リース・ボウエンのレビュー一覧

  • 貧乏お嬢さまの結婚前夜

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    ようやく結婚に向かって進み始めた
    ジョージーとダーシーだが
    新居を探して一苦労。
    もと養父が留守中の屋敷を譲ってくれるという
    気前のいい話に、さっそく飛びついた。
    だが、ひとりで乗り込んだ彼女を待っていたのは
    やる気のない使用人たち。
    さらに何者かに命を狙われている気が…。

    いやいやいやいや(−_−;)
    ずっと海外登攀で留守だからって
    こんだけ内情のわからん屋敷、譲らんとって!
    最初はちょっと、いきなり現れた女主人に
    好き勝手言われたら私でも嫌だ〜と
    ジョージーより使用人に同情したけど
    そういう理由で嫌われてたわけじゃなかった。

    ベリンダのデザインした
    モダンなウェディング・ドレス
    想像で

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    2024年10月08日
  • 貧乏お嬢さまのクリスマス

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    ネタバレ

    イギリスの古き良きクリスマスを味わえるお話
    出てくる料理が美味しそう!
    実家の家族とは上手くいかないジョージーも、今回はお母さんやおじいちゃん、そしてダーシーと仲良くやっているのが見られて嬉しかった。
    将来の約束、これからの仕事の目処もついて、ジョージーの活躍がますます楽しみ。

    0
    2024年10月06日
  • 貧乏お嬢さま、イタリアへ

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    またまた任務へ出かけたダーシーと離れ
    イタリアで過ごす友人ベリンダのもとへと
    向かうことにしたジョージー。
    結婚の許しを得る話をしに赴いた宮殿で
    王妃から「かの地で行われるパーティに
    参加してほしい」と頼まれる。
    ただのハウスパーティと思われたそこには
    ドイツ、イタリアの要人が来ており
    デイヴィッド王子も姿をあらわして…。

    いけすかないやつ被害者理論、復活。
    なんたってジョージーのママを脅迫してたもの。
    というわけで、ママも容疑者に浮上して
    2作続けて身内の危機にあせることに。

    ちゃんと物語内時間は進んでいるので
    ますます暗い影が見え隠れするようになった。
    ドイツ人の恋人とママの関係も心配

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    2024年10月01日
  • 貧乏お嬢さま、駆け落ちする

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    王家の許しを得ずに結婚だ!と
    駆け込み結婚で有名な村に向かう途中
    ダーシーの父親が殺人容疑で捕まったと
    新聞報道で知ってしまったふたり。
    取り急ぎ地元に戻ったダーシーから
    「父親が罪人」だからと絶縁されたところで
    おとなしくしているジョージーではない。
    途中で味方になってくれそうな
    亡命ポーランド女性ゾゾとも知り合い
    単身アイルランドに向かうのだが。

    話としては最初から登場していた
    ダーシーの不仲な父親がようやく登場。
    なかなかに偏屈なオヤジさんです。
    でも、近くに住む親戚夫婦は
    いい人みたいで良かったわ〜。

    今回こそは全力で事件解決に当たりたいけど
    めずらしくネガティブモードの
    ダーシー

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    2024年10月01日
  • 貧乏お嬢さまと時計塔の幽霊

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    帰国後また住まいを転々とするジョージーは
    王妃から結婚する息子の花嫁のお世話係として
    宮殿で寝起きする計画を持ちかけられる。
    ただし、その宮殿は幽霊が出るとの噂つき。
    おびえるクイーニーをつれて乗り込んだ彼女は
    さっそく宮殿内で花婿の元恋人という
    不都合な死体を発見してしまった…。

    あら、今回は被害者が早めに出たわ。
    (一番いけすかなくもなかった)
    でも、結婚式前だから
    秘密裏に調査しなきゃだし
    花嫁のお相手もしなきゃだし
    てんやわんやなジョージーなのでした。

    ダーシーは後半で登場。
    被害者の関係者として名前が上がっていて
    心穏やかじゃないジョージーに
    冷たくされまくり( ̄▽ ̄)
    最後にな

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    2024年10月01日
  • 貧乏お嬢さま、ハリウッドへ

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    事実上の夫と離婚するため
    渡米すると言い出した母について
    大西洋を渡ったジョージー。
    ところが船上で宝石盗難事件が発生。
    ジョージーのペンダントも被害に遭う。
    落ち込む彼女の前に現れたのは
    宝石泥棒を追っているダーシーで…。

    毎度ダーシーの登場理由を捻り出すなぁ。
    そのあと、船上で旧知の映画監督に誘われ
    一行はハリウッドに移動します。
    第二次大戦前の華やかなりし銀幕の世界。
    そうか、このシリーズって
    一番いけすかない登場人物が
    事件の被害者になるんだ。

    だいたい半分くらいまでに
    周囲の人間関係などが描かれて
    後半がミステリ要素強めってパターン。
    お約束も慣れてきて
    ますます楽しめるようにな

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    2024年10月01日
  • 貧乏お嬢さま、恐怖の館へ

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    やっぱりラノク城に戻りたくないジョージーに
    王妃から仕事の依頼が舞い込んだ。
    王妃の知人の公爵未亡人が
    オーストラリアから呼び寄せた跡継ぎの青年に
    英国貴族マナーの教育係をせよという。
    渡に船と乗り込んだジョージーだったが
    公爵家は家庭内の問題が山積していて
    雰囲気は見事に険悪。
    そして元公爵が死体で発見される!

