大前粟生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分が対等に恋愛したい相手と恋愛の価値観が異なった時、自分の性愛はエゴになりうるんじゃないのかっていう悶々とした葛藤を抱える圭吾に、わかる、わかるよわかるんだけどさーってなることが多くてこっちもむずむずした。誰かに対して独り占めしたいとか相手も自分のことだけ見ていてほしいと思ったことないから共感できるところは少なかったんだけど、好きな人が傷つくのは嫌なのに、ましてや自分の気持ちで傷つけるとかあってはいけないっていう感情とか、男とか女とかっていう分類じゃなくてあやめさんと僕っていう独立したものになりたいっていうのはなんとなくだけどわかるかなー、挿れる側と挿れられる側の構図が気持ち悪いみたいな場面あったけどそれはなんかめちゃくちゃわかってしまった、もう一回読み直したいけど時間を開けたい気もする いきなり別人間のターンに切り替わるのむずいよね 誰の述語だよ!ってツッコミながらなのでエネルギーがいる…
わたしは1番金井くんがよかった。なんか真っ直ぐなところがいちばん眩しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が圭吾的な立場になったことからこの本を手に取りました。
読後違和感が拭えず2回読みました。
で、思ったのは
ポリ側の人の交際がとても軽く描かれてること
あやめに至っては、圭吾から想われてることを知っていながら自分はポリアモリーかもと、アプリに登録して会ってみて、波長があったからと付き合って…そしてそのハスモトの彼女に妬いたり…
ハスモトは、圭吾にポリアモリーの恋愛について語るけど、ハスモトも出会いは軽くて。すぐ好きになっちゃうって。
で、体の関係も結ぶまではあんなに線密に描かれてたのに、一回したらセックス漬けみたいになって…
ポリ側の人が軽く描かれすぎてて誤解を招くかなと思いました -
Posted by ブクログ
男子高校生3人が漫才を通して成長していく物語。
表紙の3人は彼らでしょうか。
真ん中はユウキくん。中の世界が爆発して燃えている様子は漫才に対する熱量の凄さを表しているように見えます。
右は滝場。仮面をつけて見る自分の手には手首がありません。面白くない自分に彼なりの「笑い」の仮面をつけて面白いと思ってもらおうと努めるがそこに本当の自分は無い様を表しているように見えます。
左は僕。雑草が出てきたシーンあったっけ。うーん、思い出せない…
そして3人の腕の重なった部分はぼやけて融合している。これは今後トリオとして3人が協力して漫才をするメタファーであると考える。
つぐみぼんぼんぴょん丸って、ぽんぽこの高木ひとみ丸がモデルなんですかね、名前似てるから。
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Posted by ブクログ
ネタバレ話題の作家による、コロナ禍の閉塞感のある生活の中で「ポリアモリー」を扱う、ジェンダー文学作品。
主人公の圭吾が、ポリアモリーのあやめさんに対等な恋愛を求めてしまう繊細な恋愛小説。一方で、同僚の金井くん(ゲイ)からの告白、青木さんからも「さっさと好きと伝えろや!痛々しいねん。」と好意を寄せられ、あやめさんとの恋愛にはまって行く。
~心に残るフレーズ~
・ 自由って何なんだよ!あやめは叫びたい気持ちになった。つき合っている誰かのために別のパートナーを犠牲にするなんて、したくない。比べたりなんてしたくない。
・ そう思うけど、私だって嫉妬の気持ちはわかってしまうんだ。最近できたっていう蓮本さんの他のパートナーに、私は嫉妬の気持ちを持ってるから。
・ 何で対等になりたいんだろう。そんなの、わかんねえよ。ただそうなりたいんだ。
・誰だって誰かを支配したい?支配されてた方が楽?そんなわけあるか、そんなわけあるか、と 何度も思いながらも、圭吾には身に覚えがあった。
・ それは、俺にする話なのかな。俺にする話なんだろう。その蓮本さんて人があやめさんにとって大事な人だから、俺に話してくれようとしてるんだろう。でも、苦しいな。
青年の正直で眩しい程に切ない思い、そして、ポリアモリーの蓮本さんの言う、どうしても一人だと埋められない淋しさ…も分かる気がする。この自由なライフスタイルがナチュラルな関係として認知され制度も整った場合、将来的に少子高齢化が解消され?日本経済を上向きにする政策としては悪くない?かも等と無秩序に妄想してしまった。同じ作家のジェンダー作品があるのか興味津々だ。