滝沢秀一のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ごみの処理を真面目に考えている自治体や企業が多数紹介されており、大変参考になった。
例えば『ベランダdeキエーロ』。初期費用以外ほぼお金はかからないと思われる優秀なコンポスト。かつて私も生ごみ処理機を購入しようと検討したが、高いし手間だしで挫折したことがある。キエーロはもう少し調べた上で良さそうだったら家で導入したい。
また、市川市の実践している「24h営業のゴミボックス」も気になる。どういう回収方法なのだろうか。
「ゼロウェイスト宣言」をしている大木町や斑鳩町も凄い。そもそもごみを出さないようにする(全部資源)という意識が私には欠けていた。
物を購入する時点で、捨てるときのことを考える。こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学生の頃などは調べ学習の時間でゴミ問題について調べることが多く、ゴミ問題について考える時間があったけれど、大人になった今はそれほどゴミ問題を意識しなくなったので改めて意識していこうと思った。(私の場合、無駄なオタ活グッズを買わないとかかな…)
ゴミの最終処分場ももう何年かしかもたないというのもなんとなく知っている程度だったが、20年ももつかもたないかという具体的な年数を出して説明していたので怖くなった。
ゴミがうまいこと回収されず、ゴミまみれになってしまった国の写真も収録されており、日本はゴミに対するインフラがかなーり整備されていることがわかった。 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
滝沢さんのツイートを見るようになってからずっと読みたかった本。Twitterと被っているような話もちらほらあったけど面白かった。
焼却後のゴミを埋め立てる場所が日本にはもうなく、最終処分所の残余年数は首都圏で30年、近畿では20年程とされているらしい。
ただ、場所によっては焼却後のゴミを建築資材としてリサイクルしている所もあるらしく、科学の力とそれを実現している人々の努力に感服するところでありました。
私も少しでも貢献できると良いなと、燃やすゴミから資源ゴミに出来るだけ回せるような生活を心がけている。
▽あとがきの刺さった一節
長い目で見ると何が幸せで何が幸せじゃないかなんて僕みたいなしょう -
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
芸人だけでは生計が立たず、ゴミ収集業に関わっている筆者について、奥さんが漫画を書いているエッセイ。
好きな芸事だけで生きていけないということは大変なことなんだなと思う。
ガンで亡くなった30代働いていた仲間(内山さん)の言葉が印象的
_____
「オレ思ったんす 苦しんで闘病する姿より死ぬ前日まで働いている姿を子供には見せたいなって」
「美しいとか綺麗とか考えている暇あったら、そのスペースを子供のことで埋めたいっすねぇ」
彼は有言実行した 亡くなる前日までではなかったが 内山さんは亡くなる3日前まで働いたそうだ
_____
この本の最後の方の筆者の言葉
_____
そうだ 答えは自ずと -
Posted by ブクログ
私が結婚するとき、母から言われたただひとつのことは、「ゴミの出し方には『人』が出るから気をつけて」でした。
昨年末、ネットニュースで缶が見事に潰されている画像を見て、その画像の提供者がお笑い芸人でゴミ清掃人であり、本も出版されていることを知りました。母の話を思い出しながら読んでみたら、めちゃめちゃ面白い。
ゴミを見ればその暮らしぶりも人となりもわかるのは本当なんですね。悲しいかな、貧乏人は貧乏人の姿がゴミの中に表れる。
文才のない私が言うのもなんですが、「三島由紀夫が割腹するような覚悟で断酒」とか、この人、文才ありますよねぇ。「へへへと世界で一番悲しい笑顔を浮かべて」なんて言われたら、そ -