稲田俊輔のレビュー一覧

  • 料理人という仕事

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    料理人を目指している人だけでなく、みんなに読んでほしい!特にこれから社会に、仕事に向き合う皆さんにはぜひ一読をお勧めします。料理人の世界を通して「仕事」から得られるのは金銭、名誉だけではない、「修行」はなんのためにあるのか、そして、人生を楽しむってことは?を示唆してくれる本です。

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    2025年08月02日
  • ベジ道楽 野菜をおいしく楽しむための偏愛ガイド

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    レシピ本というよりは、野菜をおいしく食べるためのガイドブックといった内容の一冊。

    それぞれの野菜の味わいを活かして引き出すレシピがほとんどなので、嫌いな野菜のクセを誤魔化して食べやすく……という用途の本ではないです。
    でも各野菜に添えられたエピソードや「どう美味しいのか」という語りを読んでいると、無性に野菜が食べたくなってくるんですよね。
    文章に野菜へのこだわりと偏愛が存分に込められていて、そのへんで買えるトマトやキャベツがまるで物語の中の未知の食べ物みたいに魅力的に立ち上がってくる。

    まだまだ肉たっぷりのほうが嬉しい年頃の人が野菜の美味しさに触れるガイドとして、あるいはそろそろ脂っこいの

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    2025年05月07日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    面白かった!

    何がすごいって
    チェーン店相手にど正面から「こういうところがいい!」とか「ここがいいんだよ!」って書いてあること。

    でも決して押し付けがましくなく
    読み手に投げかける感じ。

    新書としては読みやすいと思います。

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    2025年03月14日
  • 異国の味

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    私も食べることが大好きで、仕事の関係でこの本で紹介されている料理の全ての国に訪れた経験もあり、時代や経験の面でも共感できる部分が多く、とても楽しく読む事ができました。

    飲食業界だけではないと思いますが、日本人はオリジナリティを出すよりも、何かを取り入れて改良する方が上手だと言われてきたと思います。
    本書は別にそれが時代遅れとか、オリジナルの追求が正解とかそう言う話ではなく、文化として受け入れられていく過程や失敗例を、ちゃんと自分自身の経験で見極めてきた集大成のような内容です。
    他のビジネスでも参考になる視点が多いのではないでしょうか。

    エリックサウス、行ってみたいと思います!

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    2025年03月04日
  • 料理人という仕事

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    飲食店だけでなく、すべての仕事に共通する内容と思えた。やりがいとお金、ルーティンワークへの考え方、仕事覚え方、仕事のやり方はは見て盗むことの有効性など、きちんと理由を説明してくれる。

    学生の方が飲食店でバイトする前に読むと、感じたり考えられることが変わると思う。若いビジネスマンや、社内教育で悩んでいる方など、読んで欲しい一冊。仕事のテクニカルなやり方だけでなく、仕事の哲学にも気軽に触れている稀有な本だと感じた。

    著者のお店はレトルトカレーで知り、どうせならお店で食べたいと訪れて感動した南インド料理店。働き方の本で衝撃を受けるとは思わなかった。

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    2025年02月20日
  • 「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ

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    再現性の高さが凄い。カレーだけではなく個人的にはコフタビリヤニ食べて美味しかったのでコフタのレシピがあるのが良かった。他にもバスマティライスを使ったビリヤニやオニオングレイヴィやチャパティ、ナン、一品料理のレシピもあるので幅広く参考になる。

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    2025年02月02日
  • 『現代調理道具論』 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 【電子版だけの特典!スペシャルレシピ5点付き】

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    ネタバレ

    器具じゃなくて道具。お金で解決する、という心意気やよし。ホットクックが調理の上達を止める、というのはなんで自分が買おうか何回迷っても買わなかった理由を言語化してくれた。4000円のおろし金とか、恐るべきものが出てきてほしくなるのがこの人の文章力。文章力だと高山なおみ依頼じゃないかな。

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    2024年11月05日
  • 異国の味

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    読みやすい文章だった。
    各国料理の日本での変遷、とてもおもしろくて、すいすい読めた。
    著者がエリックサウスという南インド料理店をやっているということは知っていたが、今は、なぜインド料理ではなく南インド料理かというのもわかる。
    ご自身のことを「原理主義者」とは言うが、料理人に対する深いリスペクトがあり、賛同しない事柄を書いても不快な感じがない。
    「弁松」のお弁当、食べてみたい。
    エリックサウスも行ってみたい。ミールスあるかな。

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    2024年10月03日
  • 『現代調理道具論』 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 【電子版だけの特典!スペシャルレシピ5点付き】

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    一生ついていく。

    圧倒的なリアリティと読者目線の語り口調が秀逸。振り返って、こんなにも影響を受けた料理本は他にない。すっかり魅了されて、おろし金も買ったし、100均の卵焼き器も買った。そして何より、揚げ物の強烈プロモーションには完全に心を奪われた。ミルクパンとオイルポットも購入し、幸せな揚げ物ライフが始まりつつある。著者に感謝!

