平松伸二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
破天荒、この言葉はホント、このカッコいい男の為だけに用意されているよう
間違いなく、漫画界で最強の一角。漫画読みなら、私に限らず、誰でも一度は妄想しているだろうが、同じくらいに唯我独尊な範馬勇次郎と手合せして欲しいくらいだ
何と言うのかな、風刺の傾向が強いように見えがちだけど、平松先生の代弁者っつーより、ホントに松田が心の底から思っている事を、一字一句変えずに叫んでいる、そう感じちゃって、思わず、賛同しちゃいそうになる
腕力とか思考とかじゃなく、生き様そのものが、この人の場合は超人的
「俺なら出来る」と自分を過信しているのでなく、深く考える前に体が動いていて、やらかしてから「やってみたら出来た -
Posted by ブクログ
もう、ホント、これほど読んで、胸がスカッとする漫画もない
松田さんの不死身っぷりが、最早、超人的と評価していいレベルを超えている。最早、モンスターか英雄級
彼の蛮勇さは、『魁!男塾』の江田島平八、『花の慶次~雲のごとく~』の前田慶次、そして、『めだかボックス』の獅子目言彦に匹敵する、と言える
内容が内容なので、リアルにハラハラする。けど、全国民は言い過ぎにしても、多くの人間がニュースを見る度に、心の端でチラッと思ってしまう事を、松田さんがズバッと言い切って、鉄拳制裁をしてくれるので、ホントに読んでてスッキリする
言いたい事を全て言って、気に入らない奴を殴り飛ばしていれば、彼のようになれる・・・ -
Posted by ブクログ
もう大体誇張が過ぎるだろとわかる内容ではあったが、暴力的な意味ではなく鬼気迫る部分もあって、やっぱり平松信二だなあと。
氏の漫画、自分はスタートがブラックエンジェルスで最後がマーダーライセンス牙だったかな。
まだ小学校上がる前くらいにリッキー台風も一度だけ読んだかも。
デビュー当時の話などは全く知らなかったのだけど、思った以上に地獄だったらしい。
この巻で気になるのは、母親はマムシで亡くなったのかなというところだった。
ここの描写詳細があまりなく、その後の回想でも母親は出てこない。
これがずっと引っかかって1冊読み終わっても気になったままだった。
早速ネットで検索、本人のインタビューによると -
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購入済み
平和な時代の平和な漫画
プロレスがまだ「真剣勝負」と信じられて熱く支持されていた時代の空気を色濃く反映しています。
この時期は、プロレスのリアリティとエンターテインメント性が絶妙に混在し、ジャイアント馬場やアントニオ猪木といった実在のプロレスラーが実名で登場するなど、ファンにとって夢のような作品でした。
物語は、全米アマレスチャンピオンで「秒の殺し屋」の異名を持つ少年、リッキー大和が主人公。彼は「鉄人」ルー・テーズの弟子として日本にやって来て、戦国学園での紛争やライバルのナルシス・シュトラウスとの戦いを通じて成長します。力道山をモデルにした「力王岩」の忘れ形見という設定や、ルー・テーズ、カール・ゴッチといった伝説的レ -
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半世紀近くも前の作品
半世紀近くも前の作品であり、絵柄などは流石に時代を感じさせる。しかし、法律で裁けない、警察や検察がぐるになっている、このような悪人をさばきたい という欲求は、時代を問わずいつでもあるものだと実感した。主人公は今でもヒーローとなりうる力量を思っていると思う。