久住昌之のレビュー一覧
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体が芯から温まる描写で、心が温められる作品だ、この『のの湯』は
銭湯が話の主軸、これは新しイイと言って差し支えないだろう
もちろん、ヤマザキマリ先生の『テルマエロマエ』の二番煎じじゃないの、と思った未読の方もいるだろう
ハッキリ言うが、私もぶっちゃけ、読んでみるまで、そんなイメージがあった
けど、すぐさま違うな、と確信できるだけの質の高さがある。さすが、久住昌之先生が力を貸してるだけはあるw
『テルマエロマエ』は、確かに現代日本の風呂事情を扱っている作品だが、あくまで、その面白さは、古代ローマ人が直面するジェネレーションギャップとリアクションにより引き出されている。そこは皆さんも納得してくれる -
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オトナ版『孤独のグルメ』の第2巻。定年を迎えた主人公が自らを野武士に例え、オトナのグルメを楽しむ。9編を収録。いずれも、面白かったが、『寝覚めの家飲み』が一番面白かった。
『ココロのコロッケ』。肉屋のコロッケを缶ビールで味わう…オトナの楽しみ。
『野武士のライスカレー』。独り留守番をする主人公が昼飯に思い付いたのは…はちゃめちゃな野武士のカレーにニヤリ。
『さすらいのイタリアンランチ』。散歩の途中にイタリアンレストランに入った主人公は…
『秋の新サンマ塩焼き』。神保町で古書店を巡り、近所の馴染みの居酒屋へ…純米大吟醸で味わう新サンマの塩焼きは格別。
『銀座の蕎麦屋で昼酒』。いきなりの -
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これは面白い。読みながら、ひとりニヤニヤした。主人公は定年を迎えた香住武60歳である。定年退職した元サラリーマンの自分を野武士に例える香住武が、ひたすら食と対峙するのだ。
あの谷口ジローが漫画化した『孤独のグルメ』の姉妹作ともいうべき本作は土山しげるが、漫画化している。しかも、単行本化にあたり、四話が描き下ろしという豪華な内容。
中でも『かっこ悪いスキヤキ』には笑った。泉晴紀と久住昌之の名コンビ・泉昌之の『かっこいいスキヤキ』のパロディーになっている。
描き下ろしの『釜石の石割桜』は、『孤独のグルメ』のあとがきが原作であり、まさか漫画で読めるとは思わなかった。