    今回はその青年を連れてきたのが
    ダーシーでした(^_^)
    手を変え品を変え。いろいろ考えるね。

    ラノク城よりよっぽどお貴族様っぽい
    暮らしぶりと食事が見られた巻でしたね〜。
    夕食のラインナップとか、英国っぽい♪
    あと食後の降霊会も英国っぽい(笑)

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    2024年09月24日
  • 貧乏お嬢さまのクリスマス

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    ラノク城で迎えるクリスマスを回避するため
    小さな村で開かれるハウスパーティの
    手伝いに応募したジョージー。
    出迎えてくれた夫人や娘は優しい人たちだったが
    次々とやってくる招待客は
    ひとクセある老若男女ばかり。
    しかも村の近くで主人の脱獄騒ぎがあり
    毎日不審な死が続くに至って
    平和なクリスマスの休暇にも暗雲が。

    おお!
    ついにダーシーの係累が登場。
    少なくとも身元は本物でしたのね。

    古き良き英国のクリスマスが描写されていて
    それを読むだけでも楽しかったです。
    結構いろいろパーティゲームとかするのね。
    それにしても英国風のクリスマスを
    過ごしにきたくせに何かと難癖つける
    アメリカ人家族にはイラ

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    2024年09月24日
  • 貧乏お嬢さまと王妃の首飾り

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    ネタバレ

    相変わらずトラブルに巻き込まれまくりのジョージアナ。ドジドジメイドのクイーニーをクビにしない優しさ(お人よし?)もあり、恋愛に対してあまりに無防備なところはハラハラするけど、応援したくなっちゃう。それが王妃様に頼りにされる一因なのかしら?
    おじいちゃんに会えたときの大喜びのジョージーが可愛かった。

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    2024年09月16日
  • 貧乏お嬢さまと王妃の首飾り

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    王妃様から、南仏ニースへ行き
    盗まれた嗅ぎ煙草入れを取り戻すよう
    内密の依頼を受けたジョージー。
    道中、あのココ・シャネルと知り合い
    彼女のショーにモデルとして
    出演してくれないかと言われる。
    王妃から借りたネックレスをつけると聞き
    嗅ぎ煙草入れ窃盗犯の成り上がり富豪と
    お近づきになれるかもと考えたが
    あろうことか彼女の首からネックレスも消え…。

    ダーシーが別の女子供と一緒にいるのを見て
    すっかり傷心のジョージーったら
    魅力あふれるフランス貴族の青年と
    ひと夏のアバンチュ〜ル!?

    義姉のフィグとの仲はますます悪くなり
    自由奔放な母親とは少しずつ仲良く。
    そんな変化もシリーズものならではかし

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    2024年09月11日
  • 巡査さんと超能力者の謎

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    ドルイドについていろいろと知れて面白かった。ワトキンスさんとの相棒が解消したかと思いきや、まさかのヒューズ警部とコンビを組んだり、エヴァンズの忍耐強さはなかなかのものだと思う。
    ベッツィの正式な名前がエリザベスとわかったんやけど、略称がベスじゃないのね。ウェールズやから??
    エヴァンが快適な下宿から初めての一人暮らしを始めたのは進歩やと思う。意外と行動力があるのねー。バイクの運転もカッコいい。

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    2023年01月09日
  • 巡査さんを惑わす映画

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    新しい手法チャレンジするのってすごくいいと思うんです。が。いつも通りに感じるのもまた面白い。
    今回はベッツィが無垢で無謀な女の子を全身で演じてて、まあ、可愛らしかった。老婆の仮装で編み物を編みながら登山するとか、後から振り返ったら耐えられないレベルの恥ずかしさだと思う。
    今回は相棒のワトキンス刑事とも捜査できず、1人で孤独に聞き込みをするのが寂しい。
    今回は事件が起こるまでがすごく長くて、ラストの解決含めてあまり推理は見られなかった。
    1番の見せ場は墜落された爆撃機が湖面から浮上するシーンだったかも。ロマンですねー。

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    2023年01月09日
  • 巡査さん、合唱コンテストに出る

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    ウェールズの伝統的な合唱コンテストに出演するため、村の人たちが歌の練習を始める。そこへ、休暇中のオペラ歌手がボランティア出演するってところからいろいろと物語が進んでいくんですが。
    このコンテストかなり面白そう。男性合唱団の合唱だけでなく、詩吟コンテストやちびっこダンス大会もあるみたいで、屋台や簡易パブも出ててお祭り騒ぎ。
    解説的な描写はあまりないんやけど、3日続くらしいし、ウェールズの各地で行われてるみたい。
    普段は仕事してるおじさんたちが、仕事終わりに集まって、歌を歌ってるなんて日本ではちょっと驚かれそうな文化!
    この話でエヴァンの過去の女性関係も匂わせてきてるので、そこにもっと興味を持つべ

