滝川さりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一晩で一気読みしました。
「すみせごの贄」(このシリーズ好き)を読み終えて、次は何を読もうかなーと本屋をぶらぶらしていたら、都市伝説がテーマのゲームキャラクターが表紙になってる本を見つけました。
ゲームの方はだいぶ前にクリアして、今でも好きな作品です。
こうやって拡がっていっているのは嬉しいなぁなんて思いながら手に取りました。
私はとにかく文体が合わないと読めないので、通常盤の封をされていない方をパラパラとめくって確認。
体験型ホラーというのが決め手で購入しました。
それが夕方で、ついさっき読み終えました。
ちょうど良い長さでした。
短篇形式なんだから日を分けても良さそうなものですが、 -
Posted by ブクログ
この本を読んでいる途中で、鼻が詰まって息ができず、夜2〜3時間おきに起きるという不調が出ました
何かのアレルギーが酷くなったそうですが、何のアレルギーが要因になっているかは不明
結局12月に手術が決まったのですが
この本の呪いの死因は全て窒息です
本気で呪われたのかと震えました
ミステリー要素のあるホラーとの前情報で読み始めました
逆のホラー要素のあるミステリーはとても面白い作品が多く、好んで読んでいますが
ミステリー要素のあるホラーは、今まで中途半端で残念だった作品が多く
今回もあまり期待しないで読んだのですが
ちゃんとミステリーだったしホラーでした
犯人を探すミステリーではなく
どん -
Posted by ブクログ
ネタバレ「人を閉じ込めて」窒息死させる“あかずめ”なる女怪とその呪いに纏わる連作ホラー。ある人物が「あかずめ」というホラー小説を書店でふと手に取るという枠(匣?)物語の構成を取っている。
作中作「あかずめ」はある地方の小さな村、冠村にある“窒息の家”と呼ばれる廃墟と“あかずめ”という怪異の言い伝えを巡る4編が載る。それぞれ、認知症の母の介護のため地元の冠村に戻ったシングルマザー(第一章)、“窒息の家”に肝試しで入った大学院生とその仲間(第二章)、異常な行動を繰り返す引きこもりの父親を呪い殺そうとする女子高生(第三章)、“あかずめ”の呪いを代々受け継いできた赤頭家の女(第四章)という内容で、“あかず -
Posted by ブクログ
読みやすくてサクサク読めてしまった。捨てても捨てても手元に戻ってくる辺り、理不尽さが意味不明でホラーみを強く感じる。呪いの正体ははっきりとわからない、◯◯の怨念とか古びた本とか曰く付きとかそういうんじゃなくて、身近な角川ホラー文庫…ライトな都市伝説レベルに見えるのが今っぽい。
呪いの本、動画とか音とかじゃない、意志がないと読めなくない…?トリガーは地味めか、そこまで怖くはないかな?て思っていたのだけど、第3章で突然本文を読まされるハメになったり、黒い栞が挟まっていたり、ブツっと切れたりするのじわじわとくる。
呪われた者にしかみえない「結末」とか白いアイツとか、他の人には見えてないのか!ってわ