稲田俊輔のレビュー一覧

  • 食の本 ある料理人の読書録

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    ■内容をざっくり
    著者は『料理人であり読書家である』という自分の立ち位置から、『食』をテーマにした小説・評論・漫画まで25の作品を幅広く読み解いた〈ブックレビュー×食エッセイ〉。

    料理人ならではの視点で…
    ◉食材の描写に“嘘”がないか
    ◉調理のリアリティや背景
    ◉表現の巧みさと文学性
    …等々を読み解く鋭さと愛情が混在した、ユニークで知的なブックレビュー。

    ■感想
    ① 料理人×読書家の“ダブルプロ視点”。
    ただ『美味しそう』『面白かった』を、『なぜ美味しそうに感じるのか?』『何が表現として巧みなのか?』を分析し提示してくれる、“言語化の手腕”が際立ち、〈味わいを理詰めで考えたい読者〉は表現

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    2025年06月25日
  • ベジ道楽 野菜をおいしく楽しむための偏愛ガイド

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    安定のイナダシュンスケさんの野菜に特化したレシピ集。野菜のうんちくやおいしさを語る読み物としても楽しめる。

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    2025年06月14日
  • 料理人という仕事

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    著者は料理人。とは言いつつ有名大学を卒業して大手飲料メーカーを経て料理人になった経歴。
    本書では料理人の仕事といいつつ、運営の裏側にあたる雑務にページを割く。「実際のところ、料理は飲食店の仕事の一部でしかありません。厳密に数値化するのは難しいてますが、せいぜい四分の一といったところでしょうか。しかもその四分の一のほとんどは、ヒビかわりばえのないルーチンワークです」
    こういう話を聞くと日頃訪れる店の、料理以外のことについてもつい詮索したくなってしまう。

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    2025年06月08日
  • 料理人という仕事

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    料理人とはどういう仕事か、食を仕事にするするとはどういうことか。
    薄い本だが、特に料理を目指したい若い人にはぜひ読んでもらいたい良書。
    料理が好きでなくても美味しい料理は出来るが、料理が好きなだけでは料理人は続けられない。最後に勝つのは食べることの好きな人か。
    モテるために若いうちに社長になりたいだけで美味しい料理を作ってた子が、料理をやめてキックボクサーになるという、一気通貫な志のエピソードがよかったな。

    止めることも視野に頑張って、という言葉が重い。

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    2025年03月29日
  • お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

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    何だろう。この本のエピソードのいくつか既読感があった。最初のほうとかだけなら一度読んで途中でやめたのかなとか思うけど、全体にわたってところどころ読んだことがあるって感じだった。
    著者が勧める岐阜のピッツェリアに2回も行ったんだけど、この本読むと感覚的に相容れないところもちらほらあった。一番最初のエピソード「客、お客さん、お客様」からして、ムダにというか魂入れずに慇懃無礼なのに意味がないと思うんだけど、著者もそのような考えでいるようでいながら慇懃無礼な接客をよしとしているんだよね。商売だからって割り切ってるのかもしれないしとか遠回しに皮肉ってるのかなとも思ったけど、心底そういう接客でいいと思って

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    2025年03月06日
  • 異国の味

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    私が読む本は小説か仕事関係の本か、ほぼ2択だけど、たまに読んでみるそれ以外の本。それ以外の本は自分の知らない世界が広がっている。

    食にこだわりのない私にとって、栄養もカロリーも完璧なサプリが開発されたらそれを摂取して生きたいくらいですが、お寿司が好きだったり、サイゼリヤが好きだったり、近くにある和フレンチのランチが好きだったり、と全く興味がないわけではないなぁと気付かされた。
    食べることが好きな人は見ていて気持ちがいい。作者のように食が大好きな人の人生は豊かなのだろうなと感じた。
    寒くなってきて、田舎の割に存在してるロシア料理屋のボルシチを食べたくなりました。

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    2024年12月08日
  • 『現代調理道具論』 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 【電子版だけの特典!スペシャルレシピ5点付き】

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    出てくる料理がとにかく美味しそう〜!
    軽妙な書き口も、食への偏愛も、読んでいて心地よかった。ひさしぶりにエッセイを読んだけど、他者のどうでもいいといえばどうでもいいようなこだわりに触れられて、リラックスできました。

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    2024年10月10日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    さすが稲田さん。明快な文章でとても分かりやすかった。
    多くのチェーン店を扱っているが、ページ数的にも濃度的にも冒頭のサイゼリヤが出色。ただ、サイゼリヤに関する情報は数多あるので、他のチェーン店に関しても同様に濃い紹介を読みたかったなというのが本音。
    そんな理由で、評価がちょっと辛くなりました。

