稲田俊輔のレビュー一覧
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元はTwitterでエリックサウスの…と言う流れでフォロー始めましたが、文章のうまさに感嘆し、Twitterで東西の味バトルみたいな事が起きた際のパースペクティブな視点に驚き、単なるインド料理関係者じゃなくて日本料理をプロとして作っていた、出自は鹿児島で愛着と評価の二軸のバランスが凄いなと言う、この本の感想以前の部分にまず驚き。
うどんそばや出汁文化の話等から平易に時系列上のアップデートをさせながらこんな判りやすい食の近代史の話があったのか!と言う驚きがありました。東西と言うと関東v関西をイメージすると思うけど、西日本と名乗った時は九州になると言う、ごくシンプルなタイトル(ちょっと池波正太郎の -
Posted by ブクログ
日本、特に東京では世界各国の料理を味わうこと
ができます。
しかも日本風にアレンジされたものや、最近よく
聞く本場の味をそのまま再現した「ガチ系」まで、
様々です。
しかし、フト振り返って見るとそのように一般に
浸透しているのは一部の国の料理であることに
気づきます。
ドイツ料理なんて言われてもジャーマンポテト
くらいしか思いつかないですし、ましては世界
の三大料理の一つと言われるトルコ料理なんて
全く見かけません。
この差って何なのでしょうか。
それを紐解いたのが本書です。
単なるイタメシブームから完全に日本人に定着
したイタリア料理のアドバンテージはどこに
あったのか。
なる -
Posted by ブクログ
レシピ本というよりは、野菜をおいしく食べるためのガイドブックといった内容の一冊。
それぞれの野菜の味わいを活かして引き出すレシピがほとんどなので、嫌いな野菜のクセを誤魔化して食べやすく……という用途の本ではないです。
でも各野菜に添えられたエピソードや「どう美味しいのか」という語りを読んでいると、無性に野菜が食べたくなってくるんですよね。
文章に野菜へのこだわりと偏愛が存分に込められていて、そのへんで買えるトマトやキャベツがまるで物語の中の未知の食べ物みたいに魅力的に立ち上がってくる。
まだまだ肉たっぷりのほうが嬉しい年頃の人が野菜の美味しさに触れるガイドとして、あるいはそろそろ脂っこいの -
Posted by ブクログ
私も食べることが大好きで、仕事の関係でこの本で紹介されている料理の全ての国に訪れた経験もあり、時代や経験の面でも共感できる部分が多く、とても楽しく読む事ができました。
飲食業界だけではないと思いますが、日本人はオリジナリティを出すよりも、何かを取り入れて改良する方が上手だと言われてきたと思います。
本書は別にそれが時代遅れとか、オリジナルの追求が正解とかそう言う話ではなく、文化として受け入れられていく過程や失敗例を、ちゃんと自分自身の経験で見極めてきた集大成のような内容です。
他のビジネスでも参考になる視点が多いのではないでしょうか。
エリックサウス、行ってみたいと思います! -
Posted by ブクログ
飲食店だけでなく、すべての仕事に共通する内容と思えた。やりがいとお金、ルーティンワークへの考え方、仕事覚え方、仕事のやり方はは見て盗むことの有効性など、きちんと理由を説明してくれる。
学生の方が飲食店でバイトする前に読むと、感じたり考えられることが変わると思う。若いビジネスマンや、社内教育で悩んでいる方など、読んで欲しい一冊。仕事のテクニカルなやり方だけでなく、仕事の哲学にも気軽に触れている稀有な本だと感じた。
著者のお店はレトルトカレーで知り、どうせならお店で食べたいと訪れて感動した南インド料理店。働き方の本で衝撃を受けるとは思わなかった。