裕夢のレビュー一覧

  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    友達のおすすめで普段あまり読まないラノベを読んでみました。最初は主人公のすかした態度が嫌で惰性で読み続けていたが、窓ガラス割った場面辺り(読めばわかる)からなんか面白くなって気づいたら完読していました。最初は主人公の性格に抵抗を示すかも知れないが、風景描写は美しいし、読みやすい文体なのでラノベ初心者の方にもおすすめです!

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    2023年11月06日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    ネタバレ

    悠月さんの勝負回。
    と言うか自爆回^^ 

    後輩紅葉に焚き付けられる形で悠月が今まで踏み込まなかったところへ踏み込もうとしてこれまでの美学をかなぐり捨てて暴走し結局自爆するというね。
    いや恋って怖いね。
    でも周りにライバルがいっぱいて、もう一つ信じられるものがないとしたらそれは焦るだろうし、これは責められないよなあ。
    誰がいちばん悪いって言ったら悠月でも紅葉でもなくやっぱり千歳なんだよなあ。
    ヒーローから滑り降りた彼はこの先どうしていくのか?
    今の俯きがちな状態が続くのはきつい気がする。

    でもこれで悠月さんのさらなる攻めはなくなるのだろうか?
    だとしたらあとは紅葉の独断場?
    ただ今一番強いの

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    2023年09月25日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    6.5巻ということで、今回は各キャラクターのサイドストーリーのような形になっている。とは言え1冊を通すとすごいボリュームだ。

    どの話も起承転結ありボリュームも十分だったが、千歳と優空のデートの話が印象に残った。

    本編の続きが気になるような内容で、6巻を読み終わった人は必読の内容だ。

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    2023年08月22日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 2

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    裕夢先生は本当に高校生の感情の表現が上手いと思う。物語の設定としては主人公がリア充で周りの女の子は主人公に好意を持っているというラノベにありきたりなものであるが、主人公や周りの友人達が持つ哲学や価値観などがリアルで、裕夢先生の言葉遣いとあわせて、下手な小説作品よりも良い小説作品であると感じる。

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    2023年08月05日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    ヒロインそれぞれの視点で書かれており、本編の内容とも相関性あり。
    彼女らの個性とピッタリなショートストーリーがどれも納得の面白さ。
    7巻も期待。

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    2022年07月19日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    それぞれの想い

    千歳に対する想いが綴られた回。

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    2022年03月20日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    地元でコラボキャンペーンが始まったので、大人がラノベってどんなもんだろう?と興味本位で読んでみました。ライトノベルってどういう定義だっけと分からなくなるくらいちゃんとした小説でした。

    リア充とか非リアとか陽キャとか陰キャとか、昔はなかった言葉が溢れていて、それに惑わされて自分をどこかの枠にはめなきゃいけない。しかも仮にどの枠にはまったとしても、周りの目を気にしながら自分の立場を演じていかなきゃいけないのですね。最近の子は大変だな〜。

    若い読者を励ます素敵な言葉がたくさんあったので、学生さんはぜひ読んでください。

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    2022年02月12日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    シンプルに超おもろいっす!
    だけど、一部では人を選ぶかも。
    ガチで引きこもった経験があったり、生きるか4ぬかを迷った経験のある人には、正直千歳の言葉は響かないと思いますね。毒親だったり、貧困家庭だったり、そもそも「美しい」という理想に向かって努力して生きる土台すら生まれつき持っていない人間はどうすればええねんとか読んでて思っちゃいました。
    もちろんそういう人たちに向けての作品ではないと思うので、気にするだけ無駄かもしれませんが。
    でも、純粋にライトノベルとしては最高でした!

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    2022年01月21日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ---説明---

    カーストトップに君臨する千歳朔。
    そして出会っていく女の子の悩みや友達の悩みを解決していく中で恋愛、友情などの気持ちが交差する物語。

    もっと深い!

    ---感想---

    初めてちゃんとしたライトノベルを読んだ。

    初めは読みづらさを感じたのだけれど、
    どんどんと引き込まれてしまった。

    と言うか真逆のカーストと言われていた二人を
    どんどん好きになった。

    10代でこの小説に出会いたかったなと思った。
    今の悩める若者たちやその他大勢に(皆んなに)読んで欲しい!

    甘酸っぱいと言う感じではなく、
    ガッツリと青春できる小説という感じ。

    男同士の友情的なものに弱いのかも知れない

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    2021年11月11日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ラブコメかと勘違いしてたので、いい意味で裏切られおもしろかった。 視点を変えた物語の切り口、明かされてない主人公の内面など次巻が気になる。 1位をとれたのも納得かなと。

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    2021年08月16日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    リア充でありラノベ

    主人公がリア充っていうパターンだけど、会話の内容とかキャラクターとかがっつりラノベ的というか、
    ライトノベルっぽさから脱線したキャラじゃないから、ラノベとして読める。
    ただこの1巻を読んだだけだと、主人公と女の子たちの関係性がよく分からなくて、とりあえずイラスト可愛いので1巻だけ読んでみます!だと満足できないかもってところで星4で。

