滝川さりのレビュー一覧

  • お孵り

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    横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作。因縁深い閉ざされた村、謎めいた儀式、そして起こる惨劇。こういう要素が大好きなら一気に取り込まれてしまうこと間違いなしのホラーです。
    冒頭からいきなり「津山三十人殺し」のような過去の事件が語られ、これだけでもうわくわく。そして期待にたがわず進む不穏すぎる物語。うわー、もうこういうの大好きとしか言いようがありません。ハイスピードでぐいぐい読まされました。「生まれ変わり」の伝説があることによる死生観の違いは、当事者にしてみれば穏やかにも思えるのかもしれませんが。部外者からしてみればとんでもなく不気味な部分もあって。主人公と村人たちとの温度差が実に切実に怖さを

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    2020年11月23日
  • お孵り

    購入済み

    好き

    土着信仰とか儀式、とか田舎のホラー、とか好きな人は好きだと思います。展開は読めると思います。楽しめましたよ。

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    2020年10月17日
  • お孵り

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    ネタバレ

    あの津山事件とよく似た冒頭の事件記事の因縁に生まれ変わりの村という閉鎖された舞台、タイサイサマを信じる村人の狂信性、村が抱える後暗い秘密が上手く組み込まれ、気づけばこの作品の世界にすっかり没頭していた。
    村の臨月の妊婦が臨む儀式も嫌悪感大だけど、何より自分の産んだ子が村の死んだ誰かの生まれ変わりとかホントにショックが大きいなぁ。母親の立場だとゾッとする。
    次はどんな恐怖がくるのか楽しみな作家さん。
    山羊原麻織という淡々とオカルトに対峙していく強く凛々しい謎めいた女性も気になるところ。
    おもしろかった!

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    2022年08月18日
  • あかずめの匣

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    ネタバレ

    登場人物たちの置かれている状況や、周りの人たち、何なら本人も、かなり嫌なかんじで、怖いよりもそこがしんどかった。
    最終章でのタネ明かしはおもしろかったけども。

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    2026年03月26日
  • ゆうずどの結末

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    ホラー小説の中では私的には当たりだった!モキュメンタリーっぽい感覚のホラーだけど、意外にも叙述トリック的なのも隠されてて楽しめた!

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    2026年03月08日
  • お孵り

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    2019年第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 読者賞受賞作にしてデビュー作。
    カバー裏の著者紹介によれば、現在は大学職員として勤務されているとのことで、兼業作家なのだろうと思います

    横溝正史ミステリ&ホラー大賞に、正面から挑戦したかのような作品という印象を受けました。
    参考文献には津山三十人殺しが挙げられており、これは皆さんも大好き「八つ墓村」を想起させるモチーフですよね。

    読み始めてすぐに、因習に縛られた村、過去の殺人事件といった設定に既視感はあったものの、そこは新しい世代の作家。時代設定は現代に置かれています。現代社会の中で因習村を描くのは 容易ではないと思いますが、本作では因習と隠

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    2026年02月23日
  • あかずめの匣

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    ネタバレ

    冠村には"窒息の家"と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の噂があった。
    離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩たちと"窒息の家"に足を踏み入れた大学院生、目的のため「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。
    「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ。


    「あかずめ」という怪異にまつわるホラー小説です。
    いわゆる読者体験型小説というか、小説を読みながら自らも呪いを回避する手段を探っていくような雰囲気になっています。
    閉所恐怖症には辛い描写が多いので要注意。
    言ってしまえば

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    2026年02月14日
  • ゆうずどの結末

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    読むと呪われるという「ゆうずど」というタイトルの本。角川ホラー文庫から出版されているが、出版社に記録はないという…
    各章はゆうずどを手にしてしまった主人公達の物語で、ホラーながらもミステリー要素も強く捻りがあって面白い

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    2026年01月28日
  • あかずめの匣

    購入済み

    重い

    禁足地かと思ったら知っちゃいけない系でした。助かる方法はあるからまだましな怪異なのかな。ただ、その方法も確実じゃないのと、成功しても祠が見えたり、腐乱臭がするそうです。重い話で読むペースが遅くなってしまった。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

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    2026年01月16日
  • お孵り

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    因習村ミステリー。山奥にある村の昔から異様な宗教『タイサイ様』が信仰されており、村では産まれる子供は亡くなった人の生まれ変わりと信じられている。
    主人公の妻も里帰り出産するが、旦那さんは妻と子を村から連れ出そうとする。探していた我が子を見つけたが、妻は憑依され村人達を次々と殺し自分も死んでしまう。我が子だけを連れて村を出て自宅に帰り赤ん坊をあやしていると「ただいま」と妻の声が聞こえる。主人公は思わず「おかえり」と返答する。