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    2023年01月04日
  • 巡査さんと村おこしの行方

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    ウェールズの田舎町スランフェアで古代遺跡がみつかった!?
    そんなちょっとワクワクする展開から始まったけど、気のいい大佐が事故に見せかけて殺されたなんて!またまた事件ですよ、駐在さん!
    エヴァンがラガー体型の好青年ていう描写があって、イメージしやすくなった。(表紙のイラストがなんだか合ってない気がしてた。)
    今回はロンドンにも捜査で訪れてるので、ウェールズ訛りの主人公がコックニー訛りを揶揄してる感じがイギリスっぽくて好きだなぁ。
    ラストの犯人を追い詰めるシーンはほんとに身の危険を感じたので、警察官の大変さが伝わった気がする。

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    2023年01月01日
  • 巡査さん、事件ですよ

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    イギリス ウェールズの小さな村でおこる殺人事件に村で唯一の警察である巡査さんが巻き込まれたり、首を突っ込んだり。
    コージーにお約束な恋の鞘当ても勿論あるし、美味しそうな食事風景は少し少なめだけどちゃんとある。
    おせっかいな年上女性も盛りだくさんだけど、素朴な村の子供たちがすごく可愛らしい。
    ミステリの方もミスリードがふんだんにあって、足で捜査するタイプの探偵役が丁寧に謎を解いて行くのは現実味があった。

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    2022年12月29日
  • 貧乏お嬢さまの危ない新婚旅行

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    イギリスの植民地、ケニアへのハネムーン。そこでは退廃の貴族生活が繰り広げられ。。。

    今回はジョージ―もダーシーも、いまいちミッションの達成感がないのがちょっと物足りないですが、ようやく結婚できた二人がとっても落ち着いた様子になってほのぼのしました。何せずっと二人一緒にいられるしね。

    次作は11月に出る予定とのこと。楽しみにしています。

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    2021年03月31日
  • 巡査さん、事件ですよ

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    暇つぶしにはなる。
    ミステリよりも村での人間関係がメイン。まだ続きがあるので、読んでみたいとおもう。

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    2021年01月11日
  • 巡査さん、合唱コンテストに出る

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    ネタバレ

    表紙の愛らしさに惹かれて手に取る。3巻から読んでしまったけど、なんとかなった。
    ウエールズ地方の味がふんだんに出ていて嬉しくなる。
    たまに登場するウエールズ語の挨拶も興味深い。本当にウエールズ語は英語とは違う。
    作中で村の人が英語がわからない、とか、外から来た人たちがウエールズ語がわからない、というのも納得。
    ケルト、ドルイドの色濃く残るウエールズが興味深く、特にアーサー王好きの自分には肉屋の『ガレス』氏にいちいち反応してしまう。(本当に端役だけど、苗字はみんなエヴァンズだけど)
    のどかの田舎村+殺人で、まさにセントメアリーミード村のようなスランフェア村。噂話ばかりで住むのは大変そう。

    謎解

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    2020年08月16日
  • 貧乏お嬢さまのクリスマス

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    リース・ボウエンの【英国王妃の事件ファイル】シリーズ第6弾!

    今回はタイトル通りクリスマスシーズンの物語。

    主人公のジョージーは、スコットランドにある実家のラノク城での悲惨なクリスマスから逃れ、仕事をゲットします。

    その仕事とは、デボン州ダートムーアのはずれの村にある、ゴーズリー・ホールというお屋敷で、クリスマス・パーティーのホステス役を務めるというもの。

    しかし穏やかな村には、何やら不穏な空気が流れていて、またもやジョージーは事件に巻き込まれていきます。

    ミステリ部分について、謎のカギとなる設定はひねりが効いていておもしろいと思いましたが、トリックの部分ももう少し詰めてほしいかなと

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    2019年11月22日
  • 巡査さん、合唱コンテストに出る

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    リース・ボウエンの【英国ひつじの村】シリーズの第三弾!

    ウェールズの伝統行事「アイズテズヴォッド」で行われる合唱コンテストに、なし崩し的に出場することになった主人公のエヴァン。

    そんな中、村には有名なオペラ歌手が滞在することになります。

    彼を中心にさまざまな事件が起こり、エヴァン自身の生活や人間関係にも影響することに。。。

    今回もウェールズ色が濃く、ウェールズ文化を感じられるストーリーになっています。

    三作目ともなると、村人たちにも愛着がわいてきて、元気で結束の強いウェールズの人々の描写に、なんとなく安心感を覚えました。

    ミステリ部分では、さまざまな容疑者が登場する中、犯人を予測し

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    2019年10月20日