滝川さりのレビュー一覧
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横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作。因縁深い閉ざされた村、謎めいた儀式、そして起こる惨劇。こういう要素が大好きなら一気に取り込まれてしまうこと間違いなしのホラーです。
冒頭からいきなり「津山三十人殺し」のような過去の事件が語られ、これだけでもうわくわく。そして期待にたがわず進む不穏すぎる物語。うわー、もうこういうの大好きとしか言いようがありません。ハイスピードでぐいぐい読まされました。「生まれ変わり」の伝説があることによる死生観の違いは、当事者にしてみれば穏やかにも思えるのかもしれませんが。部外者からしてみればとんでもなく不気味な部分もあって。主人公と村人たちとの温度差が実に切実に怖さを -
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因習村ミステリー。山奥にある村の昔から異様な宗教『タイサイ様』が信仰されており、村では産まれる子供は亡くなった人の生まれ変わりと信じられている。
主人公の妻も里帰り出産するが、旦那さんは妻と子を村から連れ出そうとする。探していた我が子を見つけたが、妻は憑依され村人達を次々と殺し自分も死んでしまう。我が子だけを連れて村を出て自宅に帰り赤ん坊をあやしていると「ただいま」と妻の声が聞こえる。主人公は思わず「おかえり」と返答する。
実際にあった村での殺人事件を元に、信仰、生き返りを組み合わせて構成されていて、そこに因習も加えられたホラー小説である。 -
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ネタバレ一晩で一気読みしました。
「すみせごの贄」(このシリーズ好き)を読み終えて、次は何を読もうかなーと本屋をぶらぶらしていたら、都市伝説がテーマのゲームキャラクターが表紙になってる本を見つけました。
ゲームの方はだいぶ前にクリアして、今でも好きな作品です。
こうやって拡がっていっているのは嬉しいなぁなんて思いながら手に取りました。
私はとにかく文体が合わないと読めないので、通常盤の封をされていない方をパラパラとめくって確認。
体験型ホラーというのが決め手で購入しました。
それが夕方で、ついさっき読み終えました。
ちょうど良い長さでした。
短篇形式なんだから日を分けても良さそうなものですが、 -
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この本を読んでいる途中で、鼻が詰まって息ができず、夜2〜3時間おきに起きるという不調が出ました
何かのアレルギーが酷くなったそうですが、何のアレルギーが要因になっているかは不明
結局12月に手術が決まったのですが
この本の呪いの死因は全て窒息です
本気で呪われたのかと震えました
ミステリー要素のあるホラーとの前情報で読み始めました
逆のホラー要素のあるミステリーはとても面白い作品が多く、好んで読んでいますが
ミステリー要素のあるホラーは、今まで中途半端で残念だった作品が多く
今回もあまり期待しないで読んだのですが
ちゃんとミステリーだったしホラーでした
犯人を探すミステリーではなく
どん -
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ネタバレ「人を閉じ込めて」窒息死させる“あかずめ”なる女怪とその呪いに纏わる連作ホラー。ある人物が「あかずめ」というホラー小説を書店でふと手に取るという枠(匣?)物語の構成を取っている。
作中作「あかずめ」はある地方の小さな村、冠村にある“窒息の家”と呼ばれる廃墟と“あかずめ”という怪異の言い伝えを巡る4編が載る。それぞれ、認知症の母の介護のため地元の冠村に戻ったシングルマザー(第一章)、“窒息の家”に肝試しで入った大学院生とその仲間(第二章)、異常な行動を繰り返す引きこもりの父親を呪い殺そうとする女子高生(第三章)、“あかずめ”の呪いを代々受け継いできた赤頭家の女(第四章)という内容で、“あかず