    実際にあった村での殺人事件を元に、信仰、生き返りを組み合わせて構成されていて、そこに因習も加えられたホラー小説である。

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    2025年12月19日
  • くたばるの小人

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    ネタバレ

    冒頭から最後まで色んな意味で気持ち悪い
    イジメの悪質さ
    親のモンペ具合
    ホラー要素の気味悪さ
    最後ははっきりしない気持ち悪さ

    人の存在的に持っている恐怖心を題材にして
    恐怖心を煽っているのがいい。

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    2025年11月25日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    一晩で一気読みしました。

    「すみせごの贄」(このシリーズ好き)を読み終えて、次は何を読もうかなーと本屋をぶらぶらしていたら、都市伝説がテーマのゲームキャラクターが表紙になってる本を見つけました。
    ゲームの方はだいぶ前にクリアして、今でも好きな作品です。
    こうやって拡がっていっているのは嬉しいなぁなんて思いながら手に取りました。

    私はとにかく文体が合わないと読めないので、通常盤の封をされていない方をパラパラとめくって確認。
    体験型ホラーというのが決め手で購入しました。

    それが夕方で、ついさっき読み終えました。
    ちょうど良い長さでした。

    短篇形式なんだから日を分けても良さそうなものですが、

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    2025年11月17日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    謎は謎のままだったので最後はスッキリしなかった。
    いじめの話と夫婦の話は面白かった。
    一番の謎は、ネット友達の話しの殺害の犯人は
    人?ゆうずど?あれだけ人間味溢れた話だった様に思える。
    その後獄中で彼は死ぬのだろうか?

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    2025年11月14日
  • あかずめの匣

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    ネタバレ

    最後のエピローグで丁寧に全章の解説されているのが設定をちゃんと折り畳みたいという意思を感じてちょっと拍子抜けした。
    随所随所に感じた濁した時事ネタ出す割に関係ないなあ、とか決定的なこと書いてないなあってところがトリックだったんだなあ…とは思うけどあかずめの呪い自体にあんまり関係ない気もしたな…

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    2025年10月30日
  • くたばるの小人

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    この物語の基幹となるいじめ問題は、心が痛くなる。教師としてそれに悩まされ、加害者の親はモンペと来た。そんな閉塞感と、小人の幻想的かつグロい存在感は良かった。

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    2025年10月27日
  • お孵り

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    よくある因習村系で、作中でそこそこ時間の経過があるので1イベントあたりの描写がいまいち淡々としてしまっている感じ。
    タイトルの通り孵化するシーンがあるんだけど、卵から出てくるのが可愛い小鳥でも美男美女でもなく爺さんだったのにはがっかりした

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    2025年10月10日
  • あかずめの匣

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    この本を読んでいる途中で、鼻が詰まって息ができず、夜2〜3時間おきに起きるという不調が出ました
    何かのアレルギーが酷くなったそうですが、何のアレルギーが要因になっているかは不明
    結局12月に手術が決まったのですが
    この本の呪いの死因は全て窒息です

    本気で呪われたのかと震えました

    ミステリー要素のあるホラーとの前情報で読み始めました
    逆のホラー要素のあるミステリーはとても面白い作品が多く、好んで読んでいますが
    ミステリー要素のあるホラーは、今まで中途半端で残念だった作品が多く
    今回もあまり期待しないで読んだのですが
    ちゃんとミステリーだったしホラーでした

    犯人を探すミステリーではなく
    どん

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    2025年10月03日
  • くたばるの小人

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    ネタバレ

    群集恐怖症の小学校教師が、無数の目を持つ小人の恐怖に晒されるパニックホラー。
    小人の末路やその後はホラーの王道のお約束だが、そこに至るまでの肉付けが上手いなぁ。
    モンスターペアレントの恐怖、いじめの恐怖、無害だった者が豹変する恐怖、集団の恐怖…側面から複数の恐怖が張り巡らされ、ラストの絶望感の徹底ぶりでとどめを刺された感じ。
    途中までそんなに小人に抵抗なく読んでいたら、めぐみが口の中を美咲に見せる場面で小人への嫌悪感が一気に爆上がり。読み終えてふと表紙をよくよく見返したら、、、もうゾワゾワが止まらない。

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    2025年09月15日
  • おどろしの森

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    ネタバレ

    新築物件で起きる怪奇。家でしか起きないかと思いきや、徐々に出先でも起きるように。夫はこの怪奇を解決しようと霊能力者を頼るが、どうやら妻には見えないようで妻は夫の精神的不調を疑う。夫は無事に呪いを解き家族仲を元に戻すことができるのか……!?

    正統派和ホラーなのでホラーとしては怖くはない。けどお互いを想う心とかそういうのが話のキーになっていくので、親愛の物語としてはわりと好み。かっこいいパパが見たい時にオススメの本。

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    2025年08月30日
  • くたばるの小人

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    面白かった!でも怖くはない。
    小人に馴染みがないせいかファンタジー色強めな感じがした。
    グロさはあるけどホラー度は弱めかも。

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    2025年08月17日