香山哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作はベルリン暮らしの楽しさ、面白さが伝わってきたが、こちらはもっと込み入った内容なので、はじめは読みにくいような気がしたが、読んでいくうちに、香山さんがベルリンという街に根を張って、お客さんじゃなくて住む人になったからだな、と思った。無料でシャワーと洗濯ができるスペースを仲間と作ってホームレスの支援を始めることにページが割かれている。
ベルリンにだって問題はたくさんあるんだろうけど、この本を読むと、日本よりずっと「自分と違う人」に寛容である。同じ場所で生きる者同士、許せることは許し、助け合えることは助け合おうというのが普通になっている。日本は日本人も政府も、他者に厳しく、違いを許さない。ベ -
Posted by ブクログ
前巻同様非常に面白かった。面白かったんだけど、今生きてる日本がひどく窮屈で、辛い気持ちになった。
私の住んでる高円寺には「青空文庫」って交換書棚的なもんがあって、それが街の誇りでもあるんだけど、ベルリンではそれは普通。そう読める。高円寺は日本で一番ベルリンに近いと思うが、それでも市場主義にすり潰されてるんだなぁと再認識させられた。
「ご自由にお持ちください」は店の都落ちに伴う文化なので、その意味でも辛い。ぼくは欠けたのを継いだ茶碗とかが好きなので、そういうのがあったら貰って帰るえる。
「こんなに手のかかったこんなに上質なげーじゅつに、こんなに安く触れられることに感動した」地震ちょい前ま -
Posted by ブクログ
「ベルリンうわの空」読む。ダンナの本棚から借りた。全ページ2色刷。キャラクターが独特で可愛い。ベルリンという街に対して”いつか冷める恋なのか、長く続く愛なのか わからないから見極めようとしている P12”というのがこの漫画の本質を表してると思う。つまづき石(P70)が良いアイデアだと思う。忘れてはいけないことだ。
新聞作り(P127)私も10歳の時にやっていた。絵から文から自分で考えて家族のニュースや友達との面白いエピソード、読んだ本の感想など載せる。叔父夫婦も巻き込んで1年くらい続けたと思う。母が捨ててしまったので(むごい)一枚も残っていない。 -
Posted by ブクログ
ラジオで紹介されていてなんとなく存在は知っていた香山さん。
読んでみて、
ベルリンのpanpanyaだ! と。
安易に言われたら嫌がられるかもしれないが、思っちゃったんだからしょうがない(JUNK 爆笑問題カーボーイ)。
共通の先祖はつげ義春かなと思っていたら、作者本人のツイッターで、
「絵を手伝ってもらうとき、「つげ(義春)1歩手前ですか?」「2歩か3歩手前でお願いします」みたいな感じだった」
ふふふ。
それにしてもこんな生活してみたいな。
というのはベルリンに住みたいということではなくて、身の回りの生活に着目する眼を持ちたいということ。
今の自分ときたらゾンビのようだし。
もちろんインプッ -