滝川さりのレビュー一覧

  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    呪いの怖さより人の怖さが印象的
    いじめの話とか、SNSでやり取りしてる人たちの下りとか怖かった

    最初の人の結末、母親のことを思うと辛い
    最後の人の結末もなんか切ない
    色々な楽しみ方ができる本だった

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    2025年05月06日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    体感型ホラー小説。
    タイムリミット式の呪いがもたらす焦燥感のある読み心地はリングを思い出させます。
    こちらの書籍にはとある仕掛けが施されているので、電子より紙媒体で買ったほうがより楽しめると思います。
    小学生がいじめを受ける回は、いじめ描写が生々しく丁寧に描かれているので苦手な人がいるかもしれません。

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    2025年05月05日
  • あかずめの匣

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    怖がらせ系、呪われるのも呪いから逃れるのもルールがある。
    この事を踏まえた上で、因果のことわりから外れた伝染系(伝達という触媒有)
    しかし、それがざっくりしていながら明確であるため怖さが薄れさっと読めていまいち印象に残らない。
    死者であり使者である少女も、もっと役目があれば良かったのにと思う。
    ただ最後の方で、本のページも異世界への扉である、という表現は良かったです。

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    2025年05月01日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    読むと死ぬ本と噂されるゆうずど。
    何度捨てても戻って来る、黒い栞が勝手に動く、近づいてくる紙の化け物、本の結末は自分が死ぬシーンという呪われた本。

    本を最後まで読まなくても、チラ見でも呪われるのあまりに理不尽だし、タイムリミットが目に見えるって嫌だなぁ...。

    菊池斗真の母親、壊れてしまうんじゃないかな。
    呪いよりも人コワの話のがインパクトあった

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    2025年03月28日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    あ〜なるほどー!と思える展開のものに震える。
    後味は当然、良くない(ホラーなので)というのに、
    2章と3章は不思議とため息が出そうなほどの読後感があった。
    紙の化物については…
    なんとなく、私の頭の中ではおもしろい見た目に変換されてしまって、理不尽な呪いの存在は怖いけれど、
    実はもっと怖いのは人間の方なのだと感じさせられる作品だった。

    2章は完全に誘導されたー!という脱帽感、
    3章は、結末をみると、このザラザラした違和感のようなものはコレだったんだ…と非常に納得のいくスッキリ感。

    4章は、ところどころのトリックに、
    おや?と引っかかっていたのでなんとなく展開は想像していたものの、いざ顕れる

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    2025年02月24日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    第一章は純粋な呪いによる物語から始まるが、第二章、第三章と続いていくなかで、この本に関わった人たちは何も呪いだけで命を落とすわけではなく、或る人は因果応報で、或る人は直接呪いを受けなくても制裁を受けてしまう、という色んな角度からの負の連鎖が絶妙で読んでいて飽きなかった。

    ただ、呪われる人・呪われない人は何で決まるのかがよくわからなかったので、ここは実写化されたらわかりやすいのかなと思った。

    なんとなくだけど、作者の滝川さりさんは自分の名前を利用してこの作品を書いているので、現実で何も起こらないのか、今後、もしかしたら本当に怖いことが起きるんじゃないのか…と少し心配に思う。

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    2025年01月16日
  • おどろしの森

    ネタバレ 購入済み

    うーん

    すらすらと読めてしまう読みやすさ、吸引力はあると思います。でもこの作者さんの前の作品のほうが怖かったかなぁと思います。こちらはそこまで怖くないです。最初こそ、遊女の霊となると怖いのか?と思いましたが、後半は霊との剣を持ってのバトルですね。なのでしっとりじめっとした怖さではないです。

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    2020年11月22日