さばみぞれのレビュー一覧
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ギャルの佐藤由美子と根暗ボッチの渡辺千佳が、声優の歌種やすみ、夕暮夕陽としてラジオ番組をやっていく。
声優3年目であまりいい役をもらえてない歌種やすみは、売れっ子新人声優の夕暮夕陽の実力を認めながらも嫉妬し、夕暮夕陽は周りの人とすぐ仲良くなれ実力もある歌種やすみを認めていた。
最初はすごくぶつかり合いながらもお互いに認め合い、コロッケ食べたり、オムライス作ったり、お風呂入ったりして少しずつ仲良くなってく。
しかしファン?の暴走でyoutubeでプライベートを特定される夕暮夕陽。それをラジオの生放送でかばう歌種やすみ。
久々になろう系ではなく、わりとまともにキャラとストーリーをちゃんと書けてる -
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個人的には非常に良い
今までにない類の青春ラブコメ。他のレビュアーも言ってたけど、個人的には『俺ガイル』に次ぐレベルの『青春群青劇』だった。読みづらいって事は無かったかな…?ずっと一人称だったし、こっちもそのつもりで読んでたから。二巻が楽しみ。アニメ化も待ってます!
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新時代をひっぱる新しいラブコメ
なんか酷評つけてる人が居るけど、この作品は『小説家になろう』のときから大人気で私は初期の頃からずっと追いかけてますので納得が行きません!確かにラブコメというよりは『青春群青劇』なので内容に賛否両論あることはありますが、☆1を付けた人はそもそもこの作品の良さが読解できなかったんだと思います!地の文は一人称なのでそもそも文法とか関係ないし、言葉だって日々移り代わっていくものだと思うので私にはとても読み進めやすかったです!
ライトノベルを読んでるとときどきこういうレビュアーいますけど、おじさんが今どきの若者の言葉が理解出来なかったからって簡単に☆1とかやめて欲しいです!時代に付いてきてくだ -
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ネタバレいやあなかなか凄いところを突いてきたなあ。
今回は引き抜き事務所移籍問題。
実際声優さんの事務所移籍って時々見るもんね。
主役をやりたいけどままならない由美子の現状を絡めてお話の展開としてドンピシャな感じ。
前回のエピソードと言い毎回いろんな引き出しがあるなあと感心してしまう。
加えて今回は超絶可愛い後輩新人登場でさらに危機感が!
短編集で語られたキャラも重要人物として登場してなんかまた一段と厚みが出た気がする。
ハイライトはやっぱり最後のライブ場面かな。
歌種やすみの他の声優とは違う強みになんだか胸が熱くなった。
あと途中までこの巻で移籍問題に決着つかないんじゃないの?と思っていたのだ -
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ネタバレ酔うと突発的に旅に出てしまう女性上司に振り回される男子社会人の話。
普段のヒロインの有能冷静さと酔った時のギャップはお約束だけど両手にビールを持って「やあやあ雲に聞け!風に問え!われこそは難波の地に生まれし酒呑童子の申し子なり!」と叫び出したのには笑った。
脱獄王のあだ名の通り、ちょっと目を離した隙にいなくなってしまうのは、いやまあ、社会人としてはどうなの?笑
それはそうと主人公の方もちょっとMっけのある変態さんで^^笑った。
ふたりの恋模様はなんというか社会人とは思えないほど初心な感じで、なーにやってんだかと呆れるしかない。
あと個人的には物語の舞台が、もろ自分の生活圏なので情景が映 -
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ネタバレ由美子と千佳の高校卒業間近のあれこれ。
前半は主に由美子の、後半は千佳のお話かな。
卒業して千佳と毎日顔を合わせなくなるという事実に不安になる由美子。それでもいつもの意地で素直に千佳の進学先を聞いたりできなくて…
けれどその不安は千佳の思いがけない一言で解消する。
いやあ、流石に11巻にわたって紡がれてきた彼女たちの関係が凝縮されたような言葉にグッとくるね。
そして後半は千佳が演技について悩み葛藤する話だけれど、その回答がやっぱり由美子との関係なのだ。
離れていてもお互いを意識しないわけにはいかない。
やっぱ運命の相手でしょ。
進学先はまあいっぱい匂わされてたので予想はしてたけど。
そし -
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ネタバレやすみや千佳の話はあれど、どちらかというと彼女たち以外の人物をメインにした短編集。
