【感想・ネタバレ】ドン・キホーテ 前篇一のレビュー

あらすじ

騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が、古ぼけた甲冑に身を固め、やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る。決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで、行く先々で嘲笑の的となるが…。主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な、おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作。新訳。(全6冊)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『ドン・キホーテ』はシンプルに読み物として面白い本です。

その中でも最初の1冊目は特に面白い。

冒頭の序文はとっつきにくいが本文に入ってしまえばすこぶる読みやすいです。

思わずくすっとしてしまうようなユーモアあふれる文章が続いていきます。

とりあえず1冊目を読んでみてそれで続きが気になるなら2冊目以降へと進んでいく。

それくらいの気持ちでまずは十分なのではないでしょうか。

大ボリュームに威圧されて1冊も読まないというのは本当にもったいないです。

1冊目にこそドン・キホーテの面白さのエッセンスが凝縮されています。

おまけに世界的に有名な風車の冒険にもしっかりとお目にかかることができます。

これを味わうだけでも十分すぎる価値があるのではないかと私は思います。

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2024年08月29日

Posted by ブクログ

翻訳が良い。
今、読むとポストモダン的に響く。深読みができる。
サンチョの存在が面白い。
夢多きドンキホーテに対して、彼は冷静な現実の声を発するのだ。地に足が着いている。そこが単なるポストモダンではない由来だ。

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2023年01月11日

Posted by ブクログ

読みやすい。
加えてユニークな内容と文章なので、読んでいてちょっとワクワクするし楽しい。
金だらいの件は思わず笑ってしまった。
サンチョが所々で、人間関係や世の中に対する大切な心得を語り、読み手に教えてくれるのも良い。
二巻も楽しみ。

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2022年08月26日

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高潔で気高く勇敢な精神的美徳を兼ね備えた騎士ドン・キホーテ。

その美徳は通常、それ自体が絶対的価値のように思われるが、そういった内面的な美徳の価値いかんが、いかに外部に影響されるかを如実に物語っている爆笑ストーリー。

騎士道物語の読みすぎで
現実と空想の境目がなくなり
空想そのものが現実となったドン・キホーテにとっては
通りがかりの羊飼いは敵に見え「ハイヤー!」と立ち向かっていけば、通りがかりの棺を運ぶ神父さん達を不届き者として叩きつけて追い散らす、そうかと思えばコイツは頭が狂ってるよと思われて棍棒でボコボコに殴られ、元々4本しかなかった奥の歯は、しまいには2本しかなくなってしまう。


どれだけ美徳を兼ね備えた人物でも
現実をあるがままに見ずに
自分の見たいようにのみ見続けた男の極地。
それは、滑稽でしかなくなり、むしろはた迷惑な暴漢にも成り下がりかねない。
ということがわかる書物。

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2021年03月31日

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2017年15冊目。

読みすぎた騎士道物語に取り憑かれ、自らを騎士だと思い込み旅立ってしまった男。
すべての災難を「これは遍歴の騎士だからこそ起こる試練だ」とむしろ幸いと捉え、
自分の助けを待っている人がいるという勘違いから生まれる尋常じゃないタフさ。
盲信の利点。その姿は、滑稽でありながら勇ましく、どこか羨ましくもある。
勘違いも徹底すれば役に立つ。(やりすぎて被害を受けている人たちも大勢出てくるが)
基本的に気楽に笑いながら読めるコミカルさの中だからこそ、時々現れる至言が際立つ。
章ごとに短編のようにオチがきちんとある場合が多いから、毎日少しずつ読んでも十分楽しめる。
古典だからといって気構える必要が全然ない素晴らしい作品だと思う。

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2017年04月02日

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ある貴族の発狂=ドン・キホーテ誕生の瞬間が生々 しく描かれる一冊。知り合いの強力なプッシュにより触れていく。

行く先々でボコボコにされるあたりはよく語られる 流れですね。しかし、ドン・キホーテの多くが「イタいおっちゃん」を愛でるというスタイルであるのに対し、原作である本書においては、むしろドン・ キホーテと「周囲の人たち」の物語である点が強調されていると思います。

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2015年06月23日

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理路整然と妄言を吐いて相手を説き伏せる狂人の格好良さ。「狂っているのはむしろお前だ!」すげえ、、これぞ真理。途中で急に話が止まっちゃったり、ドンキホーテと全く関係のない挿話の数々が物語の中核をなしたりと、もう滅茶苦茶。独創的すぎる傑作

