ドン・キホーテ 前篇三

ドン・キホーテ 前篇三

小説・文芸
1,122円 (税込)

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前篇の舞台、16世紀から17世紀のスペインの片田舎で、意気軒昂たるドン・キホーテが「冒険」を演じているとき、そこには、実は何ひとつ変ったこと、非日常的なことは起っていない。彼の狂気が気だるく弛緩した田舎の現実を響き高くも勇壮な現実に変え、「驚嘆すべき、前代未聞の、目覚ましい冒険」を現出させる。(前篇完結)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波文庫
  • タイトル
    :
    ドン・キホーテ
  • タイトルID
    :
    206851
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

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ドン・キホーテ の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • ドン・キホーテ 前篇一
    1,210円 (税込)
    騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が、古ぼけた甲冑に身を固め、やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る。決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで、行く先々で嘲笑の的となるが…。主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な、おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作。新訳。(全6冊)
  • ドン・キホーテ 前篇二
    1,155円 (税込)
    スペインが誇る世界文学の大古典。セルバンテス(1547-1616)の代表作。全6冊の第2冊。
  • ドン・キホーテ 前篇三
    1,122円 (税込)
    前篇の舞台、16世紀から17世紀のスペインの片田舎で、意気軒昂たるドン・キホーテが「冒険」を演じているとき、そこには、実は何ひとつ変ったこと、非日常的なことは起っていない。彼の狂気が気だるく弛緩した田舎の現実を響き高くも勇壮な現実に変え、「驚嘆すべき、前代未聞の、目覚ましい冒険」を現出させる。(前篇完結)
  • ドン・キホーテ 後篇一
    1,133円 (税込)
    後篇では、ドン・キホーテの狂気は大きく様変りする。ここでは、もはや彼は自らの狂気に欺かれることはない。旅籠は城ではなく旅籠に見え、田舎娘は粗野で醜い娘でしかない。ここにいるのは、自らの妄想にではなく、とりまく者たちに欺かれるドン・キホーテ、現実との相克に悩み思索する、懐疑的なドン・キホーテである。
  • ドン・キホーテ 後篇二
    1,177円 (税込)
    「前篇」が騎士道物語に依拠していたように、「後篇」は「前篇」を下敷にしている。なんと「後篇」の登場人物の多くが小説『ドン・キホーテ』の存在を知っており、中には「前篇」を通読した者もいるという。「後篇」の冒険は、ドン・キホーテ主従が小説に描かれることによって得た知名度を土台に創り出される機智縦横の物語。
  • ドン・キホーテ 後篇三
    1,287円 (税込)
    スペインが誇る世界文学の大古典。セルバンテス(1547-1616)の代表作。全6冊の最終巻。

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ドン・キホーテ 前篇三 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前扁(1)がドン・キホーテ ビギニング、前扁 (2)がスピンアウト作 サンチョ・パンサである とすれば、本書はドン・キホーテを出自村から追随 してきた牧師と床屋(何か職業において象徴的だ) アラウンド・ドン・キホーテの物語ということに なる。

    彼らの手によって捕縛されたドン・キホーテは出自 村に連れ帰られることとなり、ドン・キホーテの物 語は一旦終わる(著者セルバンデスが出兵→傷痍→ 徴税官に就職→横領→懲役といった著作活動以外の 場で忙しかったため)。

    後扁が始まるまでの間、アベジャネーダが著した贋 作ドン・キホーテが生まれたのも、このドン・キ ホーテ帰村を当時の読者がひどく嘆いたことに寄る ところは大きい。

    0
    2015年07月16日

    Posted by ブクログ

    語られた物語の人々がドン・キホーテの物語に合流してくるというパターン化はともかく、セルバンテスの筆致はだんだん乾いてきている気がする。その乾いた文章の醸し出すおかしみと悲しみの中、ドン・キホーテは故郷への帰還を終え、正篇は幕を閉じる。

    0
    2013年01月20日

    Posted by ブクログ

    前篇の最終巻ということで、どう終わるのか期待しながら読んだ。ドン・キホーテもサンチョもどんどん知的になっていく。
    オルテガに共通する貴族性に関する記述もあって楽しめた。

    38
    さらに言えば、真の貴族性というのは美徳のなかに在るものですからー

    0
    2022年10月26日

    Posted by ブクログ

    冒険の本筋よりも作中作や登場人物が語るエピソードが多めですが、それらが抜群に面白いです。特に恋愛が絡む話は、やはり時代を超えた普遍性がある気がします。

    出会った人々がドンキホーテの様子を見て驚く→人柄を説明されて納得→茶化して楽しむ、という流れが定番化されていくのが可笑しいです。

    相変わらずのサンチョですが、やけに的確で現実的な指摘を主人にしたかと思うと、やはり根本のところでは妄想に憑かれていて、なんとも憎めないウザ可愛さがあります。

    後編も非常に楽しみです。

    0
    2022年06月01日

    Posted by ブクログ

    旅の途上でいろんな人とのつながりができていく様はRPGのようですが、全然ファンタジーではなくだいたい主人公が突っ込んでいって叩きのめされます。
    ドン・キホーテの無謀な行動や言動がとても可笑しいんだけど、本人は大真面目で真っ直ぐだからなんか尊敬の念も湧いてきたりもする。
    登場人物がなんだかんだみんないい人でどこか可愛げがあっていいですね。

