セルバンテスのレビュー一覧

  • ドン・キホーテ 後篇一

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    遍歴の騎士を「演じている」ドン・キホーテがこのセリフを言うところに面白みがある、気がする。
    あと2冊か。

    191
    舞台の上と同じことが、この世の実生活においても起こっているのじゃ。現実の世界でも、ある者は皇帝を演じ、またある者は教皇になっている。要するに、舞台に登場させることのできるあらゆる役柄、あらゆる人物が、この世で演じられているのよ。

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    2022年10月26日
  • ドン・キホーテ 前篇三

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    前篇の最終巻ということで、どう終わるのか期待しながら読んだ。ドン・キホーテもサンチョもどんどん知的になっていく。
    オルテガに共通する貴族性に関する記述もあって楽しめた。

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    さらに言えば、真の貴族性というのは美徳のなかに在るものですからー

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    2022年10月26日
  • ドン・キホーテ 前篇一

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    スルスル読んだ。娯楽として良い。笑っちゃう。しかしアーサー王を先に読破するべきか?マザーグースや聖書、シェイクスピアなんかと同じように、騎士道物語や千夜一夜とか、根本に知ってて然るべきものがあるんだな。

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    2022年10月16日
  • ドン・キホーテ 前篇二

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    理性と狂気。先が気になる。

    120
    どうか、せめてわしが素っ裸になってやる一ダースか二ダースの狂態だけは見ていってもらいたい、ものの半時間ほどでやってしまうゆえ。

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    2022年10月09日
  • ドン・キホーテ 前篇一

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    正直あと5冊あると思うと長いが、普通に面白い。
    たまに正気に戻りかけてるから今後どう展開するか気になる。

    267
    それゆえ、こうしたもろもろの苦難がすべて騎士の武者修行にはつきものであるということを、想像・・・・・・いや、どうしてまた想像などと言ってしまったのであろう、そう確信しているのに・・・・・・、

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    2022年10月02日
  • ドン・キホーテ 前篇二

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    前篇1からさらに面白いエピソード満載でした。
    カルデニオやドロテーアなど新たな登場人物が、複雑で意外な相関関係で次の巻でどうまとまってくるのか楽しみです。
    作中作も面白かった。

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    2022年08月20日
  • ドン・キホーテ

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    好きなアーティストのドンキホーテをモチーフにした楽曲を聴いたのををきっかけに、「そういえば読んだことないな」と思って読んでみました。
    久々に海外の物語小説を読んだのですが、なんか不思議な感覚にさせられる話でした。自分の見てる世界や、周りの見てる世界がどう違うのか、何が正しくて何が正義なのか、正しいことは正義とイコールなのか、色んなことを考えさせられました。
    後書きを読んで、実際はもっと長編だということを知って仰天しました。いつか余裕があったら読んでみたいです。

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    2022年07月10日
  • ドン・キホーテ 後篇二

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    ドンキホーテの狂気を楽しむために周囲の人が彼の話に乗ってあげるのが定番のパターンですが、なんと今回は前編を読んでファンになったとおる公爵夫妻が、費用をかけて彼の冒険をお膳立てするという展開に。面白くないはずがありません。

    特にサンチョがついに領主になるくだりが最高です。サンチョがいつの間にか諺キャラになって知性がアップしていましたが、その彼が村民の相談を受けるシーンは特に好きです。

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    2022年07月05日
  • ドン・キホーテ 後篇一

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    後編に入っても安定した面白さです。ドン・キホーテの理路整然とした語り口から、騎士道物語に話が進むといっきに狂気に陥る様に、読者の自分も登場人物たちも、驚く同時に興味を引かれます。

    前編の内容が作中で本として出版されているという設定にも驚きました。メタ視点の見事さもここまできたかと。それと今回からサンチョの知能指数が急上昇しているのがまたおかしいですね。

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    2022年06月19日
  • ドン・キホーテ 前篇三

