滝沢秀一のレビュー一覧

  • ゴミ清掃芸人の働き方解釈(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    働き方改革でなく、「解釈」。そのタイトルに惹かれて。

    自分の読むはずもなかった、たまたま買った本というものは、宝箱のように、大切なことが詰まっていることが多いと思ってます。

    そもそも本とは、小説だとか、評論とか関係なく、何か伝えたいことがあるから書くものであって、この人は何を伝えたいのだろうか、と洞窟だったり海の中だったり、ときには宇宙を彷徨いながら、自分なりの解釈をするもの。

    この本における、解釈とは、働き方が目まぐるしく変化する中での自分なりの解釈のことで、「状況に応じて適応していくこと」というのが核にあるのかな、と感じました。

    ゴミ清掃員と、芸人という、珍しいダブルワークをする人

    0
    2021年06月21日
  • ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術

    Posted by ブクログ

    ああ、さっぱりした。
    「他人を幸せにする人たち」を読めただけでも読めてよかったな、と思っていたのに、「生きる」の出産編と決意編に、ガツンと揺さぶられた。喉がいたくなり涙腺の存在を強く感じた。涙もろい人なら号泣だと思う。
    本当に人生で大切なものを見つけた、売れないお笑い芸人とゴミ清掃員の仕事の二足の草鞋をはいている著者の滝沢秀一さん。彼の決意に共感と力をもらえた。
    「おもしろくてためになるゴミ出しの話をお届けします」と背表紙にあるけれど、そんなレベルにおさまらない、町だけでなく読み手の心まで清掃してくれた一冊。
    きれいにしてくれてありがとう。本の中の辞表の彼とペルーの彼女にも、そして漫画を描いた

    0
    2021年06月04日
  • ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術

    Posted by ブクログ

    ゴミは指定の曜日に指定の場所にさえ出しておけば収集してもらえると当たり前のように思いがちだけど、このコロナでの状況下だけでなく、本の中でも触れられていたようにこれから数年、数十年スパンでの最終処分の在り方をも踏まえると決して当たり前のことではないんですよね…ほのぼのタッチのまんがでサクサク読めちゃうけど、色々考えさせられました。

    0
    2021年02月22日
  • ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ごみ分別してるつもり。ちゃんと出してるつもり。でもまだ足りないのかな。そうか減らすのか。

    ていうか、最後の出産の話に全部持っていかれた感。息子くん本当によかったね。でもコロナで大変だったんだね。いいお父さんとお母さんだ。

    0
    2020年08月22日
  • ゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで話題になった経緯や諸々は何も知らなかったのですが、いろいろあってゴミ清掃の話に興味を持ったので読んでみました。
    ゴミ清掃の話はとてもためになったし、滝沢家の物語は本当によかったです。滝沢さん、肉体労働ならもう少し栄養のあるものを食べてよく寝なきゃ、てとこがすごく気になった。清掃もお笑いも、身体が資本なのだから。無理せずがんばってください。

    0
    2020年07月30日
  • ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術

    購入済み

    老若男女もれなく読んでほしい

    ゴミ清掃員と芸人のかけ持ちをしている方の考えを奥様がエッセイ漫画にしているのだが、気取らない感じでメッセージを伝えるスタイルとほっこりした絵の印象が非常にマッチしている。ちょっとしたゴミにまつわるあるある話、壮大な環境問題、人生論などゴミ清掃員をしている中での気づきや考えが幅広く紹介されている。読者に対しても同じ高さの目線で語りかける感じで嫌味がなく、読んだ後にちょっとした学びと考えるための材料を貰えた感じがした。適度なギャグ要素もあり老若男女のどの層にもおすすめできる稀有なエッセイ漫画。

    0
    2020年07月29日
  • ゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】

    Posted by ブクログ


    読んで良かった。
    ゴミ清掃員の方の日常て考えたこともなかった。

    分別はしてるけどペットボトルそのまま捨ててたよ!
    包装もはがした方がよいとか、知らなかった…。自分でちゃんと調べてなくて反省したけど、もっと分かりやすい教えてほしいとも思ったなぁ…!

