宮沢孝幸のレビュー一覧

  • コロナ脳 ~日本人はデマに殺される ~(小学館新書)

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    新型コロナ発生から1年後の対談。日本におけるコロナ感染・死亡はインフルエンザ以下であることが明確になってきたのに、テレビはコロナは怖いと煽り、政治家は経済を止めた。失業者・自殺者は急増しているのに、異論を許さない空気に覆われた日本。

    多くは、信じて行動するというより周りの空気に合わせてるだけなのだと思うけど、結果的に日本中になってしまうところがヤバいと思いました。

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    2024年01月02日
  • ウイルス学者の責任

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     コロナ禍の最初の時点で、大規模な自粛要請や学校休校等の措置は不要だったと訴えておられた。基本的なマスク・手洗い・うがいで事足り、飲食店などでは黙食もしくはマスク着用の上での必要最低限の静かな会話で十分だったらしい。mRNAワクチンの効果や今後どんな影響が出るかわからない点など勉強になることが多かった。
     中盤からの著者がウイルス学に携わるきっかけ等の部分は専門的で難しい箇所も多く流し読みしつつも、この部分で著者の誠実さと熱量が伝わってきたので、必読ではないが著者への信頼度が増す。

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    2023年11月20日
  • コロナ脳 ~日本人はデマに殺される ~(小学館新書)

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    そうですか…というところもありますが、自由の制限を軽率にしすぎではないか、考えについて異論を許さない姿勢に問題はないのか、については耳を傾ける意味がある問いだと個人的には思います。
    前提が違うものをつまんで比べて良いのかな?ラボでやっていることを一般人の行動推奨の参考にして良いのかな?などと思うところは当然ありました。
    また、証明できるところとできないところがあるわけで、そこを無視して言い切りをするのは少しフェアじゃないのでは、と感じました。人を相手にしているので、話を聞ける人聞けない人、理解できる人できない人がそれこそ千差万別であることは、人を扱う身の自分としてはもうちょい考慮に入れても良い

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    2023年09月13日
  • ウイルス学者の絶望

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    いわゆる、ワクチン反対・懐疑者とされているらしい。
    講演会があったので、「反対意見も聞いておこうか」くらいの気持ちで参加。

    確かにかなりユニークな方ではあったが、言ってることは至極真っ当。
    ただ、公演は2時間だったのだがどうしてCOVIDワクチンにかかわるようになったのかと言う話だけで30分。
    話は半分も終わらないうちに時間切れ。
    不完全燃焼だし、話としては面白そうだったので著者の最新刊として紹介されていた本書を購入。

    一気に読み終えた。
    至極真っ当なお話ばかりで、いわゆる「トンデモ学者、トンデモ本」ではない。
    ボク自身もCPVID-19にかかわる諸々のモヤモヤしたところがかなりスッキリと

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    2023年07月20日
  • ウイルス学者の絶望

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    2023年21冊目。満足度★★★☆☆

    新型コロナ関係の本はたくさん読んでいて、京大准教授の著者の本だけでも本書や共著含めて4冊目となる

    「コロナ騒動」もそろそろ終わりで、自宅にある関連書籍を整理し、本書だけ残すつもりで購入したが、今までの本の中で理解しずらい本だった。

    これは、もちろん私に関連知識がないことがあるが、一般読書を想定した場合の記述になっていない気がした。(同じ新書でもPHPの方は読みやすい)

    なので、予備知識がない人には、本書はあまり薦めない。ただし、宮沢氏のことは信頼して良いだろう。彼の様な「真」の専門家が、日本の政策決定に関与できなかったことの悲劇よ

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    2023年04月24日
  • ウイルス学者の絶望

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    割と宮沢先生の発言を見聞きしているので、
    特に目新しい内容はなかった。

    ただ一つ思うこと。
    コロナ騒動、本当にマスコミが煽りまくって
    脅しまくっていたのもだいぶ罪だと思う。
    テレビとか受け身の状況でしか情報を
    得ない世代、人も沢山いるから
    そのまま疑問ももたず、言われた通りに
    過ごしている。
    本当にマスコミは、みんなを怖がらせ過ぎたと
    思ってる。

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    2023年02月18日
  • ウイルス学者の責任

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    ウイルスやワクチンの話は読んでいてとても勉強になった。大学時代の話とか、今市事件の話は、この本ではなくて、別の書籍で、じっくりと記した方が...と感じた。「人の逆を考える」というのは、見識を深めるさいに必要な考え方だと思う。

