裕夢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ蔵セン、美咲先生の高校時代の物語、なずな目線の話。本編は藤志高祭も終わり、新たな展開が始まっていくというところでの閑話休題的な話ながら、蔵センと美咲先生の話が良すぎた…
進路希望調査に際して「無理して夢を語れとは言わないが、せめて希望ぐらいはみせてみろ」
羽を伸ばしにきてもいいですか?→羽目を外すよりはましだ
そいつも背の高い女ばかり好きになるんだろう?
こんなに場面に合って気の利いた言い回しないだろと思うくらい、そのシーンが印象に残った。
あと西野父から蔵セン、千歳と地方の街で受け継がれていくものが美しい。
藤志高祭の催しで若干の匂わせはあったものの、二人がこんなに面白いストーリーを持ってる -
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Posted by ブクログ
夕湖の告白から加速してしまったチーム千歳のすれ違い。誰かのトクベツになんてなりたくないと思っていた女の子と、フツウに傍に要られたらそれでいいと思っていた女の子の、ずっと胸にしまっていた醜い心が曝け出される展開に惹き込まれました。
夕湖を想い続ける海人の真っ直ぐさやかっこよさも、熱血になりきれない自分に苛立ちを覚える和希も、相互理解をしてこいとかつて言われた言葉を投げ返す健太も、皆かっこよかったです。
そして、これから愛され方は知っていても、愛し方を知らない千歳がどう女子たちに向き合っていくのか? それに注目をしていきたいと思います。爽やかかと思えば泥だらけで、冷たいのかと思えば熱くて、かっこい -
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Posted by ブクログ
野球部を辞めた朔の過去が明らかになる4巻目だったので、とても真剣に読んでいたように思います。自分の背中で誰かに努力の価値や壁に挑むことの大切さを伝えようとする朔のかっこよさに、終始やられてましたね。亜十夢とのライバルのような関係も良かったですね。お互い言いたい放題しているのに、仲が悪くなるどころか絆が深まっていく。こういう男子の友情も書いてくれて嬉しかったです。綿谷先生も指導が行き過ぎてしまった部分はあったのかもしれないですが、改心している部分が見えたのも良かったです。左手首を痛めながらもチームの勝利に貢献しようとバットを振り続ける姿もかっこよかったです。陽が惚れるのも仕方がないですね。舞との
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Posted by ブクログ
ネタバレ学祭本番回であり、紅葉を巡る一連のエピソードの(一応の)決着回なのだけど、それよりもやっぱりこの巻は悠月の回だよなあ。
そして夕湖の告白からどこかヘタレていた朔がようやく”千歳朔”を取り戻す回でもある。
その決定的な役割を悠月が果たすのだけど、朔を叱りつける彼女のなんとかっこいい事か!いやマジで惚れる。
それにしてもこの物語に登場する女の子たちは誰も彼もズルくないんだよなあ。むしろちょっとぐらいズルくてもいいんだよと言ってあげたくなるのだけど、そうじゃないからこそグッとくるのだ。
サックスのソロを吹く優空や、二人三脚の陽とか。
もちろん紅葉を追いかけろと怒る悠月も。
今回朔は”千歳朔”を取 -
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