【感想・ネタバレ】日本全国 ゴミ清掃員とゴミのちょっといい話のレビュー

あらすじ

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ゴミが消える魔法の道具 美しすぎる清掃工場 ゴミ袋に4コマ漫画…日本全国ゴミ収集への情熱をゴミ清掃芸人が語る。SDGsも

AIがゴミ分別を教えてくれる?(横浜市)、
24時間営業の生ゴミボックス?(市川市)、
「落ち葉」専門で回収?(旭川市)
……よその地域のゴミのことって、知りませんよね。
日本全国の自治体がゴミ収集に取り組む情熱の数々を、
ゴミ清掃芸人・滝沢秀一が追いかけます。

ゴミ袋に4コママンガを描いたり(町田市)、
捨てるお米でゴミ袋を作ったり(南魚沼市)、
そんな工夫をしている地方もあるんです。
美しすぎるゴミ処理場(広島市)、ゴミホテル(上勝町)なんて、
もう、見に行くしかありません。
ゴミを分別してお金に変わる(有田川市)となると、
読むしかありません。
ゴミから人生が、ちょっと変わります。SDGsも学べます。

Part1 試行錯誤のゴミ分別
Part2 ゴミ袋も頑張っている!
Part3 お国自慢のゴミ
Part4 ゴミがお金になった!?
Part5 番外編 ちょっといい話


滝沢 秀一(タキザワシュウイチ):1976年生まれ、東京都出身。1998年に西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」結成。2012年から並行してゴミ収集会社に就職。『このゴミは収集できません』(白夜書房)、『ゴミ清掃員の日常』(講談社)、『リアルでゆかいなごみ事典』(大和書房)など、ゴミ収集中の体験を記した書籍を多数出版。2020年10月には、環境省「サステナビリティ広報大使」に就任した。

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Posted by ブクログ

身近でわかりやすい良い本でした。世の中がゴミのない世界に変わっていくことを願います。
自分も出来る範囲で努力したいと思う。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われるスティーブジョブズ
生きていること自体が罪という現実

ゴミに関して良いと思っている各自治体の取り組みの事例を集めた。ことゴミに関してはパクるもパクらないもなく皆で良いところ真似るべきだと思っている。

一番大切なことはゴミを出さないようにしていくことですが、活用できる色々なごみに関する取り組みを取り上げられています。

ゴミ分別は最低限

誰にでも傘を貸してくれる吉祥寺の吉傘

世界的建築家谷口吉生さんがデザインした広島のゴミ処理場

世界的に見て日本の清掃工場は世界の7割から8割を抱えている、そのインフラを地域に必要とされる施設として、ゴミ焼却によるエネルギー源として、周辺施設へのエネルギー供給を行うこと、そのためのシステムの構築を図る。

徳島県上勝町のゴミ屋敷ならぬゴミホテル
65歳以上の人は50%以上占める人口約1500人の町でありながら、長距離の足でどうやってゴミを処理していこうかという考え、全国で最も早く「ゼロウェイスト宣言」をした自治体である。
燃やさなければならないゴミを極端に減らし、オムツやゴム、塩化ビニールなど以外は全て資源として考え、13品目45種類のゴミ分別をしている。日本で一番分別の種類が多い。
清掃車も走ってなく、ゴミステーションのみで町民は皆ここに資源を持ってくる。リサイクル率は日本全国のリサイクル19%を上回る驚異の81%。
このリサイクルの数には、日本全国だけでなく世界中から視察が来るようになった。そのため人が来るのならばホテルを作ろうとなった。
これは立派なゴミビジネスではないかと僕は思う。
上勝町ではゴミ分別以外にも、形の良い葉っぱをお金に変える有名な葉っぱビジネスがある。

日本で「ゼロウェイスト宣言」をしている自治体は5つ。

洋服は一度作ると糸に戻すリサイクルはなかなか困難。洋服の再利用はリユ−スしかできない。
リユースとは形を変えないで使うこと。詰め替えシャンプーやフリマアプリみたいな。
名護市では学生服リユースの取り組みを行っている。

香川県三豊市では、年間1万トンの廃棄物を4500トンの石炭代替品の固形タイプ燃料に変える。可燃ゴミをビジネスにしている。
(株)パブリックとエビス紙料(株)の共同出資により2010年に設立サれた廃棄物処理業者