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2013年06月15日

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騎士殿が馬鹿にされボコボコに殴られるシーンは見てて流石に可哀想になるけど、その直後に騎士殿の傍迷惑な狂気でまあ仕方ないな…となる。なんなんだこの作品。
・あとセルバンテスが作品始まる前にあれこれ学歴コンプ拗らせたり開き直ったりしてて面白かった。

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2024年08月15日

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ネタバレ

超有名な古典文学だが、読んでみると意外と軽く読めるものだった。
正直読む前はうっすらとドン・キホーテという人物はさぞや立派な騎士なのだと勝手に思いこんでいたが、読んでみるとただの狂人の騎士ごっこだし周りに迷惑かけるしで笑える場面が多く意外だった。
「ドン・キホーテ」以前の騎士道物語に対するセルバンテスの思いというか、同じような作品が乱立されていることに対するアンチテーゼ的な作品でもあるのかなと感じた。
もっと重い作品だと思っていたので読破するのにそれなりの覚悟をしていたのだがこれならサクサク読めそうで続きが楽しみ。

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2024年03月17日

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スルスル読んだ。娯楽として良い。笑っちゃう。しかしアーサー王を先に読破するべきか?マザーグースや聖書、シェイクスピアなんかと同じように、騎士道物語や千夜一夜とか、根本に知ってて然るべきものがあるんだな。

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2022年10月16日

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正直あと5冊あると思うと長いが、普通に面白い。
たまに正気に戻りかけてるから今後どう展開するか気になる。

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それゆえ、こうしたもろもろの苦難がすべて騎士の武者修行にはつきものであるということを、想像・・・・・・いや、どうしてまた想像などと言ってしまったのであろう、そう確信しているのに・・・・・・、

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2022年10月02日

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前書きからして、当時の文学作品を皮肉ったメタ構造になっていてすごいです。
どんなに酷い目にあってもあれやこれやと言い訳して騎士である妄想を崩さないドンキホーテが可愛く見えてきてしまいました。半分ボケ、半分ツッコミみたいな従士サンチョとの掛け合いはまるでコントのようで、笑えます。
個人的には司祭が本を仕分けるシーンが好きです。お前も騎士道物語好きすぎじゃん、人のこと言えないじゃん、と思わずツッコみたくなります。そして、ひいてはそれを書いてるセルバンテス自身も同じだという構図が面白いです。

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2022年04月25日

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少年の様な妄想を現実世界に押し広げる、現代の厨二病に似ているように感じた。物語として歴史がある作品で非常に続きが気になる

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2021年07月23日

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本の読み過ぎで、現実と虚構の区別がつかなくなったおじさんの冒険譚。
有名な名著ですが、読んだことなったので今回読んでみました。
400年前の小説ですが、結構笑えます。 騒動に巻き込まれた修道士が、「まるで背中に悪魔が憑りついてでもいるかのように、十字を切りながら」って言回しが好き。
あと、12章あたりの山羊飼いの話になってそれまで喋りまくってた主人公があまりセリフがなくなって脇役化してたのがなぜか好きです。

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2020年07月20日

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セルバンテス 「 ドンキホーテ 」1章〜21章。


見方を変えて 再読中。ドンキホーテを 騎士修道会への批判として読んでみた。


レコンキスタの中心的存在であり、植民地主義につながったスペインやイベリア半島の騎士修道会を 敬虔なキリスト教徒から見た異端性をベースに批判した本として読んでみた。


架空作者をアラビア人、架空翻訳者をモーロ人と設定し、セルバンテス自身を編集者として 、メタ小説化したのは、キリスト教徒である セルバンテスが 同じ キリスト教徒の騎士修道会を直接批判することを避けるための仕組みではないか?


イスラム教徒のアラビア人やモーロ人なら騎士修道会を批判することに違和感はない。

ドンキホーテは 騎士道物語を読んで理性を失っているといているが、ドンキホーテのタイトルは「機知に富んだ郷士ドンキホーテ」であることの意味は 騎士修道会の騎士としては機知に富んだ郷士であるが、異教徒や敬虔なキリスト教徒から見ると 理性を失っている狂人に見えるという意味では?


ドンキホーテ=騎士修道会の象徴=キリスト教の異端者
サンチョ、ドンキホーテを嗤う人たち=敬虔なキリスト教徒
ドンキホーテが悪魔に見える人たち=異教徒?