    0
    2020年07月24日
  • ゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】

    購入済み

    ゴミの出し方を考えたくなる本

    決まった日にゴミを出せば、清掃員が回収してくれる、当たり前ですね。
    でもそんな当たり前を支えてくれるのが清掃員のみなさんです。ゴミを回収する場面はめったに見ませんが、集めているのは紛れもなく人間です。
    それにしても、ペットボトルのラベルは作業員が手作業で剥がし、蓋も作業員が手作業で取っているのは知らなかった。めちゃめちゃ手間ひまかけさせてるんだな。たまに「蓋を外すのをわすれちゃったけど、まあいいか」と出してたことを反省します。
    清掃員さんが「MAXめんどくせぇ!」と辞めてしまわないよう、一人一人がゴミ出しの規則を守ることが大事。
    考えさせられました。

    0
    2019年06月13日
  • ごみ清掃芸人は見た! リアルでゆかいなごみ事典

    Posted by ブクログ

    お笑い芸人の傍ら、東京都のごみ清掃員としても働く"ごみ清掃芸人"滝沢秀一さんがこれまでに出会ったごみたちをまとめた本。
    ごみについて面白く、分かりやすく学べる。日々出るたくさんのごみたち、傘や服、うちわなど捨てられているのが(ある意味)納得はできるものから、未開封のコンビニごはんや野菜などの「なんで捨てるの?!」と苛立たしさと共に疑問に思うものまで様々。UFOキャッチャーで取ったものらしきぬいぐるみは私も捨てられているところを見たことがあるが「もったいないな~」と思った。もっともっとリサイクルが進めばいいよね。

    0
    2025年09月22日
  • このゴミは収集できません

    Posted by ブクログ

    ゴミ清掃にまつわる面白エッセイ

    もちろん笑えるような面白さもあるのだが、伝え方などとてもわかりやすくて読み易く、お笑い芸人は伊達ではないと思わされた

    ゴミも環境問題であり、処理に莫大なコストがかかることに気づかせられる
    そして、人間性がでてしまうものとしても今後気をつけていきたい

    リサイクルをして、ゴミを減らす。
    買う前に本当に必要なものかもう一度、思い返すこと。そさて必要だと思って買ったなら大事に使うこと。
    生ゴミの水分はなるべく切る。

    0
    2025年08月07日
  • このゴミは収集できません

    Posted by ブクログ

    いやはや、なんとも面白い本を読んでしまった。
    滝沢さんという芸人さんが書いた、ゴミ清掃員のお話である。

    これがもう、とにかく面白すぎたのだ。清掃員さんの毎日の出来事が、思わず「ぷっ」とふきだしてしまうような書きっぷりでつづられていて、わたしはケラケラ笑いながらページをめくっていた。

    ところが、だ。ただ面白いだけじゃないから、この本はすごいのである。読み進めていくうちに、いつのまにか胸がじんわりとあたたかくなるような、そんな不思議な感動がやってくる。まったく、芸人さんというのはおそろしい才能を持った人たちだ。

    わたしはもともと、マシンガンズさんが好きだった。むかしテレビでやっていた「レッド

    0
    2025年07月19日
  • このゴミは収集できません

    Posted by ブクログ

    職場で、ゴミの減量を徹底的に進めようと言われて、この本を手に取った。ゴミには、捨てる人の性格や生活が出るという話から、真剣にゴミの将来を危惧する話まで、知らなかったことを知ることで、ゴミの減量に取り組もうという気持ちが強くなった。

    0
    2025年06月04日
  • このゴミは収集できません

    Posted by ブクログ

    読んで良かった、なんだったら義務教育で読ませた方がいい一冊。それくらい日本のゴミ対応は見直した方がいい。時間内に出す、決められた分別は守る。そんなこともできない人の多さにヘキヘキしつつ清掃員に感謝の思いを伝えたい。基本ルールは守っているつもりだが、そこから減らしていくことにも意識を向けないといけない。

    0
    2025年05月31日
  • すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。

    Posted by ブクログ

    私は滝沢さんの本は何冊か読ませてもらっているが、
    当たり前だけど本書は小学校中学年くらいが対象で語りがやさしくとても読みやすい。
    でも、読みやすいが内容はかなりハードである。

    ビックリしたのが、ゴミこぼれ話。
    「焼却炉の数は、日本が世界でもっとも多い。
    なんと世界の半分以上の焼却炉が日本にある。」

    これはどういう事だ?