新宿区役所で入れ歯の資源回収

ユニ・チャームのオムツリサイクル

ゴミをなるべく出さない。
より資源を多く出す。
ゴミはでるのは仕方がない。ゴミを資源にしていく。

しっかりとしたコミュニティは犯罪を街から追い出し、高い民意を保つ。

日本のゴミのいいお話を読むことができました。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

最初すべての自治体職員が読むべき、と思ったが、読み終わった後は、すべての日本人が読んだ方がいい!と思いました。

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2022年07月10日

Posted by ブクログ

自分も隣町に引っ越しした時、分別方法の違いに驚いた事があった。
真似出来るのであれば採用して欲しい自治体例が沢山載せられている。
我が家も子どものおむつゴミが大量に出るのでこれがリサイクル出来るのであればそれだけでもかなりゴミ量が減りそう。

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2021年09月28日

Posted by ブクログ

ごみの処理を真面目に考えている自治体や企業が多数紹介されており、大変参考になった。

例えば『ベランダdeキエーロ』。初期費用以外ほぼお金はかからないと思われる優秀なコンポスト。かつて私も生ごみ処理機を購入しようと検討したが、高いし手間だしで挫折したことがある。キエーロはもう少し調べた上で良さそうだったら家で導入したい。
また、市川市の実践している「24h営業のゴミボックス」も気になる。どういう回収方法なのだろうか。
「ゼロウェイスト宣言」をしている大木町や斑鳩町も凄い。そもそもごみを出さないようにする(全部資源)という意識が私には欠けていた。
物を購入する時点で、捨てるときのことを考える。これが大事だ。

洋服のリユースに関しては元々行っていたので、今後も続けたい(本当は無駄に買わないことの方が重要だが、私にはまだ難しい)。
私の住む自治体ではごみの中からまだ使えるものを綺麗にして安価で売り出している。リサイクルするのにもお金がかかることを考えると、これからはリユースの時代なのだろうな。

まずは、何でも新しいものが良い!という意識を捨て、長く大事に使えるものを手元に置くようにしていきたい。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ゴミ清掃員としても活躍する、お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんが、日本各地のゴミ分別や、ゴミ減量の取り組みについて紹介していく本。

私が特にいいアイデアだと思ったのは、新潟県南魚沼市の『非食用米を使ったゴミ袋』。一緒に燃やされてしまうゴミ袋も、確かに環境に良い資源の方がいい。非食用米を資源として有効利用できるだけでなく、コストも普通の袋と大差ないのも素晴らしいと感じました。

私の街でもやってほしいなぁと思った取り組みばかり。他の街のいいアイデアを真似していって、どんどん広がっていって欲しいと感じました!

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴミ清掃委員と芸人を兼業している作者が、実際に見聞きしたり、知ったりした全国の各市町村のゴミを減らす工夫を、分かりやすいイラストと解説で紹介する本だった。
誰も考えないようなアイディアを実際に取り入れている市町村もあり、とても面白かった。

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2023年08月05日

Posted by ブクログ

相変わらず面白い。ゴミに関係する各自治体のアイデアを共有しよう、という試みで書かれた本。

目新しい情報は、入れ歯の資源回収。金属をリサイクルするらしい。
ユニ・チャームのおむつリサイクル。おむつから再びおむつへ水平リサイクルするのは世界初。

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2023年04月11日

Posted by ブクログ

日本全国の自治体が取り組んでいるゴミの削減方法やゴミの処理についての話をゴミについて日本一詳しいお笑い芸人のマシンガンズ滝沢さんが綴った本。

おもしろかった~

ゴミの分別をめちゃくちゃ細かくしている自治体やゴミを別の物にしてしまおう(堆肥とかね)とか、入れ歯までリサイクルしちゃおうとか…いい取り組みはどんどん他の自治体もマネしたらいいのにな~

地方都市だからできるのかな~?
大きな都市だと飲食店も多くてなかなか分別とかできない問題もあったりするのかな~

いやはや…
世の中のゴミに関係する仕事をされている人に感謝!
私もちゃんと分別します!!

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2022年01月10日

Posted by ブクログ

ごみ問題に関する様々な自治体の取り組みを知れて面白かった。
ただ、イラストだけでなく、実際の写真などを載せてほしかった。

「燃やすしかない」ゴミ袋、ネーミング最高。(福岡県柳川市)
広島市のゴミ処理場きれい。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

世の中、色々な取り組みをしてゴミ問題に向き合っている。著者も書いている通り、真似出来ることは真似したららいいんだ。ゴミはもう私たちみんなが考えないといけない問題だものね

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2022年11月06日

Posted by ブクログ

ゴミ出し‥それは生きていくにあたって避けては通れないテーマだ。
私も今まで3回引っ越しをしてきたが、その度にゴミの出し方に困惑した1人。
なぜ全自治体統一できないか思っていたが、なるほど、諸事情が絡んでいるんだ。
ゴミ問題、いい面は参考にしてどんどんパクっていこう!

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2022年02月19日

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