エリザベス・キューブラー・ロスのレビュー一覧
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この本を読めば
人生をつきつめて考えたときに
本当に大切なもの
優先すべきもの
自分の人生を生きるということ
のヒントが得られるかもしれない。
何もかも完璧にはできないけど
自分の人生を生きられたなら
それでなによりかもしれない。
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Posted by ブクログ
看護師の端くれであり、緩和ケアに携わった者としてエリザベス・キューブラー・ロスは読むべきだろうと思い手にした本。内容は終末期に関わらず、読んだ方がいい本でした。読みながら付箋をたくさん貼ったけど、おそらく読むたびに違う箇所に付箋を貼るのかもしれない。
まさに生きるためのレッスンが書かれており、時には痛いところを突かれる内容。明け渡すという発想、考え方にハッとさせられた。諦めるのではなく、明け渡す。コントロールできないものを諦めるのではなくて、明け渡す。読んでいても難しいと思うのだから、実際に明け渡すことは大変だし、そんなに簡単なことではないだろう。だからこそ、明け渡しのレッスンの前は忍耐のレッ -
Posted by ブクログ
前厄の年なのですが、思いもよらぬ病気になったり、新年からロタウイルス、コロナウイルスと体調を崩してばかりの最近。ついてないな〜と思って読むとあら不思議、私ってめっちゃ幸せやがな、の気持ちがぽっとでてきました。そんな本。
この本を読み始めたきっかけは、推しがこの本を読み返しているという情報をいただいたから。推しサマサマでございます。
死の間際や闘病中は辛いことの方が多いけれど、それが不幸かと問われるとどうもそうではない気がする。苦しくても看病してくれる人がいる幸せを感じることもできる。
どんな状況下でも、人は幸せを感じることができるし、もしどうしても感じれないなら、明け渡したり、自分のおそれ -
Posted by ブクログ
読み初めは退屈でしたが、2章3章と読み進めていくにつれ面白くなってきました。
最初のうちに合わないと思っても断念せずに最後まで読んでみることをおすすめしたいです。
大きなショックを受けた時の感情の移り変わり、そして抑圧された気持ちを認め・解放することがどれほど大切か、さまざまな患者さんたちの話や病院スタッフとのやり取りから浮かび上がってきます。
人に優しくすること誰かの役に立つ事は生易しいものじゃないのだと思わされます。
何かしてもらわなくてもいい、分かってもらいたい、それだけで救われる…という心境は、死が迫る人だけじゃなく生きている人全てに言える事なのでしょう。
どんな生涯であれ自分の内 -
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Posted by ブクログ
『死の五段階説』を提唱したエリザベス・キューブラー・ロスのベストセラー書籍。2001年新訳バージョン。旧訳で「死の瞬間」という邦題が付けられたためそのまま旧タイトルが採用されているが、本来は「死の過程」を意味したものを著述している。200人以上の末期患者とのインタビューを経て、患者自身の死に対する受け止め方や、医療従事者や身内の反応などが報告されている。この書に関しては、キューブラー・ロスの死生観というより、死に瀕した人々が残してくれたメッセージと受け止めたほうがいいだろう。個人的には、穏やかな死の準備は、患者を取り巻く周囲の反応も大きな影響を及ぼすということが、非常に勉強になった。生きている
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Posted by ブクログ
死に直面した人達のインタビューがたくさん載っていて
死ぬ前の不安や気がかりについて色々聞くことが出来る
無意識下では自分は不死身であるという言葉にハッとさせられた
確かに普段からあと1年で死ぬかもしれないとかそういうことを考えてはいないが、可能性としてはいつでも、なんなら明日にでも死ぬ可能性はある
死というのは命が消える瞬間ではなくその過程であるらしい
そして命が消える瞬間は穏やかな身体機能の停止でしかないとのこと
本書を通して死への恐怖が薄れた
死が迫っている人に対してその話を避けるべきではなく、死にゆく人も残される人も死を受けいれた方がお互いに良い結果になるようだ
もし自分も死が迫っ -
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Posted by ブクログ
喪失のレッスン、幸福のレッスンにジーンと来た。
・喪失に関して確実に言えるのは、時間が全てを癒すということだけ。
そのとおりだ、自分は今、喪失の真っ只中にいて、時間が癒してくれるのを期待している。
・人は必ず癒える。必ず全体性に戻っていく。喪失を嘆いている相手が本当は自分のものではなかったことに気づく。自分が思っていたような意味での自分のものではないことに。それに気づいた時、失っていたと思っていたものが、それまでとは違った意味で、いつまでも自分のものであることを理解する。
難しくて理解できないが、いつかこのように気づきを得られるのだろうか。
・幸福とはある出来事に対する反応ではない。実際の幸 -
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