滝川さりのレビュー一覧
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ネタバレ彼女の実家へ結婚の挨拶に赴いた祐二。嫌がる乙瑠を不審に思いながらも、これからの未来に希望を抱いていた。挨拶も無事に済み、宴会で酷く酔った祐二は、ふと深夜に目を覚ます。そして、親族に誘われるがままに、異様な儀式に参加させられてしまった。
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「おどろしの森」の作者の前作「お孵り」卵を抱いた虚ろな目の女性の表紙に惹かれて購入。あらすじは読まずに買ったが、閉鎖的な村、そこで脈々と受け継がれる信仰、そして過去に起こった悲惨な事件など大好物のオンパレードで読んで大興奮。さらに、その信仰に伴う狂気的な儀式やそれに支配されている村人など兎にも角にも素晴らしい。生まれ変わり信仰という超常現象部分もあっ -
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横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作。因縁深い閉ざされた村、謎めいた儀式、そして起こる惨劇。こういう要素が大好きなら一気に取り込まれてしまうこと間違いなしのホラーです。
冒頭からいきなり「津山三十人殺し」のような過去の事件が語られ、これだけでもうわくわく。そして期待にたがわず進む不穏すぎる物語。うわー、もうこういうの大好きとしか言いようがありません。ハイスピードでぐいぐい読まされました。「生まれ変わり」の伝説があることによる死生観の違いは、当事者にしてみれば穏やかにも思えるのかもしれませんが。部外者からしてみればとんでもなく不気味な部分もあって。主人公と村人たちとの温度差が実に切実に怖さを -
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ネタバレ冠村には"窒息の家"と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の噂があった。
離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩たちと"窒息の家"に足を踏み入れた大学院生、目的のため「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。
「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ。
「あかずめ」という怪異にまつわるホラー小説です。
いわゆる読者体験型小説というか、小説を読みながら自らも呪いを回避する手段を探っていくような雰囲気になっています。
閉所恐怖症には辛い描写が多いので要注意。
言ってしまえば -
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因習村ミステリー。山奥にある村の昔から異様な宗教『タイサイ様』が信仰されており、村では産まれる子供は亡くなった人の生まれ変わりと信じられている。
主人公の妻も里帰り出産するが、旦那さんは妻と子を村から連れ出そうとする。探していた我が子を見つけたが、妻は憑依され村人達を次々と殺し自分も死んでしまう。我が子だけを連れて村を出て自宅に帰り赤ん坊をあやしていると「ただいま」と妻の声が聞こえる。主人公は思わず「おかえり」と返答する。
実際にあった村での殺人事件を元に、信仰、生き返りを組み合わせて構成されていて、そこに因習も加えられたホラー小説である。 -
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ネタバレ一晩で一気読みしました。
「すみせごの贄」(このシリーズ好き)を読み終えて、次は何を読もうかなーと本屋をぶらぶらしていたら、都市伝説がテーマのゲームキャラクターが表紙になってる本を見つけました。
ゲームの方はだいぶ前にクリアして、今でも好きな作品です。
こうやって拡がっていっているのは嬉しいなぁなんて思いながら手に取りました。
私はとにかく文体が合わないと読めないので、通常盤の封をされていない方をパラパラとめくって確認。
体験型ホラーというのが決め手で購入しました。
それが夕方で、ついさっき読み終えました。
ちょうど良い長さでした。
短篇形式なんだから日を分けても良さそうなものですが、 -
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この本を読んでいる途中で、鼻が詰まって息ができず、夜2〜3時間おきに起きるという不調が出ました
何かのアレルギーが酷くなったそうですが、何のアレルギーが要因になっているかは不明
結局12月に手術が決まったのですが
この本の呪いの死因は全て窒息です
本気で呪われたのかと震えました
ミステリー要素のあるホラーとの前情報で読み始めました
逆のホラー要素のあるミステリーはとても面白い作品が多く、好んで読んでいますが
ミステリー要素のあるホラーは、今まで中途半端で残念だった作品が多く
今回もあまり期待しないで読んだのですが
ちゃんとミステリーだったしホラーでした
犯人を探すミステリーではなく
どん