エミンユルマズのレビュー一覧
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コロナ後の世界経済を地政学的に分析しており、米中対立の構造と今後の趨勢について述べた後、過去の経済サイクルから日本経済の行く末を占っている。
トルコから日本に移住した経歴を持つ作者は、最近では珍しい日本経済を肯定的に評価する方で、本の内容を読むと少しばかり希望が持てる。
何より、デストピアのような監視社会を推し進めながら、一帯一路のような戦略でプレゼンスを高める中国に対して、米国だけでなく、同盟国である日本が協力して牽制することが世界平和につながるという点は、事実であれば明るい材料であるように思える。
サラッと読める割に、勉強になることが多いため、オススメの一冊。 -
Posted by ブクログ
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ロシアや中東での軍事紛争の勃発、そして、関税が武器化され激しさを増す貿易戦争。
2020年代に入ってからの世界情勢の急激な動きに、「これから、どうなってしまうのだろう?」と不安に感じています。
このため、現在の世界情勢を解説した本については、信用できそうなものを選んで、読むようにしています。
この本の著者はトルコ出身。
16歳で国際生物学オリンピックのチャンピオンになった後、日本留学1年で東大に合格し修士号も取得。
日本の証券会社での勤務経験もあるという、優秀かつユニークな経歴を持つ人物のようです。
そんな”日本通”でもある著者は冒頭で、「日経平均は近いうちに5万円に到達し、2050 -
Posted by ブクログ
「投資にいちばん大切なのはストーリーです」
そう語るエミンさんがストーリー投資について物語形式(時々クイズ形式で)で解説。
物語はずいぶんフランクで、エミンさんがランプの精(!?)として登場し、架空の外食チェーン店「これから湯豆腐」の株を買った主人公にアドバイスをするという内容。物語の展開は割にシンプルなので、複雑で刺激的な展開を期待して読むと拍子抜けしてしまうかも。
本書の読みどころとして、どうすれば「売らない」判断ができるかということも解説されています。ストーリーがしっかりしていないと主人公のように判断がぶれてしまう、非常によく分かります…
株価の変動や指標、トレンドなどを分析する -
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表紙裏、見出しランキングで見るトレンドのキーワードがポジティブワードばかりになったら「天井が近い」
PER16倍は通過点、米国は20倍が当たり前!
想定を超える評価損の銘柄は、一旦損切りして買い直すべき。損益通算で節税も可能。また、多額の評価損は精神衛生上も良くないほか、戻った時にそんなかトントンで売ってしまいがち!
アメリカ人からすれば、アジアのハブは中国の息のかかるシンガポールではなく、東京!
平和不動産が上がっているのは、東京証券取引所の大家だから!金融センター東京は、買い!
意外と見ない巻頭ページの集計データは貴重!
紙の四季報を見る理由は、投資したい企業、情報を知りたい企業 -
Posted by ブクログ
エミン・ユルマズさんの解説は相変わらずわかりやすいですね。日本株、上がるといいのですが・・(あんまりそんな気がしない・・) 米中対立の中、日本にとってもよい環境が訪れるかも知れませんが、米国がくしゃみをしたら日本は集中治療室送り・・とかちょっと心配。世界がブロック経済に移行する状況ではいかに自前で生きのびられるかが大事だと思いますが、政治家にその覚悟はあるのでしょうか。
日本の世帯の1/3がすでに年金生活など無職世帯になっているそうで、これからは「投資をしなければ飢える」世の中になりそうです。格差が広がる先にあるのはファシズム、だけは避けてもらいたいものです。 -
Posted by ブクログ
隣駅の本屋さんに久しぶりに行った時に、表紙と帯に書いてあることが気になって読むことにしました。円安(200円)になるとか、日経平均が5万円、将来的には30万円になってもおかしくないとあり、日本がそんなに魅力的なのかを知りたくて読みました。
日本株は暴落するという本がある中で、日本の外から客観的に見ることができる、本書の著者(エミン氏)の考え方を理解したく思いました。
以下は気になったポイントです。
・日本はすでに「失われた30年」を脱して黄金期に突入している、黄金期のスタートはアベノミクスが始まった2013年で、すでに10年が経過している。4万円をつけた株価は、しばらく揉み合い調整しなが