あらすじ
お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一は、お笑い芸人の副業としてゴミ清掃人の仕事を始める。ダブルワークを続けるうちにお笑いとゴミ清掃がフィードバックし始め、今ではゴミ清掃が本業で、お笑いが副業という状態に…。コロナ禍により日本の労働事情が大きな変化を求められるなか、仕事とは何かを考えぬいた結果、大事なのは、口先だけの「働き方改革」ではなく、ひとりひとりの「働き方解釈」だという境地に至った。リモート? 副業? どう働く? どう生きる? 今考えるべきことへのヒント満載。
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Posted by ブクログ
働き方改革でなく、「解釈」。そのタイトルに惹かれて。
自分の読むはずもなかった、たまたま買った本というものは、宝箱のように、大切なことが詰まっていることが多いと思ってます。
そもそも本とは、小説だとか、評論とか関係なく、何か伝えたいことがあるから書くものであって、この人は何を伝えたいのだろうか、と洞窟だったり海の中だったり、ときには宇宙を彷徨いながら、自分なりの解釈をするもの。
この本における、解釈とは、働き方が目まぐるしく変化する中での自分なりの解釈のことで、「状況に応じて適応していくこと」というのが核にあるのかな、と感じました。
ゴミ清掃員と、芸人という、珍しいダブルワークをする人の目には、この今の世界は、どう見えるのだろう。
そのことを念頭に置きつつ、読んでいくと、自分にとっての「解釈」が、見つかるかもしれません。
再読日:2021/10/21
Posted by ブクログ
ごみ収集芸人のマシンガンズの滝沢が書いた一冊。
ゴミについての話ではなく、主にダブルワークなどの働き方について書いた本で、とても刺激になった。