アベツカサのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み第1話が既に結末を教えてる
特装版で購入。前巻から引き続き、まさかのタイムスリップ展開。短い回想でしか語られなかったかつてのヒンメルたちがずっと動いて喋ってる様を読める神回だった。旅を始めて7年目時点らしいのでなかなか意気投合しており、戦闘も息ぴったり。ヒンメルが本当にめちゃくちゃ勇者だった。そして、わかってたけど、ついにはっきりと示されたヒンメルの想い。わかってたけど、今まではフリーレンの目線でどことなくぼんやりしてたのがハッキリ明示された。これの夢の話がフリーレンにどこまで伝わるのか…伝わって欲しい気もするけど、現実を考えるとなかなかキツい…。
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匿名
ネタバレ 購入済み地獄でも彼らは友達だと思う
マハト。ドイツ語で力と権力を意味する魔族。グリュック。幸福と幸運を意味する人間。なんというか、わかってたけど悲しい結末となった。正直泣くしかないと思う。泣けないやつはそれこそ魔族だとすら思うくらい。でも徹頭徹尾、魔族とは理解できないのだというブレないこの作品が好き。理解し合えなくても共存出来ることに永久気付かない、気付けない魔族が愚かすぎて好き。マハトは本当に望んでいたことは共存ではなく理解だったのかな。共存するための理解ではなく、理解のための共存だったのかな。どっちだったのか…。少なくとも、共存はしてたのにね。共存出来てたのにね。マハトは一番共存への道に近かったはず。理解出来なくても、真っ当
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匿名
ネタバレ 購入済みなんてやつだ
なんてやつだ。そういう感情。でも多分、マハトにはこんな感情すらないんだろうなって。考えてみればそう。別に魔族でなくとも罪悪感とか、悪意とか、そんなのは普通の動物には無い感情。多分人間にしか備わってない感情だと思う。その人間すら、本能から罪悪感とか悪意なんてのはない。人間社会を生きてる中で後付けされてようやくわかる。色々あった人間だけが悪意を抱く。だからこそ幼い子供は罪悪感や悪意が理解できない。教えないといけない。魔族に教えてわかるのかな。人間だって大人になってからでは学べない方が普通だと思う。マハトは殺すしかないんだろうな。もしマハトが生まれた瞬間から人類と共にあったなら、魔族といえども理解出
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Posted by ブクログ
魔王討伐に向かった勇者一行。
それに同行した長生きのエルフが主人公。
物語は勇者一行が魔王を討伐し、平和の世になってから始まる。勇者ヒンメルや僧侶ハイター達人間は勿論歳をとり、ドワーフのアイゼンとエルフのフリーレンだけ長生きをする。
フリーレンは勇者一行の旅をたかが数年一緒に居ただけだと長生き故にその旅を短い旅だったと言うし、魔王が居なくなってから過ぎ去った時間さえ短い時間だと言う。
しかし人間が老いるには十分な時間で、ヒンメルやハイターはおじいちゃんに。
そして勇者ヒンメルは亡くなった。
たかが10年一緒に旅をしただけだ。
そう言うフリーレンは言葉とは裏腹に泣いていた。
ヒンメルが残した数 -
Posted by ブクログ
女神の碑石に触り、80年前に戻ってしまったフリーレン。
そこはヒンメル達と魔王討伐に出ていた旅の途中で、最初は未来から来ていた事を隠していたが、あっけなく見破られ相談することに。
そこからフリーレンを未来に戻す方法を探す事になったのだが、勇者一行の旅が面白過ぎる(笑)
ヒンメルはめちゃくちゃ前向きだし
アイゼンは変わらず最強だし
ハイターは本当に生臭坊主だし(笑)
アイゼンから、こんなに探して無いのなら、その時が来るまで待てばいいのでは?
と提案されたフリーレンは、フェルンやシュタルク達と冒険をした自分の時代に帰りたいんだと言った。
長生きが故に出来るその方法を取らず、これまで出会い経験し