裕夢のレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
とても良かったです。若い世代に人気な理由がわかりました。作者の出身地である、作品の舞台「福井県」の描写はディテールまで細やかに描かれており、現地をつい訪ねてみたくなる(名物を食べてみたくなる)良さがあります。
特に良かったシーンは、先生との交流のところ、三者面談のところ、東京に向かうところ、編集者のところ。自分が学生だった頃を思い出すということもありますが、「地方から上京する」ということが彼らにとってどんな意味があるのか、上京経験のない首都圏出身者の私でもとても身につまされる気持ちになりました。
編集者のシーンなどは作者の方のご経験も踏まえられてのことか、とてもリアルに描写されている気がして、 -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレいやあ、ヤバイヤバイ。これはヤバい。マジヤバイ。
読み終わった後の胸に高鳴りが収まらないよ。
前半は激動の夏を抜けて始まる新学期の、取り戻した穏やかな関係性の中、学祭の準備が進んでいくのだけど、
中盤以降、今回初登場の後輩がヒロインたちの居場所を次々と犯していくあたりから胸がゾワゾワしてきて、
これは単に無邪気なだけなのかそれとも確信犯なのかなとどっちだろうと思っていたのだけど、やっぱりそうかとなったし、
そこで悠月さんなのはこっちもやっぱりそうだよなと思った。
そして何がヤバいって悠月さんが完全にキレタ事。
眠れる獅子を起こしちゃったよなあ。
ヒロインズの中でナチュラルで一番強いのは実は夕 -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ色々あった夏に終わりを複数のヒロインの視点から語る長編集^^
四つのエピソードが入っている。
一作目は色々あった夏の原因だった夕湖と多分彼女を一番意識している悠月とのお出かけ話。
夕湖は告白失恋を経て明らかに次にステージに進んでいて、それを感じた悠月にはそれこそ色んな想うところがあるわけで、いやあ、青春だなあ。
そして切ないなあ。
みんな優しすぎるよなあ。
ある意味なずなのあっけらかんとした言動が救いになってるんだよね。
二作目は明日姉の憧れの職業体験エピソード。
これも憧れているからこその、明日姉の悔しさが胸に響いてきた。
そして登場した大人たちがみんな優しくて本当の意味で大人で、明日姉 -
Posted by ブクログ
それぞれのヒロインの視点での短編集。朔の生き様がどのヒロインにも絡んでいる。
悠月&夕湖編では、おみくじの内容が的確すぎて笑った。
明日風編では、「自分が聞きたかった言葉になってしまう。そこにその人の言葉はない」「沈黙を恐れてはいけない」というのが印象的だった。これは取材だけじゃなくて、人と関わるのには大切なことだと思う。
優空編では、優空らしいデートの仕方だけど、この二人だからこそピッタリの雰囲気。朔への気持ちの伝え方は控えめに見えるけど、距離感としては一番近いのかな?
陽編では、ここでも辛い時ほど笑うというワードが出てきた。4巻でもそうだったけど、やっぱ熱いな。
5〜6巻で朔達の -
購入済み
大人だから楽しめるかも!
初巻は買ってたけど、ノリが合わなくてしっかりは読んで無かった。
だけどYouTubeのPVみて、再度チャレンジすると共感の嵐!
だから、最後まで読んでみて!
この本には素敵な詩を物語に変えたみたいな感動があった。
ラノベだと卑下する無かれ、ドラマは内容で決まるのです。
良い週末の読書で心が震えた!
とツイートしてら、センセから👍貰っちゃいましたw
だから、レビューさせていただきました。
ちゃちい文書でなくて、文書は小説らしいラノベであり、内容はラノベの良さを引き出した作品です。
活き活きとした高校生活を、存分に堪能出来る作品ですので、是非、ご一読ください!