リース・ボウエンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
貧乏お嬢さまシリーズ、16作目。
楽しく読めるコージーミステリです。
ジョージーは公爵令嬢で身分は高く実家はお城だけど、家には財産がない。
今は新婚の夫ダーシーと、母の再婚相手の一人だったサー・ヒューバートの留守宅(といっても大邸宅)に住んでいます。
悪阻がおさまり、親友のベリンダのいるパリへ、ダーシーと共に出かけることに。
久しぶりのパリは楽しみでしたが。
ダーシーは何やら秘密を要する仕事でなかなか会えず、ベリンダもココ・シャネルのショーに助手として参加していて大忙し。
例によって、社交の場で着るものには不足しているジョージー。
ココ・シャネルが妊婦向きのデザインのドレスを作るからモデルになってくれと頼まれます。‥というか、シャネルの場合、ほぼ命令?(笑)
ベリンダを口説いているフランス貴族や、戦後もパリにとどまっているアメリカ人たち、ヘミングウェイまで登場。
ジョージーの母親はドイツ人の富豪と交際中で、ドイツ人の団体とパリに滞在中でした。
シャネルのショーで、事件が‥?!
たまたま傍にいたジョージーに疑いがかかります。
英国王とのロマンスで後に有名になるシンプソン夫人も登場、まだ英国では知られていないのですが。
ジョージーを助けようと、意外に?良い所も見せます。
時代色のある華やかなパリでのにぎやかなお話、楽しめました☆ -
購入済み
なぜか2冊目から4冊目が電子書籍で買えないので、途中飛びましたが、一巻完結の内容なので、楽しめました。
30年代のイギリス、特に上流階級の暮らしやマナーが、知れて興味深いです。 -
Posted by ブクログ
大好きな「貧乏お嬢さま」シリーズ、12作目。
駆け落ちの後、一冊入って、さあいよいよ結婚?!
愛するダーシーとの結婚まで一か月、準備にかかっているジョージー。
しかし二人とも貧乏貴族で定収もないため、新居探しにも一苦労。
そこへ、降ってわいたようないいお話が!
ジョージーの母親の何番目かの結婚相手サー・ヒューバートが探検家で、ほとんど留守にしている屋敷アインスレーに住むよう言ってくれたのだ。
子供の頃(短い間だが)一緒に暮らしたジョージーを可愛がってくれて他に子供もいないため、実はもともと相続人となっていた間柄。
これですべて解決と懐かしい屋敷に出向いたら、そこは…?
執事はじめ雇人たちがすっかり入れ替わっており、感じは悪いわ、怠けるわ。
しかも、妙な出来事が相次ぐ。
ジョージーは召使いたちに毅然とした態度をとって、お屋敷の切り盛りにかかります。
さすが王家の血を引く公爵令嬢、お城育ちのジョージー。気はいいけどドジだったのに、ずいぶん成長しましたね!
お屋敷の謎がいかにも英国ミステリ的な面白さ。
探偵ぶりも堂に入って頭の切れを見せるジョージー。
素敵なダーシーを頼るだけでなく自立し、縛りたくないと思う、いい女ぶりです。
後半は、女優である母親や優しく堅実なおじいちゃん、ものすごい侍女のクイーニーまでが参加して支えてくれます。ハッピーオーラで?すべてがいい方向へ向かう兆候に。あのクイーニーが料理人としては役に立つんですよ(笑)
似合わないウェディングドレス問題や、貴族の挙式ならではな事情や盛り上がりもありつつ、前夜で終わらずに、ちゃんと結婚しましたよ。これはもうネタバレになってもいいでしょう。
ハッピーでよかった、よかった~シリーズはまだエンドじゃないけどね(笑) -
Posted by ブクログ
貧乏お嬢さまのシリーズも10作目。
佳境です!
ジョージーは公爵令嬢だが、一文無し。
1930年代当時では、身分が高すぎて仕事に就くのも難しく、やり繰りに苦労していました。
恋人のダーシーもなかなかはっきりしなかったのですが、ついに…?
前作の終わり、ダーシーの車に乗ったジョージー。
目指すは駆け落ち結婚!