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    2024年09月08日
  • 『現代調理道具論』 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 【電子版だけの特典!スペシャルレシピ5点付き】

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    初めて稲田さん読みましたが文章がいい!他にもたくさん出してるので読んでみたい。
    この本は欲しいキッチン用品が増えてしまいやばい内容。なんとか物欲を抑えるのに必死。再読したいけど読んだらまた欲しくなるからとりあえずは熱を冷ますために一旦本棚へ。

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    2024年09月06日
  • 『現代調理道具論』 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 【電子版だけの特典!スペシャルレシピ5点付き】

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    かっぱ橋道具街に行きたくなること間違いなし、ホットクック欲しくなること間違いなし。
    そこそこ調理道具は持っているものの一つ一つをここまで深く掘って考えたことはなかった。
    個人的にはオイルポットとおろし金、シリコンベラに対する見方は確実に変わりました。今めっちゃ欲しいです。

    各種レシピも思わずやってしまう、やってみたくなるものばかりで単純に読み物としても面白いです。

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    2024年08月12日
  • 料理人という仕事

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    自分は料理人ではないけれども、料理人でなくてもオススメしたい一冊。自分の中で現場仕事で優秀な人というイメージをとてもしっくりとくる言語化がされていて、いわゆる「プロ」という人達は少なからずまだ若かりし頃はこういう動き方や経験を積んできているものだと思っていたものを確信できた一冊。

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    2024年08月05日
  • お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

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    イナダさんのmondやツイッターが好きで、ご著書も拝読。
    決して感情的ではないのに熱がこもった文章、やっぱり好きだなあと思いながら読み進めました。料理人や経営者の立場からすると、ついお客さんに「こう振る舞ってください」「こういう注文の仕方が理想です」と上から目線でお説教したくなる(しかも本書は新書だし)かもしれないところ、そんな押し付けがましい雰囲気は感じません。ご自身もお客さんとして食を楽しんでいるゆえでしょうか。わかりやすい教訓がない分、「So what?」と感じる読者もいるのかな? と他のレビューを見て思いましたが、私自身は日常に活かすというより飲食店をめぐる悲喜こもごもをじんわり味わう

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    2024年04月15日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    書かれた当時と状況は変わってしまっている部分があるものの、だいぶ興味深く読んだ。
    面白い。

    文体や表現などに誤りや不自然な箇所が見られて若干気になった。

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    2024年01月18日
  • お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

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    ネタバレ

    浅草のジルベール!これだけでもう十分。
    イタリア料理店のパスタだけ客の話、お店の世界観に合わせる話を読むと呑めない女性おひとりさまはやっぱりお店の世界観の文脈にはないんだろうなあとも思う。

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    2024年01月13日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    めちゃくちゃ面白かった~!ゲラゲラ笑いながら読んだ。イナダ先生は文才があるのだ。だからTwitterも面白いんだね。
    松屋行きたい~

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    2022年07月26日
  • チキンカレーultimate21+の攻略法

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    チキンカレーばっかりのレシピ本。著者買い。まだ何も作ってないけど何より装丁が好み。とりあえず鶏肉を買いに行こうと思う。

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    2022年07月23日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    サイゼリヤ編はもちろんのこと、マクドナルド節、松屋節、バーミヤン節も素晴らしく、挙げ句の果てに「さわやかvsブロンコビリー徹底比較」節は見出しを見た瞬間に顎が外れそうなほど笑ってしまった(この本を読み終えるときには倍ダブチを買ってきてアサヒ生ビール缶と一緒に食べていた)。
    話の内容の巧みさもさることながら、ここ30年のチェーン店の限定メニューを、さも食べて覚えていることが当たり前であるかのように持ち出し、論じてみせるあたりに、職業的食い道楽の面目躍如があるように見えた。まるでここ半世紀の演劇の演出論を複数の公演を全部踏まえた上で語るような、そういうともするとスノッブな風合いさえ出てくるような語

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    2022年04月14日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    これは新書版「メシばなタチバナ」です。

    「メシばなタチバナ」とは、チェーンの牛丼店
    などの歴史や、そのメニューの変遷の歴史を語
    る人気漫画です。

    そしてこの本も、チェーン店のビジネス的な観
    点でのスゴさを語るのではなく、「こういう隠
    された楽しみ方ができる」というスゴさがある
    というのを語っているのです。

    例えばサイゼリヤ。

    サイゼリヤでは普通の調味料としてオリーブオ
    イルがあります。このオリーブオイルを使って
    既存のメニューを「味変」させるテクニックを
    語っています。

    チェーン店も侮れない。明日の昼には行ってみ
    るか、と思う一冊です。

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    2022年04月08日
  • 人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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    題名の通り、本当のスゴさがわかってしまった。最近はサイゼリヤばかり行ってるし、行きたい。今日も行ってきた。

    大学を卒業して給料生活になり金銭に余裕が出てきたころから、なぜかチェーン店を敬遠し始めた。チェーン店に対して「安かろう悪かろう」という根拠のない思いを抱いていた。それは全くの間違いだった。。

    半分程度がサイゼリヤ利用術に割かれているけど、それ以外にも餃子の王将やファーストフード店、食べログの活用術等も興味深い。
    文章に通底しているのは食事を楽しもうという気概か。餃子の王将のニンニクゼロ生姜餃子のことなんて考えたこともなかった。何か「ない」ことが旨さにつながることも意識したことなかった

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    2020年03月01日