「重要なのは真理であって、その母たる歴史は 時間のライバル、出来事の保管所、過去の証人、現在の手本、未来の警告」
歴史を物語によって作り変える歴史修正主義への批判

黄金時代
*あの時代に生きた人々は 君のもの、私のもの という言葉を知らなかった=あらゆるものが共有
*当時はすべてが平和であり すべてが友愛と調和からなっていた
*正義は本来の領域にしっかり位置を占めていた

聖職者と騎士
*聖職者は心静かな安らぎのなかで 地上の幸福を祈り求める
*騎士は野天に身を置き、耐えがたい陽光、寒気にさらされながら、腕の力と剣先によって地上の幸福を実現しそれを守る
*騎士=神の代理人→神の正義を実現する腕


ドンキホーテ、結構いいこと言う
「恐怖心がもたらすものの一つに、人の感覚を狂わせ、物事をありのままに見ないようにすることがある」

「人並み以上のことをしなければ、人に優ることはできない〜良いことも悪いこともそうそう長続きはしない」


風車=オランダ→ドンキホーテ=スペイン説を前提とすると、狂人ドンキホーテは レコンキスタから植民地主義に進んだ 狂ったスペインを象徴しているのか?

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2019年11月18日

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2015.6.30 pm23:25
ガーディアン必読1000に入っていて、難しいのかと気構えていたが、全くそんなことなかった。面白い。読みやすい。そして笑える!
本で読んだ騎士道物語をいつでも信じて、突っ走る主人公に笑わせられっぱなしだった。物語が進むにつれ、従者のつっこみも冴えていってる気がする。家で読んでて良かった。ほんと。
これが全6冊のうちの1冊と考えると、まだまだ先は長いけれど、こんなに面白いなら早く読めそう。久しぶりにこんな笑える本に会ったかもしれない。堅苦しいことは考えないで、とりあえず楽しみながら読もう。続きが気になって仕方ない。夏のうちに読み終えられたらいいな。

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2015年06月30日

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ネタバレ

「ー」

名前は有名であるが、読んだ者は少なかろう作品。
主人公の本名がドン・キホーテでないことすら知らなかった。騎士道に関する本をたくさん読み、自分もそのような騎士になりたいと思ったおじいちゃんの話。途中で、同じ村の男を部下として引き連れる。

本で読んだ騎士のようになるために、多くの者と戦う。しかし、その相手は、ドン・キホーテに悪意がない者たちばかりであった。一方的に攻撃された側はたまらないであろう。そして、たまに勝つからより問題は深刻になる。

2巻も1巻のように続くのであれば、読破するのはしんどそうだ。

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2015年01月06日

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みんな知ってるラ・マンチャの男ドン・キホーテの物語。まずは前篇第1巻。金盥の兜の話も、風車に立ち向かう話もこの1冊目で出てくる。前篇3冊後篇3冊2500ページの大長編なので先は長い。

しかし、ロシナンテはロバじゃなくて馬なのね。電波少年世代はみんなロバだと思ってるよね。

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2014年06月25日

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【読書その89】スペインの文豪、セルバンテスの名作「ドン・キホーテ」。恥ずかしながらこれまで読んだことがなく、ディスカウントショップの方しか経験がありませんでした。この手の古典を読むと割と難しくわかりづらいケースが多いのですが、この本についてはわかりやすかったし、正直セルバンテスの要所要所でのジョークが織り交ぜられており面白かった。

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2014年04月03日

Posted by ブクログ

近代文学の起源だとかノルウェーブッククラブが選んだ史上最高の文学百選で1位を獲得したとか、読む前から本書に対する威厳を感じていたのだけど読んでみれば何のことはない、徹底したシニシズムとサーカスティックな諧謔精神に満ち溢れた、脱権威的な爆笑滑稽物語。だいたい公爵に捧げる献辞からして他人の献辞からの丸パクリだし、序文に至っては「そもそも序文って何なのよ」とメタい揶揄を語り出す。そして物語に入れば騎士道精神に囚われたジジイが金ダライを被ったりと「ドリフか!」と突っ込みたくなるエピソードがてんこ盛り。これは凄い。

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2013年04月04日

Posted by ブクログ

序文を読んでいたら、家元・立川談志を思い出した。傲慢でありながら謙虚で、博識かつ饒舌。そして、業の肯定(!)。古今東西問わず、天才的な狂人(逆?)はいるものだなあと感慨深い。

挿絵のキホーテが、すごく辛そう。

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2013年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

友人とソース(※ソース原理におけるアイデアを実現するためにリスクを負って最初の一歩を踏み出した個人)とエゴで物事を進めるということの差について語っていた。
その友人から勧められた本がこの本だった。

これは自分のエゴなんじゃないか?という時に「いいんだよ!エゴでも!」と思いたいときもあるんじゃなないかな?そんな私にお勧めだよ、と言われて、手渡された。

彼は「羨ましい」と感じたそうだ。
私は「幸せなだろうなぁ」「勤勉な人だな」と感じた。いや、勤勉であるがゆえに突き詰めたところに達し、結果、人に左右されない幸せを手に入れたのだろうなぁ、が正解か?
最初から最後まで自業自得のトラブルさえも「修行」という快感に変えられる強さ。これに対してはうらやましい、というよりは尊敬に値すると思う。