ところが吹雪の中、立ち寄った町で思わぬ事件を知ることに。
ダーシーの父親が殺人容疑で逮捕された?!
ダーシーの父親キレニー卿は、アイルランド貴族。
先祖から伝わる城をアメリカの富豪に売り渡し、自分はそこの厩舎の調教師という役割に甘んじていました。ところが、富豪が殺されてしまったのです。
ジョージーに迷惑はかけられないと単身、故郷へ戻ったダーシー。
ショックを受けつつも、ショージーもすぐ後を追い、力になる決意を見せます。
気難しい父親には拒否されますが…
これまでほとんどわからなかったダーシーの家族の事情や、父親の人間像もわかり、話がドラマチックに進みます。
華やかな大人の女性が飛行機で着陸して、空気を変えてくれたり。
困り者の侍女クイーニーにも、良いところがあるとわかったり。
推理の部分と、恋愛と、ユーモアと、配分良く盛り上がり、面白く読めました☆ -
Posted by ブクログ
貧乏お嬢さまのシリーズも5作目。
正しくは?英国王妃の事件ファイル。
公爵令嬢のジョージーは、王族だが、財産は全然ない。
なんの職業訓練も受けていないので、あれこれ工夫はするのですが。
いつもにもまして、お金に困っている出だし。
イヂワルな義姉の仕打ちがひどいのだが‥笑える結果に。
英国王妃のコレクションから「嗅ぎ煙草入れ」が紛失。
行方を探る司令を受けたジョージーは、一転して、豪華列車で南仏へ行くことになります。
あのココ・シャネルに出会い、頼まれてショーに出ることに。
長身を活かして、珍しく贅沢なファッションに身を包むことになったのですが‥?
早くに離婚した母の別荘に滞在して、ふだん一緒にいられない母親と暮らす事も出来たり。
恋人と思っていたダーシーには他の女性の影?
ドタバタ騒ぎの中にも、ハンサムな大富豪のフランス貴族に誘われるというお楽しみもあり。
1933年なので、シンプソン夫人と付き合っている皇太子も出てきたり、「ダウントン・アビー」と同じ頃なんですね。
ついに、ダーシーとの仲も、微妙に進展~
そう来なくっちゃ!
ヒロインが前向きでチャーミングだから~応援したくなります。
お気に入りのシリーズ、満足な読後感でした☆ -
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貧乏お嬢さまシリーズ、18作目。
お屋敷で、思わぬ事件が…?!
公爵令嬢だが、財産はないジョージー。
愛するダーシーと結婚し、サー・ヒューバート(母の元夫の一人)の相続人として、留守がちな広いお屋敷に住まわせてもらっています。赤ちゃんも生まれて、幸せな日々。
兄嫁が息子をこの近くの学校に入れたいと、視察のためにはるばるスコットランドからやって来る。ジョージーを何かと利用する気、満々?(笑)
王家の親戚で信頼もされているジョージーですが、新国王のエドワード8世から直接、電話が!
シンプソン夫人をしばらく匿ってくれと頼まれてしまいます。二人の仲を公表するタイミングの前に、騒がれては困るんですね。
わがままなシンプソン夫人は不満だし、扱いづらい。
そこへ、ハリウッドから、映画の撮影チームが到来。
サー・ヒューバートが、歴史物映画の舞台にぴったりな建築だということで、引き受けてしまったのです。
人のよいジョージーは、シンプソン夫人の存在を隠しながら、撮影スタッフの勝手な注文に頭を悩ませる羽目に。
ジョージーの母親も現れ、女優なので、出演を依頼されたり。
「王冠を賭けた恋」として有名なロマンスも、英国貴族にとっては迷惑きわまりない事態だったのね~(笑)
事件はがっつり起こり、自分達が暮らしてる場所で、って、けっこうヘビーですね。
だいぶしっかりして来ているジョージー、事件を解き明かして見せますよ☆ -
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貧乏お嬢さまシリーズ、快調です。17作目。
公爵令嬢だが財産はないジョージー。
愛するダーシーと結婚し、さらにおめでた。
母の再婚相手の一人(既に離婚済み)の冒険家サー・ヒューバートの好意で、留守が多いお屋敷に住んでいます。
スコットランドのお城育ちのジョージーには、合う暮らしでした。
悩みの種は、料理人ぐらい。
パリで知り合ったシェフのピエールをスカウトしたはいいけれど、腕は確かめてないし、料理を担当していたクイーニーはへそを曲げる(笑)
そこへ、サー・ヒューバートが帰国。
近くに住む怪しげな小説家モーティマーの招待を受けて、皆で館での催しに参加することに。
毒草園があるという曰くありげな館には、有名人も加わり、中には何と、アガサ・クリスティーとマックス・マローワンが!