マネージャーの加賀崎さんや構成作家の朝加 さん、めくるちゃんや乙女姉さんなど。
全体としては加賀崎さんとその先輩マネージャーのお話を縦軸に、いろんな話がちょっとづつ繋がっている感じ。
なので声優のマネージャーの苦労というか葛藤がすごくよく分かる短編集だったし、加賀崎さんが由美子のことをめっちゃ好きなのが分かって嬉しかった。
そんな中、個人的にはめくるちゃんのお話(二作ある)がめっちゃ面白かった。
片方はめくるが由美子の家にお泊まりすることになる話で、もう一つはめくるが乙女と千佳と新幹線で乗り合わせ出張する話 -
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ネタバレ今回は夕陽とミント二人の、母親との関係の修復回
ユウと母親との関係は一巻から抱える確執なのだけど、今回はここにミントと大女優の母親との問題が加わった。
しかも大女優の声優を貶める様な言動がありユウがブチ切れるという、まあ、そうなるよねという感じ。
絶対声優のことを認めさせるという意気込みで開催されるイベントが熱い。
でも結局、母親は娘のことが心配なだけなんだよなあ。
絶対認めさせる。の裏にある、認めてもらいたいと言う気持ち。
それは親子だからこその感情で、なんと言うか、どっちも不器用でいじっぱりだなあと思う。
ラスト、ラジオでの気になる告知が匂わされてるけれど、さて、この先物語はどうなって -
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やったね一ノ瀬さん
文化祭後編。序盤のファッションショーから急転直下のサスペンス展開。ラブコメを冠する作品で刃傷沙汰があるなんて誰が予想したよ。
まあともあれ、お嬢ことクロマティーさんがどういったポジションに落ち着くのかは見てみたくあります。あわよくば渉に近づいて夏川の情緒をぶっ壊しに行ってもいいんですよ。
それにしてもやっぱ一ノ瀬さんですよ。デート楽しみにしたり、何かあったら渉にすぐ頼ろうとしたり、可愛らしさは健在ですが、しっかり成長してますね。いいぞもっとアタックしろ。
色恋に関わったことで渉との関係も何か進展があると思いましたがそこまで求めるのはさすがに欲張りだったか。何でもする券、渉はたぶんそんな変な -
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ヒロインレース、ファイ!!
夏川さん視点の話炸裂。かわいいしヒロインしてました。文化祭本番、どうなるヒロイン…。
でもやっぱ一ノ瀬さん強いです。メッセのやりとりはもはや彼女並み。笹木さんともども、絡みがずっと観てられる3人です。 -
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夏川の視点
話が佐城視点だとモノローグがうるさくて読むのがしんどいと思うことがありますが、夏川視点のモノローグだと読みやすくて良いです。
にしても文化祭編、アニメで見るのとは印象が全然違いますね。面白いです。姉貴や凛先輩や一ノ瀬さんや芦田など、周りの女の子たちもなんか佐城に対して重めの感情抱えてそうなのが個人的に高ポイントです。
笹木さん、出番もっとください。 -
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ヒロイン…
バイト先の後輩、一ノ瀬さん、そして女子大生、笹木さん。正直この2人のヒロイン感が強くて…。
夏川さんも頑張ってますが、やっぱ夏の間よく一緒にいた一ノ瀬さん、笹木さんが強ぇです。
最後の話なんて笹木さんソロのデート回じゃないですか。正直ぶっちぎりでかわいいです。
乗り換えても誰も何も言わんぞ佐城。 -
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かなり違う
笹木さんとのエピソードがアニメとかなり違うな、とか夏川の心情がしっかりと描写されてるな、とかアニメと比較すると結構違うことが見て取れます。割と賛否があったアニメ版もそこそこ楽しめた自分ですが、原作を読んでみるとアニメへの酷評も少し納得できてしまいますね。ところで笹木さんと一緒に海に行く話はないんですか!
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なんというか
夏川と関わりが減ったことで視界が開けたというか、いろんな交流が増えた感じがあります。我に返る前だったら風紀委員長に目をかけられることもなかったでしょうし、姉や生徒会組ともここまでしっかりと交流はしなかったでしょう。壁にぶち当たって、ほんの少しだけ大人になった。その後を描く物語ってことなんでしょうかね。
あと圭、かわいいっすね。