エリザベス・キューブラー・ロスのレビュー一覧

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    どのレッスンが刺さるかはあなた次第。
    人生に関わるテーマを◯◯のレッスンという形で、事例と共に紹介をしてくれる本。

    私は愛のレッスンがやたらと刺さり何度も読み返してしまった。
    愛を与えることができていないという自覚のためか、はたまた愛を欲しているのか、愛に気づいていないためか分からないがとにかく何度も立ち戻った。

    あなたにもきっと必要なレッスンが隠されているはず。
    人生を豊かに生きるためにご一読してみてはいかがだろうか?

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    2025年10月20日
  • ライフ・レッスン

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    ネタバレ

    石原慎太郎さんの死という最後の未来という本に、キューブラーロスの本が出てきたので、読んでみました。

    恋人ができたら、幸せになれると思っているが、恋人が居なくても今自分が持ってる物だけで幸せを感じる人になる。恋人が手に入ったところで幸せにはなれない。
    他人がどうこうでは無く、自分の中での問題を処理する。
    手放す。

    自然にあがなわない、物事に執着しない。宇宙に身を手放す、任せる。放棄するのでは無い。自分で選択してする。

    怒り憎しみは相手を許せないのでは無く、自分で自分の幸せ時間を奪ってると考える。

    足るを知る。
    断捨離の本より、片付けが進む本でした。
    人生で1番重要なものは愛。
    選択は、愛

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    2025年05月10日
  • ライフ・レッスン

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    2025/09/26
    p.170
     あるていど自責の念をもつことは必要である。それがなければ、社会は秩序を失ってしまうだろう。ただ、罪悪感には「そこまで」という赤信号がないことが問題なだ。わたしたちは、走っている車は自分の車だけだとおもいこんで、罪悪感という道をどんどん突っ走ってしまうのだ。

    2025/03/17
    第一章 「ほんものの自己」のレッスン での、冒頭のエピソードの凄まじさに驚きました。
    その後の一節にビビッときました。
    「わたしたちはみなこころの憶測に、自分がそうなるはずだった何者かが住んでいることを知っている。そして、自分がそのような人間になるだろうということを、感じとることが

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    2025年03月17日
  • 死ぬ瞬間 死とその過程について

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    「死ぬ」ということを語ることによって、どこかで苦しみが理解される実感、孤独が和らぐ瞬間があるのだろうか。それは、「死ぬ」ことをタブーとしてきた私達にとって、驚くべきことだろう。もちろん人によって感じ方は様々だろうが、タブーを超えること、またはタブーを受容することによって、生身の私が浮き上がり、機械的ではない対話へ繋がっていくのかもしれない。「言葉をこえる沈黙」は、言葉を交わした後にしかこないのかもしれない。しかし、死の過程の諸段階は、どのような形であれ必ず私に訪れるものだ。それを忘れてはいけない。

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    2024年06月26日
  • 死ぬ瞬間 死とその過程について

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    がん宣告されないことも多かった、宣告することが残酷とされていた時代の中、患者はそれでもある程度死期を悟っていたよう。直接的に触れてはいけないものとして扱われており、死に対する医師の考えも今とは全然違うみたいだ。死を目前にした人々にインタビューを行い、死に向かう過程を提唱したキューブラー・ロスのインタビュー記録や、考察を読める。内容の濃い一冊。

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    2024年06月04日
  • ライフ・レッスン

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    『あなたに明日は来ません。今日目を瞑って寝たら、もう生きていません。


    あなたは何を後悔しますか?



    誰かい言った一言がずっと心残りだったり、いつかやろうと思っていた事が一つぐらいあると思います。
    それがあなたの後悔です。


    大丈夫、あなたはまだ生きてる。
    人生最後のその時に、楽しかった思い出を考えて迎えられるように、今行動しましょう。』


    そう教えてくれた本でした。

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    2024年02月16日
  • ライフ・レッスン

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    勧められなかったら絶対に読まなかったであろうジャンル。どの章も深すぎる。
    今の私にすごく突き刺さる章があり泣けてくる。
    考えを改めさせられたなぁ。

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    2023年06月18日
  • ライフ・レッスン

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    ネタバレ

    ■自分を「明け渡す」って?■

    医師であり、死に関する研究の第一人者であるロスさんの長年の臨床と研究、そして人生の集大成とも言えるのではないか。叡智と慈愛に溢れた内容だ。

    他者を変えることはできない、自分を変えるしかない。人を裁いてはならない。コントロールできないことをコントロールしようとしてはならない…そういった理屈は頭ではわかっているつもりだ。

    しかし実践となるとどうだろう?僕の感情は賢明な反応を示してくれるだろうか、思考を理屈どおりに動かせるだろうか…そんなに簡単に実践に移せるなら聖人だ。この世の人生は必要じゃないかもしれない。

    著者は次のように述べる。人生において降りかかる苦悩や

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    2021年05月04日
  • 永遠の別れ―悲しみを癒す智恵の書

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    愛する人を無くしてあまりにも大きい喪失感に打ちのめされている人に、「暗い海に希望となぐさめの光を投じる灯台のあかりになる」(読者へのおぼえがきより引用)本です。

    喪失で悲嘆の中にいるたくさんの方々に読んでいただきたいと思います。
    翻訳を担当された上野圭一さんもよかった。
    彼が選んだことばによって心が救われた部分がたくさんあったと思います。

    この本を送り出してくださった関係者の方々に感謝します。

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    2019年09月22日
  • ライフ・レッスン

