つるまいかだのレビュー一覧
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無料版購入済み
テンポが凄くいい作品
緊張と緩和のバランスが良くて、話のテンポも良い。
良い作品に多い、次が読みたい、続きが読みたいという気持ちになる作品。
ところでパーカーのひもの有り無しが話題になるけど、絶対に必要なんだということがよくわかる作品でもある。 -
無料版購入済み
オススメ作品
マガデミー賞を受賞したということで拝読。
面白い。
スピーディーに物語が展開していくのもそうだけど、主人公2人の表情がとにかく心を揺さぶる。
特にいおりちゃんの「泣き顔」。
子供の泣き顔は見ていて辛いけど、その後の笑顔がその何倍も幸せを感じさせる。
ストーリーも、そして画力も素晴らしい。
よい作品を教えてもらえて嬉しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魚淵先生登場。ハーネスで釣り上げてジャンプの指導をするために全国を廻っている先生とのこと。
ハーネスを使って指導を始めたら、飛べるようになった子が続出で、なかでも、「このまま跳べるようにならなかったらスケートをやめようと思ってたけど、続けることができた、ありがとう」と泣きながら話している子を見たら思わず涙腺が…。
そこでいのりさんの指導に司先生もハーネスを使ったら…なんかすごい不安に思いながら読んでいたら…やっぱり…。
司先生骨折&いのりさんショック。
もう一度魚淵先生の指導を受けるために車で新潟まで。
このへんの車中泊旅のようすがおもしろかった。
いのりさんは3回転ルッツと4回転サルコ -
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特訓
大会を前にジャンプの強化を図る二人ですが、司の骨折でいのりがジャンプを跳べなくなり……
あんなに弱々しかったいのりが、一番になることへの執着を強めていてドキドキします。 -
ネタバレ 購入済み
いのりが“為る“巻
6巻で描かれたフィギュアスケートという戦場で描かれた
いのり・司コンビの激闘から一転。
この7巻では6巻最後に得た“報酬“で
技術をモノにする為に奮闘する二人が描かれる巻です。
フィギュアスケートをしている時と違う
普通の姿でいのりちゃんが
楽しそうにはしゃいでる姿が描かれており、
かわい~~ーっ!!となるシーン達から一転、
涙まじりの司の決意に感情が揺さぶられ、
描き方がすごいなぁと思わされます。
6巻で仄めかされていた立場に、
いのりが“為る“巻で今回も読み応えがすごかったです。
おまけの四コマも大好きです。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み初金メダル
唯束いのりは何をやらせても人並みにできない女の子。
その事もあって自信のない性格をしている彼女が夢中になっていることがフィギュアスケートだった。
ただ姉が頑張りすぎるのを見ていた母親はどんくさい妹であるいのりにできる訳がないと決めつけていたが、のちにコーチとなる明浦路司の説得により娘の熱意を信じてスケートを習うことを承諾した。
その後バッジテストに合格したいのりは名港杯に出場するために練習を頑張るがなかなか上手くいかない。
そしてジャンプで基礎点を重ねる方法より他の要素で点数を重ねる戦法を選択する。
スケーティングを伸ばす練習をした結果本番直前にフライングシットスピンで基礎点を上げる -
Posted by ブクログ
ネタバレ6巻は中部ブロック大会~大会後のコーチたちの懇親会~鴗鳥&夜鷹と謎の貸し切りスケート~全日本ノービスに向けての強化練習の話。
中部ブロック大会の勝利作戦について、カードゲームのルール説明のたとえがわかりやすい。要するに少ない手持ちカードのスキルアップをしたわけね。
でもこれが、全日本ノービスでは足かせになってしまうようで、いのりちゃんの3回転フリップ・3回転ループの練習時間が足りなくなってしまった。
次回はいのりちゃんがこれらの技を無事習得できるかがポイントになりそう。
「選手みんなが努力の末手に入れようとする金メダルは、人の上に立つ勇気がない人が偶然手にできるわけがない」というセリフは刺 -
Posted by ブクログ
1巻が頂点
申し訳ないが、メダリストは1巻が一番おもしろく、人間の境遇や感情が表れてゐる。後はだんだんただ情報が羅列してゐるだけになる。
1巻の母親の態度といひ、主人公の学校での境遇といひ、リアリティがある。はっきり言って「タコピーの原罪」より秀逸である。
そこが共感できるし胸に押し寄せる部分なのだが、2、3巻以降で主人公が天才少女だと判明すると、ああ成功するんだなと期待感もなくなって、フィギュアスケートの情報と大会の勝ち負けが羅列されただけの漫画といふ印象になる。
私としては大会はそこまで重要ではないが、題名が「メダリスト」である以上、オリンピックの金メダルを獲るまで終れないといふ束 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何となく気になった『メダリスト』(つるまいかだ)の2巻。
この巻では私にとってなかなか興味深いテーマが詰まってて、
読み終えた後、「ほーっ……」という息を吐いてました。
以下その内容4点です。
❶ 親の2人目の子供に対する視点
今回は主人公の姉は「何でもバランス良くこなすタイプ」。対して妹である主人公は「一点特化タイプ」。
その特化した部分をなかなか見つける事ができずにいたお母さんが「周りの声」を聞いて「この子はこういう子なのだ。いろんな事に自信がないのだ。」と判断してしまっていたのが、
今回の場合フィギュアスケートで大会出場及び優勝という形を目の当たりにした時、
「あの子の事、 -