小山宙哉のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
タイトル回収
記念すべき第40巻でついにタイトルである宇宙兄弟という言葉をムッタが発言。
その際もわざわざ英語表記で"space brothers"と行っているところがたまりません。
長年、2人のすれ違いやお互いに人生の中での試練があり、それを乗り越えて月で再開する、この作品の集大成とも言える1場面には感動しました!
これから地球に帰るためにまたいろんな困難があるとは思いますが、様々な試練を乗り越えてきた2人と2人を支えてきた月、ISS、地球の仲間とともにその困難も乗り越えていけるのだろうと思えます。
次は2人揃って地球に帰還するシーンが待ち遠しいです。 -
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Posted by ブクログ
つくば市にある宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センターで見かけたのがきっかけ。
タイトルに兄弟が入ってるだけあって、兄弟愛が描かれているのが良かった。そして、読み終わるとジャケットの兄弟の服装の違いの意味を知る。
主人公の言動が少し風変わりで面白い。生き方の不器用さが全面にでてて共感する場面も多かった。
節々にある独特の観点も面白い。椅子のネジの緩みしかり、シャロンおばさんの楽器しかり。
前提というか、物語のスタートからある程度設定が固められた内容なのも、展開の主軸がしっかりしてる点も良かった。特に違和感なく物語に注力できる。
大きな見所はなく、特に大きな動きも見せていないが、不器用な