あらすじ
自分のイメージを形にして、食べた人を幸せにできる。独り立ちが可能で、腕一本でやっていける。日々の仕事から学ぶところがたくさんある。そんな料理人という生き方をのぞいてみよう。
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Posted by ブクログ
料理人を目指している人だけでなく、みんなに読んでほしい!特にこれから社会に、仕事に向き合う皆さんにはぜひ一読をお勧めします。料理人の世界を通して「仕事」から得られるのは金銭、名誉だけではない、「修行」はなんのためにあるのか、そして、人生を楽しむってことは?を示唆してくれる本です。
Posted by ブクログ
飲食店だけでなく、すべての仕事に共通する内容と思えた。やりがいとお金、ルーティンワークへの考え方、仕事覚え方、仕事のやり方はは見て盗むことの有効性など、きちんと理由を説明してくれる。
学生の方が飲食店でバイトする前に読むと、感じたり考えられることが変わると思う。若いビジネスマンや、社内教育で悩んでいる方など、読んで欲しい一冊。仕事のテクニカルなやり方だけでなく、仕事の哲学にも気軽に触れている稀有な本だと感じた。
著者のお店はレトルトカレーで知り、どうせならお店で食べたいと訪れて感動した南インド料理店。働き方の本で衝撃を受けるとは思わなかった。
Posted by ブクログ
自分は料理人ではないけれども、料理人でなくてもオススメしたい一冊。自分の中で現場仕事で優秀な人というイメージをとてもしっくりとくる言語化がされていて、いわゆる「プロ」という人達は少なからずまだ若かりし頃はこういう動き方や経験を積んできているものだと思っていたものを確信できた一冊。
Posted by ブクログ
ある仕事の第一人者が、その心得をていねいに言語化して本にしてくれる。ありがたいことである。さらに、その仕事が料理人ともなれば興味のある人は多いはず
新人としての心構えやホールでの仕事の大事さから、なるべく高級店からキャリアを始めるに越したことはないとか、カフェ開業はすごく難度が高いとかまで。まったく読んでいて飽きない
Posted by ブクログ
さすがちくまプリマー。
めちゃめちゃ読みやすいし、
働くってどういうことか、
若い人向けに書いてある。
でも、こういう考え方、働き方は
どんな仕事にも通じるのでは?
私が今やっている仕事だって、
根幹ではこういうことだよなあって思うから。
Posted by ブクログ
著者は料理人。とは言いつつ有名大学を卒業して大手飲料メーカーを経て料理人になった経歴。
本書では料理人の仕事といいつつ、運営の裏側にあたる雑務にページを割く。「実際のところ、料理は飲食店の仕事の一部でしかありません。厳密に数値化するのは難しいてますが、せいぜい四分の一といったところでしょうか。しかもその四分の一のほとんどは、ヒビかわりばえのないルーチンワークです」
こういう話を聞くと日頃訪れる店の、料理以外のことについてもつい詮索したくなってしまう。