ちなみに、私の周りにドン・キホーテみたいな人がいたら本当に嫌だ。迷惑、すぐ逃げる。サンチョの嫁の立ち位置だったら即効離婚案件。ああ恐ろしい。

別の視点では作者の立ち位置が面白い。自分で自分に突っ込む手法が古典の世界でも行われていたことにびっくり。
時代背景とか全然わからないけれどラノベ感、あるよね。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

セルバンテスによる騎士道あるある早く言いたい

読んでてちょっときついなと思ったりもしたけど、読みやすいし急に正気に戻ったかのようなマルセーラのくだりなど面白かったので次も読みます

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

FGOにドン・キホーテでたけど、読んだことなかったので読みはじめました。
ドン・キホーテと従者のサンチョのやりとりが、饒舌で、セリフ量が凄いです。
そのお陰かさくさく読めました。
FGOで言っていた風車のエピソードはかなり最初のほうにあって、驚きました。
前編1では特に14章あたりのの羊飼いのエピソードが好きです。

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2022年07月24日

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なかなかの中二病を拗らせた老人の物語。
むかし劇でやったことがあり読んでみました。
有名な風車の話は、序盤でした。
物語はもっと冒険に満ち溢れていた。

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2021年07月12日

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ネタバレ

文学史上最強の思い込みヒーロー!

可笑しい。ドン・キホーテの行くところ、トラブル続きである。それはもっぱらドン・キホーテの、自分は遍歴の騎士であるという思い込みの強さにある。時には話に乗ってくれるけれど、ヤバイと思ったら容赦無く主人にツッコミを入れるサンチョとは良いコンビ。しかしどこの誰から指摘されても、どんな酷い目にあっても、ドン・キホーテは自分を変えない。騎士の使命にしたがって、旅を続けていくのである。

騎士物語を読みすぎて、現実とフィクションの区別がつけられなくなった。もしかしたら、現代にもいるかもしれない。自分の周りで何かが起きたら、すぐさま過去に読んだ物語の出来事や人物を語り出して止まらないドン・キホーテ。自分の持ち物や愛馬を、物語のヒーローのアイテムのように思い込み、自信満々で進んでいくドン・キホーテ。これはとある最強ヲタクの珍道中では、と思うと途端にドン・キホーテが愛おしくなる。

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2021年05月05日

Posted by ブクログ

やっと読み終えた、けれど道はまだ長い…
序盤めちゃつまんないと思ったけど、美女がdisられてキレる話はなるほどと思ったし、暗闇で謎のケンカになるとか、謎の音におびえるとかの話は吉本新喜劇風に馬鹿馬鹿しくて面白い。やはり世界のベストセラー小説、侮れない・・・

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2014年10月28日

Posted by ブクログ

ドンキホーテは、有名ではあるが、読まれていない本としても有名だそうだ。
さもありなん、なかなか、読みにくい。
しかし、読みにくいのも仕方がないか。なんと原作は1600年代に書かれた。日本で云えば、江戸時代初期。まだ、徳川家康が生きていた時代だ。
翻訳も、時代がかった訳で、読みにくさに拍車をかけている
この物語をスペイン人やスペイン語を母国語としている人たちは読んでいるのだろうか?訊いてみたいものである。

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2014年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 古典読書。今の日本でドン・キホーテと聞いて文学作品を思い浮かべる人の割合はどのくらいなのだろう。一割いればいいくらいかな。自分も人のことをあまり言えないけど。
 あらすじは何度か耳にしていたし教養のための本でもないから読むのは楽。解説で何度も触れられるがこの本は中世の騎士物語を風刺しているところに面白さがあるので本家の方も読みたい。
 ドン・キホーテ予想以上に常識外れで追剥みたいなことを騎士道のもとに正当化していて被害者の方に同情する。しかしどこか憎めないところもある。
 全六巻と先は長いが話は複雑でないのでゆっくり読もうと思う作品。聖書の次に世界で読まれている本と言われているので読破したい。

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2014年02月02日

Posted by ブクログ

騎士道の本を読みすぎて、騎士道の物語の世界と現実との区別がつかなくなった「自称・伝説の騎士=英雄」ドン・キホーテと従士サンチョ・パンサの珍道中を描いた小説。400年経った今でも、(程度の差はあれ)こういう人「いるいる!」って感じ。だけど、個人的には、1冊(全6冊中)で十分・・・。

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2023年10月13日

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