エミンユルマズのレビュー一覧
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投資とは、物の本源的な価値を見出すこと。
投機は、人間なのに、機械と同じことをしている。
企業の本質的な価値を見ず、8%落ちたら損切りするなど。それより様々な本や資料を読み、歴史を振り返り、人と意見交換をし、経験値と想像力を働かせて、中長期的な株式の投資戦略を立てる方がずっと楽しいではないか。と言う著者の投資哲学に共感します。私も日本株式の保有者の7割が外国人であること。日本人は米国株ばかり持っていることが残念でなりません。日本人が日本企業を応援する事は、将来日本を支えることや、円の価値を高めることにもなりますので、目先の利益だけにとらわれずに、自国の将来を長期的に考えるような日本人投資家が増 -
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本書が書かれた時点では、第二次トランプ政権はまだ誕生していない。
ここで書かれていることは、トランプ政権であってもなくてもアメリカは中国とのデカップリングを狙っており、とりわけ製造業を中国に依存することのリスクを極度に嫌っているということである。トランプ政権では、製造業のアメリカへの回帰を図っていたが、実際にそれは容易いことではなく、むしろ非現実的でさえある。著者の見立ては、中国に変わり同型国である日本にその役割を担わせたいのであろうというアメリカの本音である。技術的にもスケール的にもそれ可能なのが日本であり、円安を容認することでその実現性はより高くなるという事だ。
著者は他の著書でも、日 -
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この著者の本は最近気に入っていて、これで5冊目となりました。私の好きな歴史を地政学とお金(マネー)に関する観点から解説してくれています。共産主義に対抗して自由主義を推し進めてきた、アメリカのトランプ大統領が、関税を導入していることは、歴代の第二次世界大戦後の考え方を覆すもので、今は歴史的な転換点にあると理解しました。
更に、マネーが果たしてきた役割の変化を、歴史に沿って解説してあるのが興味深かったです。現在ゴールドの価格が上がっていますが、世界中で使用されている通貨の役割が見直されている最中なのかもしれません。しかし、本書の中でアメリカの優位はしばらく続く、と強調してあったのは記憶に残るモノ -
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四季報の読み方を基本から学べる。
非常に勉強になる。
ただ所々疑問点矛盾点もある。
PSRについて、時価総額÷売上高なのだが
①利益を考えていない。売上高が多くてもコストも上がれば当然利益も少なくなる。
②売上高の質 売上が伸びても回収ができてない可能性もある
③低いのは世間から事業の将来性への危惧されている可能性
バブルについて
著者はパフェット指数を出して米国はバブルであり崩壊後は日本にお金が回ってくると言っている。
米国は210 %一方日本も現在176%で指数的に充分バブルである。エミンさん矛盾してます。
パフェット指数についても色々問題はある。
時価総額全体÷名目GDPなのだが
①自国 -
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トルコ出身のエコノミストである著者が、地政学の視点から見る今後の世界経済の方向性について述べた一冊。
「日経平均30万円説」で話題になりました。この日経平均30万円というのは、本当かなあと疑って見てしまいますが、著者が指摘する、地政学的に見た考え方は興味深いものだと感じました。
・アメリカの「AIバブル」は遠からず弾け、そのマネーの動向は地政学に影響される
・地政学的に見て、米中新冷戦と呼ばれる状況が始まる
・中国に投資されたマネーの退避先として、安全性の高い日本に向かう
・ある程度インフラや人材が揃っていて製造業が盛んな国は、結局、日本しかない
・TSMCの日本進出は、台湾有事を想定した「疎