    0
    2025年04月29日
  • すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。

    Posted by ブクログ

    ゴミについてとても勉強になった
    子供向けの文章で書かれてるけど大人が読んでも面白い
    自分の生活でもゴミについて意識していこうと思った

    0
    2025年03月08日
  • ゴミ清掃員の日常~ゴミ分別セレクション~

    Posted by ブクログ

    総集編とあるように過去作のピックアップで主に構成されていますが、(歳のせいか)すっかり忘れていたことも多く「良い復習の機会」になりました。
    ほぼマンガだからユルッと読めるのも良いです。

    過去作きっかけに自分の住む自治体の分別表をよく見るようになりましたが、隣接する市に引っ越した時にモノによっては分別方法がガラッと変わってかなり戸惑いました。
    滝沢さんも作中で再三「自治体によっては~」と言ってますが、思い込みだけでなく、住む自治体が変わったらやり方も変わるものだと思うべきだと改めて教えてもらった気がしました。

    0
    2025年03月05日
  • 世界一清潔な空港の清掃人と日本一のごみ清掃員をめざす芸人が見つけた「ごみと掃除と幸せな人生」

    Posted by ブクログ

    ゴミと清掃…大変な仕事です。尊敬します。また本を読み、その仕事に対して真摯に受け止め、そこから考え方を発展させ、さらに真摯に受け止めている。素晴らしいことです。

    0
    2025年02月07日
  • ゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】

    Posted by ブクログ

    ゴミと清掃員の話かと思いきや、人生観や子どもからの気づきもあり、ゴミを取りまく人々の話でもあった。
    なんとなーく出してるゴミから人生や生活が見えるっていうのは少し恐ろしいと感じた。
    時々ある「みてるよ」という目のイラストコマがリアルでどきりとさせられる。



    著者に一点ツッコミたくなったのは「ガキ」の話。
    「幼児にゴミは人気だけど、小学生は臭いと嫌がる」といっていたけれど、私の小学校では人気だった。ゴミの工場に行って見学した時も興奮しっぱなしだったし、周りの子たちもキラキラと目を輝かせていた。もちろんゴミを捨てに行くのは少し嫌だったけどちゃんと捨てにいっていた。普段の生活にゴミ捨てが組み込ま

    0
    2024年11月25日
  • かごめかごめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あとから知った。
    作家 滝沢秀一、お笑い芸人 マシンガンズ の人だった!
    芸人として成功しているのかはよく知らないのだけども(ごめんなさい)
    ホラー作家としては大変好みの描写多々あり(笑)
    ストーリーも面白くて一気読みした。


    主人公が二者択一を迫られた時を読み手も
    体験出来る手法もなかなか面白かった。
    当然、自分も選んでみた。
    もちろん激しい描写がやって来ることを予想して
    「抵抗編」
    この滝沢氏と拷問について語り合ったら楽しそう(笑)

    「降伏編」は少々ぶっ飛んだ物語に
    なってはいたけれど
    そういう集落があってもおかしくないかも。と
    思わせる何かがある。
    ああ、狂ってる、全員が狂ってる。

    0
    2024年10月14日
  • すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。

    Posted by ブクログ

    3.4年から。お笑い芸人兼ゴミ清掃員の滝沢さんが、危険なゴミや信じられないゴミだけでなく、写真でリアルにゴミの汚染も見せてくれる。そんなゴミ処理の未来の行方、そもそもゴミは何なのかなどの問題も分かりやすい口語体で書かれているので、児童にはとても読みやすい。

    0
    2024年09月16日