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    冒険の本筋よりも作中作や登場人物が語るエピソードが多めですが、それらが抜群に面白いです。特に恋愛が絡む話は、やはり時代を超えた普遍性がある気がします。

    出会った人々がドンキホーテの様子を見て驚く→人柄を説明されて納得→茶化して楽しむ、という流れが定番化されていくのが可笑しいです。

    相変わらずのサンチョですが、やけに的確で現実的な指摘を主人にしたかと思うと、やはり根本のところでは妄想に憑かれていて、なんとも憎めないウザ可愛さがあります。

    後編も非常に楽しみです。

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    2022年06月01日
  • ドン・キホーテ 前篇二

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    ドンキホーテの周囲の人たちが、彼の異常さを理解した上でそれに乗っかって話をするくだりや、相変わらずのサンチョとの漫才が面白くて、声を出して笑ってしまいました。
    新たな登場人物たちの恋愛話と、劇中で読まれる小説「愚かな物好きの話」が本当に面白い。展開がうますぎます。

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    2022年05月02日
  • ドン・キホーテ 前篇一

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    前書きからして、当時の文学作品を皮肉ったメタ構造になっていてすごいです。
    どんなに酷い目にあってもあれやこれやと言い訳して騎士である妄想を崩さないドンキホーテが可愛く見えてきてしまいました。半分ボケ、半分ツッコミみたいな従士サンチョとの掛け合いはまるでコントのようで、笑えます。
    個人的には司祭が本を仕分けるシーンが好きです。お前も騎士道物語好きすぎじゃん、人のこと言えないじゃん、と思わずツッコみたくなります。そして、ひいてはそれを書いてるセルバンテス自身も同じだという構図が面白いです。

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    2022年04月25日
  • ドン・キホーテ 前篇三

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    旅の途上でいろんな人とのつながりができていく様はRPGのようですが、全然ファンタジーではなくだいたい主人公が突っ込んでいって叩きのめされます。
    ドン・キホーテの無謀な行動や言動がとても可笑しいんだけど、本人は大真面目で真っ直ぐだからなんか尊敬の念も湧いてきたりもする。
    登場人物がなんだかんだみんないい人でどこか可愛げがあっていいですね。

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    2021年10月21日
  • ドン・キホーテ 前篇一

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    少年の様な妄想を現実世界に押し広げる、現代の厨二病に似ているように感じた。物語として歴史がある作品で非常に続きが気になる

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    2021年07月23日
  • ドン・キホーテ(まんがで読破)

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    ネタバレ

    映画なんかで「まるで風車に挑むドン・キホーテだな」なんてセリフが出てきたりする有名な物語。
    だけど名前は知っているが内容を知らなかった。

    内容は、イメージしていたのと大きく違いました。
    歳をとったドン・キホーテが、自分の人生で何事も成し遂げていないのに歳を取っていく虚しさから、物語の中に逃げ込めば虚しさを忘れられるのではないかと冒険の旅に出るという内容。

    いまだに読まれているだけあり、多くの人がきっと共感する内容なのでしょう。

    現代でも、例えば人生が虚しくてゲームにはまって全国ランク上位になってしまう、というドン・キホーテのような人がいることでしょう。

    「風車に無謀に挑む物語」ではなく「人生の虚しさから物語に逃げ込む物語」なんですね。

    そしてドン・キホーテは冒険の果てに、友や家族の大切さに気付くという何とも綺麗な終わりです。

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    2021年03月28日
  • ドン・キホーテ

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    全世界で聖書を除く歴代発行部数NO.1(5億部)
    岩波文庫版6冊もあって無理なので岩波少年文庫版で。
    真面目領主キハーダは騎士道物語読みすぎで
    50才すぎついに自分が騎士
    ドン・キホーテ・デ・ラ・ラマンチャとなり
    ちょっとお馬鹿なサンチョパンサ、ロバのロシナンテと想いを寄せる姫を求めて騎士道の旅に。
    風車を巨人と想い挑む場面は超有名。

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    2021年02月21日
  • ドン・キホーテ 前篇一