    0
    2021年10月21日

    Posted by ブクログ

    第五十章の「人はその本性が寛容であろうとも、貧しくてはその美徳を、つまり雅量を他人に対して示すことができぬし、また、感謝の念も、ただ心の中で思っておるだけのものであれば、それは実践のない信仰と同じで死物に過ぎぬからでござる。」というドンキホーテのセリフが心に残りました。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    後篇全3巻、読み終わったー。

    前篇は自分を遍歴の騎士と妄想したドン・キホーテとその残念な従士サンチョ・パンサが行く先々で騒動を引き起こす快活な物語だった。批評性を持ち合わせているものの基本は愉快な話であった。
    ところが後篇に入ると状況はがらりと変わる。二人がふたたび旅に出て、騒動に出会うことに同じ。しかし、前篇において騒動の震源であった彼らは、この後篇では哀れな被害者となる。後篇に登場する人々は皆、「ドン・キホーテ前篇」を読み、ドン・キホーテの妄想癖とサンチョ・パンサの調子の良さを知っている。だから二人の非常識な行動を楽しもうと、人々は策を弄し罠を仕掛け二人を騙し陥れる。二人は周囲の人々の好きなように弄られ翻弄される。もちろんドン・キホーテもサンチョ・パンサも自らが騙されていることには気づきもしない。
    ここまでくると、善良な魂を持つのはドン・キホーテとサンチョ・パンサの方ではないかとすら思えてくる。前篇でも狂気と正常との境界はごく曖昧であったが、後篇に至っては狂気と正常とは逆転してしまう。
    そして終盤、一騎討ちに敗れたドン・キホーテは失意のまま病の床につく。そこで突然彼は正気に戻り、自らの遍歴が妄想の賜物であったことに気づく。やがて自らの狂気を強く悔いながら死ぬ。あまりに哀れなドン・キホーテの最後。

    前篇後篇あわせて2500ページの長大な作品だが、読むだけの価値はある掛け値なしの傑作。日本語訳もこなれていながら格調高いし(訳の精度はわからないけど)、ドレの挿絵もいい。ほんと面白かった。

    0
    2014年07月27日

    Posted by ブクログ

    セルバンテス 「 ドンキホーテ 」 前篇終了


    ドンキホーテは、騎士道物語のパロディとしては 痛々しくて笑えない。英雄叙事詩的なキリスト教説話として読んだ。何度袋叩きにあっても めげない姿は英雄だと思う。


    妄想と現実を 英雄として生きようとするドンキホーテの悲喜劇的な人物像を キリスト教の倫理観と対比させ、スペインの中世史とリンクさせたところにドンキホーテの深さがあるように思う。


    再読なので、ドンキホーテが何を象徴しているのか意識しながら読んだ〜キリスト教異端者、修道騎士団、スペインそのもの、キリストそのもの、宗教の狂信性 に とどまったが、他のドンキホーテ論を読んで 別の解釈が知りたい


    羊飼い、司祭、床屋などの仕事にキリスト教的な意味があるかもしれない。後篇は キリスト教文化やスペイン史をもう少し整理してから読む。


    ワーグナーの騎士文学観
    *空想と現実の分裂を和解させるための文学
    *現実の生活が淫猥で破廉恥なものとなった〜はじめから生の喜びを拒否したキリスト教をたよりにしていたから
    *騎士文学=狂信の偽善であり、ヒロイズムの気違い沙汰

    0
    2019年11月26日

    Posted by ブクログ

    「旅籠だよ!全員集合!」と言わんばかりに登場人物の関係者が寂れた安宿に勢ぞろい。それを魔法の城だと言い張り聞かないドン・キホーテが不在の間にお涙頂戴な悲劇や美談が語られるのも束の間、彼が戻れば再び繰り広げられる阿鼻叫喚の地獄絵図。セルバンテスも負けじと自分自身や自著をさらりと挿入。牛島氏の新訳は抜群に読みやすく、時代背景と笑いのツボをしっかりと抑えた脚注も素晴らしい。それにしてもサンチョを田舎者丸出しの口調で翻訳するのはともかく、騎士道精神に囚われたドン・キホーテをござる口調で翻訳するのは反則でござる。

    0
    2013年04月06日

    Posted by ブクログ

    前巻の続きということで楽しみにしながらページを捲る。

    セルバンテス自身が経験した「捕虜」の話から、その兄弟との再会……うーん、いい話だけど、ドン・キホーテがそれを台無しにしてくれる。

    まさに周りの登場人物が彼を救わんとしているのに(嘲笑も込みではあるが)オジサンは我知らぬ様子で、相変わらずボロボロになるまで喧嘩……。
    しかし足が着くか着かないかの所で、手首を縛り上げられるの図はなかなか想像すると秀逸。。。

    さて後半では羊飼いの話が始まるのだけど、この話に出てくる女性はほんと美女が多い。
    むしろドゥルシネーアを凌駕してるんじゃ……というレベルで。

    それからその美女を村単位で追いかける男達。
    なんで、皆して山に嘆きに行くんだろーね……。それが相場とばかりよく出てくるので、笑ってしまった。

    さて次は後篇〜。後半分。

    0
    2012年12月06日

ドン・キホーテ 前篇三 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波文庫
  • タイトル
    :
    ドン・キホーテ
  • タイトルID
    :
    206851
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

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