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    2022年10月17日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    ウィルスについて、医学の側からだけではわからないことも多く、人類に限らない多くの範囲を見る獣医の先生の側から見た時の目線はとても興味深かった。特に人の進化に与えるレトロウィルスの働きについては興味深く、進化の過程でのDNAの変化についてはとても興味を持った。
    DNAシークエンジング技術によるデータを、どう使えるのか何がわかるのかについてこれからどう進むのか大変興味を持っている。

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    2022年09月18日
  • ウイルス学者の責任

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    ウイルス学者の日本のコロナ対策への疑問と過去のウイルスに関わる事件に関わった経験からの日本の無策を批判している。
    ウイルスの感染力を正しく理解する必要がある。100分の1に抑えることが肝要。
    コロナワクチンについては副反応へのリスクは解説していたが、ワクチン接種への否定まではしていなかった。
    ワクチン接種のデメリットは、超過死亡統計で見ることになる。

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    2022年07月24日
  • ウイルス学者の責任

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    コロナ対策のワクチンへの疑問、批判、ご本人の研究者としての経歴など。
    宮澤先生って、実はすごい人だったんだ。
    ワクチンの件は、判断がしづらいが、それは先生のような「ウイルス」の専門家が、他に見解をなんも表してくれてないから。いくら先生がすごくても、先生だけがそう言ってたって、ボクらは解らない。
    表で意見を言っている人たちが専門家でないとしたら、なぜ他の専門家の方々が何も言わないのか。
    それが気持ち悪い。
    やだろうが、その辺の話を論じて欲しかった気がする。

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    2022年06月22日
  • ウイルス学者の責任

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    世の中は汚いことであふれているなぁ。

    真摯に研究者としての道を歩む宮沢先生の姿に敬服します。
    コロナ騒ぎで怒りや失望を感じ続けている2年間だが、この元凶は今まで見えにくいところでくすぶり続けていたのだな、と、改めて思った。
    それが噴き出したのが新コロ騒動だったのだな、と。

    人間は愚かだけれど、少しずつよりよい世界になることを切に願います。

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    2022年03月27日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    ウイルスは特別なものではなく、動物や自然界に正体不明のウイルスがうじゃうじゃおり、その中には人間にうつるようになると、非常に恐ろしいものもいるそうだ。

    ウイルスとは直接的には関係ないが、人類がここまで文明を発展できたのは、ここ数千年、大規模な自然災害が地球に起こらなかったからであり、遅かれ早かれ人類は滅びるという言葉になるほどなぁと思った。

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    2022年03月26日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    ウイルスって、面白いなあ。というのが本書を終えての第一の感想である。
    ウイルスというのも色々あり、人類の進化に貢献してきたものもある、というのが面白かった。

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    2022年02月09日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    ウイルスが必ずしも人間にとって害になるとは限らないことを知れたのが大収穫。生き物の進化にウイルスがとても大きな役割を果たしていることは、まさにおどろきでした。

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    2022年01月31日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    twitterの配信では情緒が不安定な方という印象があったが、本書はウイルスと新型コロナについて丁寧に分かりやすく解説され、好印象であった。私のような専門知識に乏しい一般人には面白く理解できる読み物であり教科書だと思う。

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    2022年01月30日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    ウイルスの勉強にはなるが、後半は筆者が強調するレトロウイルスの専門的な話となり、ちょっとついて行けなかった。感染症はまだ続く可能性があることを認識できる一冊。

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    2021年08月09日
  • 京大 おどろきのウイルス学講義

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    読みやすさ★★★
    学べる★★★★
    紹介したい★★★
    一気読み★★★
    読み返したい★★★★

    実際にDNAワクチンを開発したこともあるウイルス研究者による一般人向けウイルス学。
    話は宇宙的スケールから、遺伝子レベルの極小サイズ、はたまた数億年前から人類滅亡後の未来予測まで何とも壮大。宮沢氏含め研究者達の研究に対する熱意や地球愛?のようなものまで感じる。ウイルスなしに今の人類は存在していない。
    テレビでのコロナ報道がいかに一方的かつ狭い知見かがよくわかる。
    一方で、研究予算への嘆きも散見される。研究予算が選択集中された今の日本ではウイルス研究の厚みが薄くなっていると。動物ウイルスから新興感染症はや

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    2021年07月22日