あらすじ
自由すぎる時間を手に入れた香住武(60歳)。春の匂いがする夕暮れ時、彼の目にとまったのは商店街の肉屋さんで売っている惣菜コロッケ。小腹を満たしたい欲求とともに、中学生時代にした買い食いの記憶がよみがえる……。「キャンベルスープと格闘したライスカレー」「サングラス姿でふらりと立ち寄ったパスタランチ」「銀座のそば屋で昼酒&玉子焼き」「握り飯と豚汁の最強コンビ」など、全九編。電子限定おまけに、原作者・久住昌之先生の書き下ろしエッセイを収録した新装版!!
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Posted by ブクログ
オトナ版『孤独のグルメ』の第2巻。定年を迎えた主人公が自らを野武士に例え、オトナのグルメを楽しむ。9編を収録。いずれも、面白かったが、『寝覚めの家飲み』が一番面白かった。
『ココロのコロッケ』。肉屋のコロッケを缶ビールで味わう…オトナの楽しみ。
『野武士のライスカレー』。独り留守番をする主人公が昼飯に思い付いたのは…はちゃめちゃな野武士のカレーにニヤリ。
『さすらいのイタリアンランチ』。散歩の途中にイタリアンレストランに入った主人公は…
『秋の新サンマ塩焼き』。神保町で古書店を巡り、近所の馴染みの居酒屋へ…純米大吟醸で味わう新サンマの塩焼きは格別。
『銀座の蕎麦屋で昼酒』。いきなりの熱燗で、にしんの棒煮とはしらわさびを味わう主人公…シメには…昼酒はオトナの贅沢だ。
『寝覚めの家飲み』。深夜に目覚めた主人公が、家飲みを始め、次第にエスカレートしていく。一番面白かった。
他に『ベンチの握り飯』、『映画の後のホットケーキ』、『午後の牛丼屋でちょい飲み』を収録。
Posted by ブクログ
ブラリと歩いて酒飲んで食をつまむという極楽暮らしを一緒に味わえる本。
チラリと出てくるエピソードが本編にまず関与しない素晴らしさ。
自宅で食ってるところが1番幸せそう。
Posted by ブクログ
定年後の日々を食欲の赴くままに、少しだけのお酒と共に楽しむ話が9編。自分もこんな老後が送れればイイなあと思う。原作の久住昌之氏はほぼ同年代なので、話の展開に賛同でき心地よい。
やってしまった
過去に配信されていたオマケ無しの漫画版野武士のグルメを買っていたのに、新たに配信されていたこの漫画を新刊だと思って購入してしまった。
内容は久住先生の新規コメントがあるくらいで他はみんな全く同じ中身
紙の本で二冊買いをしたからと電子書籍愛好家になったというのに同じミスを電子上でするとは……
内容そのものはすごいお勧めです。是非買いましょう。
が、間違って自分みたいに過去に配信されていたものをもう一冊買ってしまったということが無い様に気をつけて。
特典がほしいならともかくね。