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    本の読み過ぎで、現実と虚構の区別がつかなくなったおじさんの冒険譚。
    有名な名著ですが、読んだことなったので今回読んでみました。
    400年前の小説ですが、結構笑えます。 騒動に巻き込まれた修道士が、「まるで背中に悪魔が憑りついてでもいるかのように、十字を切りながら」って言回しが好き。
    あと、12章あたりの山羊飼いの話になってそれまで喋りまくってた主人公があまりセリフがなくなって脇役化してたのがなぜか好きです。

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    2020年07月20日
  • ドン・キホーテ

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    本書は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテス(1547~1616年)が発表した『ドン・キホーテ』(前編1605年、後編1615年)を、およそ1/6ほどに短縮した抄訳である。物語は、騎士道物語の読み過ぎで、現実と物語の区別がつかなくなった郷士(アロンソ・キハーノ)が、自らを遍歴の騎士と任じ、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗り、痩せ馬のロシナンテに跨って、農夫のサンチョ・パンサを従者として引き連れて冒険の旅に出かけるもの。ドン・キホーテは、自分を取り巻くあらゆる事象を騎士道物語的な設定と認識し、次々とトラブルを引き起こすが、それ以外の点では至って理性的で思慮深い人物、また、サンチョ・パンサは、無学ながら、時に機知に富んだ言い回しを使って、奇行を繰り返す主人に現実的な忠告しつつも、それを聞き入れられずに災難に巻き込まれる人物として描かれている。
    2002年にノーベル研究所と愛書家団体が発表した、世界54ヶ国の著名な文学者100人の投票による「史上最高の文学百選」で1位を獲得するなど、今日に至るまで、文学界はじめ様々な分野に影響を与えてきた作品であるが、なぜ、17世紀初頭のスペインでこの物語が生まれたのか、セルバンテスはこの物語で何を表現したかったのかは、本書のあとがきに書かれていて、大変興味深い。
    スペインでは、15世紀末から16世紀前半にかけて、レコンキスタ(ヨーロッパ大陸からのイスラム勢力の駆逐)を完成させる一方、新大陸を発見し、そのほとんどを植民地にして、国家として隆盛を極めていった。16世紀半ばから17世紀前半までの約80年間はスペインが史上最も繁栄した黄金世紀と呼ばれ、その繁栄の様は「太陽の沈まない国」と形容された。しかし、細かく見ると、1588年のアルマダ海戦で、スペインの無敵艦隊がイングランドに敗れた頃から、その衰退の兆しは見え始めており、『ドン・キホーテ』はそうした時期に書かれているのだ。つまり、スペインが、カトリックによる世界制覇という、身の程をわきまえない願望にとらわれて、無茶な戦争を繰り返し、次第に身をすり減らして衰えていく姿と、その中で翻弄された自分の人生を、『ドン・キホーテ』という愛情の籠った風刺として描いたのである。
    また、全く同じ時期に、イングランドにはシェイクスピアがおり、1605年には4大悲劇のひとつ『リア王』が書かれている。
    (大人としては)そうした歴史的な背景も踏まえて読むと、この世界でもっとも有名な物語のひとつを、更に楽しみながら読めるように思う。
    (2020年5月了)

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    2020年05月30日
  • ドン・キホーテ 前篇三

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    第五十章の「人はその本性が寛容であろうとも、貧しくてはその美徳を、つまり雅量を他人に対して示すことができぬし、また、感謝の念も、ただ心の中で思っておるだけのものであれば、それは実践のない信仰と同じで死物に過ぎぬからでござる。」というドンキホーテのセリフが心に残りました。

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    2020年05月03日
  • ドン・キホーテ(まんがで読破)

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    ドン・キホーテ。全然話を知らなくて、勇敢な冒険家の物語なんだろなぁ。と思ってたら、ある意味合ってるけど、設定は全然違った。予想外でおもしろい。マンガとしてもコミカル要素がよくでてて楽しく読めた。

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    2020年01月05日