平松伸二のレビュー一覧
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購入済み
平和な時代の平和な漫画
プロレスがまだ「真剣勝負」と信じられて熱く支持されていた時代の空気を色濃く反映しています。
この時期は、プロレスのリアリティとエンターテインメント性が絶妙に混在し、ジャイアント馬場やアントニオ猪木といった実在のプロレスラーが実名で登場するなど、ファンにとって夢のような作品でした。
物語は、全米アマレスチャンピオンで「秒の殺し屋」の異名を持つ少年、リッキー大和が主人公。彼は「鉄人」ルー・テーズの弟子として日本にやって来て、戦国学園での紛争やライバルのナルシス・シュトラウスとの戦いを通じて成長します。力道山をモデルにした「力王岩」の忘れ形見という設定や、ルー・テーズ、カール・ゴッチといった伝説的レ -
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半世紀近くも前の作品
半世紀近くも前の作品であり、絵柄などは流石に時代を感じさせる。しかし、法律で裁けない、警察や検察がぐるになっている、このような悪人をさばきたい という欲求は、時代を問わずいつでもあるものだと実感した。主人公は今でもヒーローとなりうる力量を思っていると思う。
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購入済み
昔のヒット作
半世紀も近くの昔に大いにヒットした作品である。今あらためて読んでみると、いきなり拳銃をぶっ放したり、コンプライアンスなんて言う言葉そのものがなかった時代の、やりたい放題の作品であることが実感できた。しかし、太いタッチの粗い目の画面といい、勢いのあるストーリー展開と言い、まだ日本が元気だった時代を思い起こさせる。
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購入済み
一応勧善懲悪
ストーリー内容は一応勧善懲悪とも言えるが、まず悪事があって不幸な人間がいて、それに対して復讐がなされる という筋書きが多い。不幸な人が多いので読後感はいいとは言えない。絵柄はやや劇画風の粘っこい雰囲気を持ったもので、やや残虐性 グロテクスなところもあるが、ストーリー内容とはよくマッチしている。
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購入済み
30年以上昔の作品
30年以上昔の作品であるが、それにしても年代以上に絵柄もストーリー展開も昔っぽい。30年前の少年でも、これはちょっと稚すぎるな と感じてしまうのではないか?
かっちりとした典型的少年漫画風の絵柄と、いくら見世物であるプロレスでもこれはないだろうという荒唐無稽の展開のストーリー。 -
ネタバレ 購入済み
力尽きたか
この手の自伝漫画は色が変わると一気にトーンダウンしていく気がします。読者は、編集部のほぼ極の道の方々の苛烈な追い込みにあう純粋な伸二が徐々にド外道な漫画家となっていく様を読みたかったのです。ダークサイドに堕ちたド外道漫画家が担当と揉めたり漫画家や編集部の裏側を暴露するまさにド外道漫画!のはずがその狂気を十分に発揮できないままあれよあれよと1部完。外道マン(作者の暗黒面が実体化したもの)のいう通り、伸二と嫁の純愛(善の面)見ても仕方ないのです。作者も分かっていたはずです。地獄へ堕ちろ、と。
唯一の救いは本人がまだ書きたがっているという点。しかしながら今よりもっとカオスでドロドロした外道な漫画を -