滝川さりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすくてサクサク読めてしまった。捨てても捨てても手元に戻ってくる辺り、理不尽さが意味不明でホラーみを強く感じる。呪いの正体ははっきりとわからない、◯◯の怨念とか古びた本とか曰く付きとかそういうんじゃなくて、身近な角川ホラー文庫…ライトな都市伝説レベルに見えるのが今っぽい。
呪いの本、動画とか音とかじゃない、意志がないと読めなくない…?トリガーは地味めか、そこまで怖くはないかな?て思っていたのだけど、第3章で突然本文を読まされるハメになったり、黒い栞が挟まっていたり、ブツっと切れたりするのじわじわとくる。
呪われた者にしかみえない「結末」とか白いアイツとか、他の人には見えてないのか!ってわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ第一章は純粋な呪いによる物語から始まるが、第二章、第三章と続いていくなかで、この本に関わった人たちは何も呪いだけで命を落とすわけではなく、或る人は因果応報で、或る人は直接呪いを受けなくても制裁を受けてしまう、という色んな角度からの負の連鎖が絶妙で読んでいて飽きなかった。
ただ、呪われる人・呪われない人は何で決まるのかがよくわからなかったので、ここは実写化されたらわかりやすいのかなと思った。
なんとなくだけど、作者の滝川さりさんは自分の名前を利用してこの作品を書いているので、現実で何も起こらないのか、今後、もしかしたら本当に怖いことが起きるんじゃないのか…と少し心配に思う。 -
Posted by ブクログ
【2024年118冊目】
結婚を間近に控えた佑二は婚約者である乙瑠の故郷の村を訪れる。歓待され、酔いつぶれて夜中に目覚めた佑二は村に伝わる異様な儀式を目撃してしまい、激しく動揺する。乙瑠も村には寄りつきたくないようだったが、出産だけは村で行わなければならないのだという。いよいよ出産を迎え、佑二も再び村を訪れることになったのだが…。
だよね!だと思いましたわ!という展開でした。細々としたところは予想出来ませんでしたが、大まかなところは、ミステリーやホラーを読んでいる人ならば察せてしまうのではないかと思います。異様な儀式のところは確かにパンチがありましたが、逆に言えばそれくらいかもしれない。
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Posted by ブクログ
【2024年114冊目】
念願のマイホームを手に入れた拓真は、愛する妻と娘に幼い息子との四人新生活をスタートさせた――のだが、拓真の周りで不可解なことが起こり始める。鼻につく抹香の香り、家族ではない女の笑い声、ふとした瞬間に目に入る艶やかな着物を着た女の姿。バーで偶然出会った霊能者に家に来てもらったものの、拓真は呪われていないのだという。だがそう言い放った霊能者の後ろにはやはり着物姿の女が拓真を見ていて――。
家族の話というと、結構な確率で家絡みだったりするのですが、家が絡むと大体呪われる側としては理不尽だなと思うことが多く、今回もそのパターンでした。新築で買った家で怪異が起こるの気の毒すぎ -
ネタバレ 購入済み
うーん
すらすらと読めてしまう読みやすさ、吸引力はあると思います。でもこの作者さんの前の作品のほうが怖かったかなぁと思います。こちらはそこまで怖くないです。最初こそ、遊女の霊となると怖いのか?と思いましたが、後半は霊との剣を持ってのバトルですね。なのでしっとりじめっとした怖さではないです。