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    何年か前に読んだときにも興味深かったが、わたしは頭で理解して、自分の知識をほんの少し増やしただけだった。

    それから、自分の人生でも大きな波をかぶり、藁にもすがる思いで再び手にとった。言葉の一つ一つが、わたしの傷ついたこころに染み込んでいった。

    それは、わたしを慰めるだけでなく、きびしく問うものでもあった。「お前は、人生で何を後回しにしてきたのか?」

    ようやく自分のこと、として読めるようになった。

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    2018年01月11日
  • ライフ・レッスン

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    学生のとき,『死ぬ瞬間』を読んで何か感じるものがあったことだけは覚えている.これはその著者の晩年による,人生とは何ものかを綴った集大成ともよべるものだろう.人生とは学ぶためにある.愛をだ.と簡単に書けるがその真理は奥深い.しかし単純であるらしい.エリザベス女史は,老いて脳卒中を患い,車椅子の生活をしいられた.その体験を踏んで後に編まれた本書では,彼女の学びにおいて未熟な姿を自ら告白する態度に,だれもが同じ人間なのだなあと感じさせるものがある.語られる珠玉の言葉はエネルギーにあふれ,生きて死ぬことに力強いエールを贈ってくれる.

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    2014年06月20日
  • ライフ・レッスン

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    「死ぬ瞬間」など「死」についての研究で知られるキューブラー・ロス博士の「生」についての本。
    死を間近で見てきたからこそ、ここまで深く生きることを考えられるのでしょう。
    今まで何度も読んできてその度に発見がある本です。

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    2013年07月31日
  • ライフ・レッスン

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    幾多の死に向き合い、自身も幾度となく死の淵を覗いた終末期医療の先駆者が、人生の最後で遂に捉えた「生と死」の真の姿を通して学ぶ15のレッスン。死を知ることは生を知ること。ただ生存することと生きることとの違いを気づかせてくれる。リアルな生とは?死を宣告された人にこそわかる生の真の意味とは?自分を超えた何か大きな力の存在が確かにあることを想像したら何やら温かい癒しを感じる思いがする。日常という人工的な幻想にずぶずぶに浸かって忘れかけている大切なことに気づかせてくれる一冊。非常に良書。

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    2012年10月20日
  • 死後の真実

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    精神科医。末期患者を精神的に支える仕事をしている第一人者。
    長年臨死体験などの研究をされていて数千人もの人の死ぬ瞬間に立ち会い本書のなかで「死後のいのちは永遠である」と記しています。
    本の帯には”死ぬことをもう恐れることはない 愛とやすらぎを与える本”
    と書かれています。人生を考えさせられる興味深い一冊です。

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    2012年05月11日
  • 「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答

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    ネタバレ

     タイトルの通りの内容なのだが、著者の回答を読んでいると、死を目前にした患者に向き合うことは、自分の生に誠実であることなのか、と感じた。そしてそれは、相手が生きていることを尊重することでもあり、自分も同じように尊重されることである。
     「向き合う」という言葉の意味を考えるきっかっけになった。

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    2011年11月03日
  • 「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答

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    講演者の真価は、「質疑応答」での応答にあると私は思う。
    その意味では、本書は「死」という一番、共感が難しい人生の局面で寄り添うことの大切さを、質問を通して説いた希有な書である。

    自分も多くの講演を依頼されるが、毎回、新鮮な質問が寄せられることに、自分の問題意識を深めさせてもらっている。新たに産み出された応答が、また、次の講演に活かされていくのである。

    清掃係の女性のエピソードは、移動中の読書であったにもかかわらず、涙が止まらなくなってしまい、しばしページをめくる手を休めた。世の中には、深い悲しみを背負いながら、また、だからこそ、人に深い優しさを捧げることが出来る人がいる。

    自分も

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    2011年06月28日
  • ライフ・レッスン

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    この本を知ることが出来て本当に感謝しています。
    人生において何が大切で、何を学ぶべきか、その基礎を心へつきさすようにはっきりと示している本です。
     あいまいな部分がほとんど無く、心に残る部分がかなり多くありました。
    特に自己のレッスン、人間関係のレッスン、愛のレッスン、恐れのレッスンの章が心に残っています。
    個人的には道徳の教科書に載せてもいいような内容ではないかと思っています。 読めて本当に感謝しています。

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    2010年06月23日
  • ライフ・レッスン

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    一生の間に学ぶべきさまざまなレッスンがあり、とりわけ死に直面した人と共ににいる時それを実感するという。人生がわれわれに習得せよと要求するレッスンを「ほんものの自己」のレッスン、愛のレッスン、人間関係のレッスン、喪失のレッスンなど15にまとめている。

    たとえば喪失のレッスン。死という絶対的な限界状況に直面してはじめて人は、余分なものを削りとって≪いのち≫として輝き出す。自己の内部に失われることのないなにものかを見出す。死を前に徹底的な喪失を味わい、すべてに「さようなら」をいうことで、それでもあせることのない何かをつかむ。人生に避けがたい喪失の体験によって我々は、かけがえのない学びを得る。

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    2010年04月17日
  • 「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答

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    死を告知された患者と、その介護にあたる家族や医師、看護師の心構えを、簡潔な質疑応答のかたちでまとめた書。

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    2009年10月04日
  • ライフ・レッスン

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    終末期医療の先駆者が静かに語る、人生の十五のレッスン。死について研究してきた博士が、生きる意味について、わかりやすく平易な言葉で語られています。

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    2009年10月04日