人類にとってはもはや遠くはない世界なのだと、思いながら読んだマンガです。
まあ、一つの理想な兄弟の形・・・兄弟姉妹っていいな、と少し思った。 -
Posted by ブクログ
もう今後、漫画の事を絶対「漫画なんて…」とは言いたくない。
(今までも、言ってないけど♪)
私はこの漫画を読んで初めて
本当の宇宙飛行士の『覚悟』を知ったような気がする。
常に身にぴったりと張り付いている<死>
それは人生をいつでも潔く、終わらせなくてはいけない覚悟。
自分の死によって、哀しむ人を置き去りにしなくてはならない覚悟。
私は、死にたくない。
人が生きてはいけない場所にわざわざ出向いて、
その為に死ぬなんて事は絶対にしたくない。
でも、宇宙飛行士達は
<死>を超えた何か(使命感)の様なものを強く抱いている。
人が生きる意味…
死にたくはない人間が、この為なら命も惜しくないと -
Posted by ブクログ
登場人物の数だけ夢がありドラマがある。11巻も感動して泣けて面白いです!そしてアマンティの占いは何だろう?とモヤモヤして、日本人のホコリにクスッとしました。
濃くてクセのあるキャラほど優秀だということはよくあることだと思います。いい人とめぐりあえて、ますます面白くなってきました。
宇宙って漠然としていたのですが、科学、医療、技術など多くの分野が関わっているんですね。逆にいうとどんな分野でも宇宙に通じるのではないでしょうか?食べ物を例にとるなら、宇宙食の開発だったり、宇宙で育つ作物とか宇宙で料理をするために…とかそれこそ無限の可能性を秘めていて何でもアリなので描く題材に困らないですねー。