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    2024年09月23日
  • 異国の味

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    イタリアンが、タイ料理が、スパニッシュバルが、いかにして日本で受け入れられ、何度かのブームごとに分化し、根付いていったか。的確な分析と個人の体験や思い出が混じった、読んで美味しいスタディ。そうよ、私もパスタって呼ぶ前の日々を覚えてるわよ。

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    2024年09月03日
  • 異国の味

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    なので
    の多用、苦痛。
    中身もそれほど面白くない。
    ドイツとインド以外は現地で料理を
    食べたことがあるのがちょっと自慢。

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    2024年08月06日
  • お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

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    ネタバレ

    八重洲口のエリックサウスなどでしられる稲田俊輔さんが長年の飲食店での仕事をしながら垣間見た飲食店側と利用客についてのエッセイ集。飲食店はビジネスでやっているので利益を上げねばならず、利用客はお金を払っているのだからあるいていど要求があり、両者の事情があえばベストマッチとしてウィンウィンとなるが、不幸にして合わないことがある。それは店側の技量不足や客の認識不足に起因するのであれば歩い程度仕方ないと言えるが、来る客くる客に不満を抱かせる訳にはいかない。そこで店側としてここはどういう店かをいろんな手でアピールするのだが、それでもわかってくれない客が一定数いるのは事実。
    評者も色々と料理をするのでプロ

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    2023年12月08日
  • お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

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    南インド料理専門店として近年、メディアでの露出も増えた印象のある「エリックサウス」の総料理長である著者が、WEBマガジンに連載したエッセイを書籍化した一冊。

    雑誌連載ということもあり、そこまで全体を通貫するテーマがあるわけではないが、食を愛する料理人・経営者が昨今の飲食を巡る状況をどう見ているのかを知れるのは、食を愛する自分にとっては面白かった。

    個人的に慧眼だったのは、名前こそ伏せられているが明らかにアメリカンダイナーのシズラーを舞台にしたエピソードだった。自分もシズラーは大ファンで、あのリッチなサラダバーやチーズトースト、そして肉やシーフードのメイン料理のセットを食べるのは至福のひとと

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    2023年10月08日
  • 個性を極めて使いこなす スパイス完全ガイド

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    面白かったが、濃かったので少しずつ読み進めた。
    スパイスを使いこなせるように読みたかったのではなく、ふわーっとスパイスが好きで、スパイスに関する読み物として選んだので楽しめた。
    ページ下のつぶやきがまた濃い笑。全ての文章からスパイスに対する熱量を感じた。

    星はスパイス好きや既に著者と同じくらい詳しい人ほど多くなると思う。

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    2023年07月12日
  • 飲食店の本当にスゴい人々

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    筆者が各所に掲載した飲食店に関するコラムや、インタビューをまとめた本。
    個人経営の老舗洋食店から、チェーン店まで、取り扱いは幅広い。

    若干洋食店が多めだが、まんべんなく色んなジャンルのお店が紹介されているし、筆者の文章が上手くてぜひ、行ってみたくなる。
    やっぱその辺のおじさんが書いた食べログレビューとは全然違う。

    個人的に一番好きだったのは、有楽町のインド料理店のレビュー。筆者の熱気が伝わってきて、思わず行ってしまった。2回も行くほど、お気に入りのお店になった。

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    2023年05月03日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    筆者のサイゼリヤ愛がひしひしと伝わってくる本。
    松屋の紹介「とにかく私たちに米の飯を食わせようとしている」は非常に納得!(笑)
    食べログの低評価レビューの話は、実用的で良い。

    チェーン店の凄さを語る筆者の勢いに圧倒される。所謂"美食家"は、チェーン店を色眼鏡で見勝ちなものの、筆者の飲食に対する平等愛、尊敬を感じ取れる。飲食店を経営しているからこそ分かる凄さなのだと思う。 

    P266で、若い世代はチェーン店への偏見も少なく、今後は旧弊な先入観に囚われない実力勝負の時代が来る、と記載あるが、コロナで予想以上に早くその時代がやって来ている様に思われる。(3千円の格安店なら、お

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    2021年12月26日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    ・これを片手にサイゼリヤに行きたくなる
    ・ファミレスは70点×100人の戦場で、70人が100点をつけてくれるところを目指したら、30人は食べられなくなるジレンマの話が面白かった

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    2020年05月28日