塔山郁のレビュー一覧
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「薬剤師・毒島香織の名探偵」シリーズにも登場していた宇月さんでは⁇と思ってたらやはりそうだった。
まさか、スピンオフだったとは。
宇月さんの職場である「漢方薬局てんぐさ堂」にやってくる患者さんのちょっとした謎をサクッと解決する。
漢方医学に関する知識も豊富な宇月さんならではの視点から患者の不調を解く全四話。
第一話 漢方薬入門〜32歳の出版社に勤める編集者加納有紀は、入社当時に担当した池崎から大麻をテーマとした本を出版してくれないかと持ち込まれたが、預かったのは原稿だけではなかったことを知らずに、直後にてんぐさ堂の宇月に気づかれる。
深く立ち入ることなく、やんわりとした警告だけ…という宇月 -
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ネタバレ5人の作者の著書から選ばれた5篇。
小西マサテルさんの「緋色の脳細胞」以外は
初めてだったので色んな作風が読めて
面白かったです。個人的には友井羊さんの
「ふくちゃんのダイエット奮闘記」が
予想の少し上をいかれる結末に楽しめたし、
グルメと摂食障害の組み合わせの作品は
今まで読んだことがあったようでなかったので
興味深く読めました。
岡崎琢磨さんの「ビブリオバトルの波乱」は
本作を読んだことがないのでえっ!店員さん
そんな感じでぶっこんで来るのと驚き、
柊サナカさんの「暗い部屋で少年はひとり」は
すごいやさしい世界でほっこりした。
塔山郁さんの「知識と薬は使いよう」は
今までにあまり読んだこと -
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薬剤師・毒島シリーズにも登場した宇月を主人公としたスピンオフ(帯には「新シリーズ」とも・・・)
各地を転々としていた宇月は「てんぐさ堂」と言う漢方薬局で薬剤師として、働くことになった。
「てんぐさ堂」は3代続く、老舗の薬局だが、先代が妻を亡くしてから、売り上げは下がる一方。
そんな薬局を立て直すべく、薬剤師試験に3度落ちた天草奈津美はお店を改装し、おしゃれな漢方薬局を始めるが、なかなか売り上げが伸びないことが悩みどころ。
そんな漢方薬局には様々な悩みを抱えた人がやって来て、問診のみで宇月はお客さんの体と悩みを解決していく。
お客さんの悩みを解決する姿に、徐々に奈津美も宇月に心を開いていく・・・ -
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〈薬剤師・毒島花織の名推理〉シリーズ第五作。
今回は毒島花織の活躍は控えめ。逆に主人公の水尾爽太が頑張っている。
「毒消し山荘の奇妙な事件」
『デジタル・デトックス』を売りにした伊豆山中の宿にやって来た、爽太・毒島・刑部の三人。だが五月女という男性客は何故か毒島を気にしているようで、爽太は気が気ではない。
ヨガやアロマもこういう使い方をされると妖しさ満載。その結末は…。
余談だが、帰路で『無人島に行くときに薬を一種類だけ持っていけるとしたら』という話で盛り上がる毒島と刑部の薬剤師の話が面白かった。結局一つに絞れず三つになっていたし。
「うつの双つの顔」
あの馬場さんが食欲をなくし気力もな -
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ネタバレ「ノッポちゃんとアルコール依存症」
展開的にはなんとなく想像できるけれども、少し強引かなぁと思った。
水尾は、偽薬を飲ませたかもしれないと言っていたけど、一般人がそんな簡単に手に入れられるものなのかしら。いまいち、めでたしめでたしとはいかないストーリーだった。
「毒親と呼ばないで」
免疫の仕組みやワクチンの働きなどの説明は、今こそ読んでほしいな。
でも、いくら仮名で話してる設定とはいえ、医療職でもない赤の他人に何の病気で罹ったかべらべら話す薬剤師は嫌だなぁ。最後に他言しないように釘は刺していたけれど。
「見えない毒を制する」
これは面白かったし、とても緊張感のあるストーリーだった。鳩に関係 -
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シリーズ4作目。
今回も薬剤師の毒島さんとホテルマンの水尾が、ホテル内での出来事で薬に纏わる難事件を解決する。
それでもこのシリーズは、毒島さんの恩人だという男性、宇月さんが中心になってる感が、強めであった。
なにしろ漢方に関する知識が半端ない。
まさしく漢方医学のプロである。
漢方って、中国古来のものと思っていたが、違っていたことに、そうなんだ…と。
やはり、奥が深いなぁと思った。
第一話 私は誰、ここはどこ?
第二話 サプリメントと漢方薬
第三話 秘密の花園
特に第二話は、マルチ商法的な話でもあり、これは更年期障害の辛さを感じている女性なら簡単に手を出してしまいそうだなと思った。