そこで起きた事件で、ピエールが疑われ…
ジョージーは、アガサ・クリスティーとも協力して、捜査に協力することに。
元々、ミステリ黄金時代を舞台にしていて、アガサ・クリスティーの著作のあるタイプと似た感じもある、このシリーズ。
ご本人まで登場させちゃうとは!(笑)
社交界の花ゾゾや、美人女優の母、あったかい(母方の)祖父、厄介な義姉フィグなど、ほぼオールスター?
実母はドイツから戻った方がいいのに~それもまた何かのエピソードになるのかな…
王家の人は出て来なかったな~あと、ダーシーの出番少なかったんじゃあ? 謎が減った分、一緒にいるからかしら(笑)
前に登録した時には電子書籍だったため、アップしなおしました。 -
Posted by ブクログ
貧乏お嬢さまシリーズ、15作目。
「貧乏お嬢さま、追憶の館へ」の次の作品。
「貧乏お嬢さまのクリスマス」の1年後のクリスマスだそうです。
公爵令嬢だが実家が破産し、お金に困っていたジョージー。
晴れてダーシーと結婚し、相変わらず互いにあまりお金はないものの、元義父(母の再婚相手だが離婚した)の好意で、留守になっていた大きなお屋敷アインスレーに住んでいます。
地元ではいわば領主みたいな存在なので、村人と交流したり、クリスマスには子供たちにプレゼントを配ったり、それなりに役割があるのでした。
クリスマスをどうするか、お客を呼ぼうと考えて、理想のクリスマスを思い描くのですが‥
ダーシーの伯母から招待状が届き、しかもそこは王家の別邸サンドリンガムの敷地内。
王一家がクリスマスを過ごす土地なので、暗に王妃の命令とも受け取れます。
家に来ていた客たちもろとも、現地へ向かうジョージー達。
そこで、意外な事件が次々に‥?!
王様や貴族たちのクリスマスの過ごし方がいろいろ出て来て、そういう描写を楽しめます。
クリスマスには国王がラジオで演説をするのでした。
皇太子はシンプソン夫人との結婚を考えている時期で、それが実はまだ英国内では全然報じられていないという。
当時は、マスコミを押さえられたんですね。
時代色と、ジョージーらしさ、英国のクリスマス気分も味わえて、面白く読めました。 -
Posted by ブクログ
貧乏お嬢さまシリーズ、14作目。
もう、お嬢さまではありませんが。公爵令嬢という出自には変わりない?
ジョージーは晴れて恋人ダーシーと結婚、元義父(母の元夫)の館に身を落ち着けていたが、ダーシーが留守になり、女主人役を一人でこなすのも気が向かない。
そんな時、親友のベリンダに誘われ、ベリンダが相続した別荘を見に行くことに。
そこはコーンウォールの荒涼とした海辺。景色はいいが、漁をするときに泊まる小屋のようなところだった。
ベリンダの幼なじみが地元で結婚していて、泊まるように誘われます。
そこは美しい邸宅で、主人も元妻も今妻もベリンダの幼なじみ。
格式ばった召使いにかしずかれてるんだか、威張られてるんだかという環境。
ベリンダの祖母のお屋敷は人手に渡っていたが、そこで働いていたのは‥?
デュ・モーリアの「レベッカ」のように、完璧に美しかった過去の女性の面影が‥
当然、またまた事件に巻き込まれるジョージーですが。
しっかりして来たので安心だけど、それがちょっと物足りない?
作者の書きっぷりが安定してるのは信頼できて、続きも楽しみです☆