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    2021年07月21日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    陽キャについての説得力やキャラクターの行動や信念などがかっこいい所などが良かったが主人公目線なのに主人公の内面が分かりにくく感情移入は出来なかったのが少し残念。

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    2021年03月15日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    弱キャラ友崎君みたいな、オタクキャラを上げて行くようなエピソードの話なんだけど、どうしてカーストがあるのか、どうやったら対抗できるのか、カースト上位者の悩みや頑張り所などカースト最上位魔王千歳君が分析していくところが新鮮。ラノベなんだけど、ちょっと文学寄りで、「桐島、部活やめるってよ」と友崎君の中間みたいな印象受けました。なんで部活やめたのかとか、明日風先輩との関係とか、結局取り巻き女子とどーなのとか、次巻に持ち越しでした。
    あと、福井ネタが楽しかったです。レアだよね。

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    2021年02月28日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    スッキリとした読後感

    なんか、ありそうでなさそうな話ですが、十分に読み応えがありました。この時点では、次へ続くのか、終わるのか分からないエンディングだと思いました。明日姉のポジションがやや不明ということぐらいで、大きなフラグ未回収もなくスッキリとした読後感です。

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    2021年02月17日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    主人公はイケメンでモテモテで自分がリア充だと認識しているはたからみたら嫌なキャラだけど、読んでいくうちに仲間思いでちょこちょこ悩む人間味があるキャラ。

    リア充と非リア充のスクールカーストを背景に主人公が不登校の同級生を立ち直らせる物語である。

    最後まで読んでいくと不登校の同級生を助けようとする、主人公の男気とカッコ良さで少し感動できますよ(^^)

    2巻も読みたいと思います!

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    2020年04月05日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか Days of Endless Summer

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    ネタバレ

    夏休みから藤志高祭までの濃厚な物語の合間を補う短編集。
    どうやってみんなが自分の気持ちに折り合いをつけていったのかがわかる。
    というかこんなにSS書き下ろしてるがシンプルにすごいと思った。
    主人公は千歳朔だけど、その月の周りにいる人、手を伸ばそうとする人たちの物語が濃すぎて、この人たちが一つの物語に入ってるのがもったいないと思ってしまう。

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    2025年11月04日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 9

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    ネタバレ

    8巻の準備編からの後編でついに藤志高祭が始まる。
    校外祭、体育祭、そして最終日の文化祭。校外祭、体育祭の時点ですごい描写量でまさか文化祭までこの巻で終わるとは思わなかった。
    相変わらず最高に青い青春という感じだったけど、文化祭の描写がいきなりクライマックスから始まって驚いた。ただ考えると、文化祭の演劇に関しては準備の描写はあまりなかったし、校外祭と体育祭の時点で結構お腹一杯だったのでちょうど良かった。演劇の描写はあまりなかったけど、最後に暗雲姫が選ばれたシーンは印象的。挿絵も美しすぎる。
    このあとの物語がすごく気になる。6巻以降一歩引いて千歳を想う夕湖がすごく気になる。これが押してダメなら引い

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    2025年10月14日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか Days of Endless Summer

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    SS集。様々な組み合わせのやり取りが見られて、面白かった。ポイントとなるのは、書き下ろしの「長く短い祭りのあと」。文化祭・体育祭の終わった後の各登場人物の表情が窺えて、良かった。チラムネのアニメ版の脚本は裕夢先生が担当されるのか。作者が参加するなら、原作のクオリティーは保たれるだろうから、アニメ版も楽しみだな。ラノベ作品のアニメ化は、削るシーンが多く出てくるので、ヘタな人が脚本をすると、原作が良くても、ダメになる事があるからな。そして、本編の新刊もアニメ化に合わせて出るのか。今から楽しみ。

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    2025年08月27日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 3

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    ネタバレ

    今回は明日姉回。高卒後の進路という、人生を左右するイベントがテーマ。
    これまでもカッコいい先生だった蔵センが、今回は特にカッコよかった。
    「あの山あいの古びた民家にもきっと誰かの想いが染みついていて、一秒で遠ざかる俺たちにその正しい価値なんて判断できない。」
    今回は主には明日姉の夢、編集者になって読者に言葉を届ける。その大きさ、価値、重さは本人にしかわからない。これは夢だけに当てはまるものではなくて、趣味嗜好や感情、色んなものに当てはまる。それを他人が読み取るのは難しくて、自分で表現していくしかないんだろうなと思った。

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    2025年07月28日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    すごくリーダビリティが高くて合間に挟まる風景描写が美しくて、かなり文章力が高い作家さんだなーと思った。

    引きこもりオタクを垢抜けさせて立ち直らせる展開、世代的に「野ブタをプロデュース」を思い出しちゃった。
    主人公の千歳くんはぱっと見かなりいけ好かない奴に見えるけど、仲間思いで周りを下げないしで1巻読み終えた頃にはかなり好感度上がりました。
    俺TSUEE系主人公+オタクに優しいギャルの男版みたいな?

    私は登場人物に共感できなくても面白く読めるタイプだから面白く読んだけど、共感して読むタイプの人が誰に視点持っていけばいいのかは分からないかもしれない……?
    主人公サイドは自己投影するにはハイスペ

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    2025年06月09日