あらすじ
1970年代、激動の「週刊少年ジャンプ」でデビューを果たした若き漫画家・平松伸二。やがて不動の人気連載作家へと成長するが、それは、想像を絶する厳しく険しい道のりであった…。岡山の片田舎で生まれた少年が漫画家を目指し、外道漫画家・「外道マン」に至る漫画家人生をドキュメンタリータッチで描く、著者入魂の一作!!
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凄いと思う
この方の漫画は読んだ事無いのですが、漫画家の実態やジャンプ編集部の裏側に興味があって全巻一気買いしてみました。もちろん脚色なのですが、昔の漫画家(ほとんど奴隷)と編集部の力関係がよく分かりとても面白かったです。かなり誇張されている、と信じたい。
Posted by ブクログ
キワモノ的表現も目立つ一方、作者の漫画力の高さで圧倒的に「読ませる」仕上がり。(大きなウソを埋めるためかもしれないが)細かなディテールには当時を思わせるリアリティと臨場感がある。
Posted by ブクログ
もう大体誇張が過ぎるだろとわかる内容ではあったが、暴力的な意味ではなく鬼気迫る部分もあって、やっぱり平松信二だなあと。
氏の漫画、自分はスタートがブラックエンジェルスで最後がマーダーライセンス牙だったかな。
まだ小学校上がる前くらいにリッキー台風も一度だけ読んだかも。
デビュー当時の話などは全く知らなかったのだけど、思った以上に地獄だったらしい。
この巻で気になるのは、母親はマムシで亡くなったのかなというところだった。
ここの描写詳細があまりなく、その後の回想でも母親は出てこない。
これがずっと引っかかって1冊読み終わっても気になったままだった。
早速ネットで検索、本人のインタビューによると母親は中学生時にガンで亡くなったらしい。
ということはここではないけど、母親は早くに亡くなったらしいとわかった。
それでデビュー当時の回想にはいなかったんだな。
Posted by ブクログ
漫画家の自伝なのにドス黒い情念に包まれた異色な作品。過酷な状況のなかヤクザの出入りのように現れてくる編集者達と幾多の漫画家達の睡眠不足から生まれた作品には敬意するしかありません。