山口雅也のレビュー一覧

  • 続・垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    そして今日もお見合いをする。
    春夏秋冬、ですか?
    しかし今回は…初っ端からすごい部分から始まりますね。
    そしてまた、最後もすごい方向で終わっています。
    消極的から積極的に動き始めたのはいいんですが…。
    いいんでしょうかね、これで?w

    しかしおばさんもネタがつきませんね。
    意地になってどれくらいになっているのでしょうか?
    むしろそろそろ妹の方も危ない気がしてきます。
    それ以前に、これを嫁にもらってくれる男は現れるのでしょうか?
    とりあえず勘弁してほしいのですが、男から見れば
    これは可愛い女性、で終わ…る??

    こんな妹絶対にいらない、と再認識してしまった内容でした。

    0
    2010年05月14日
  • 13人目の探偵士

    Posted by ブクログ

    元はゲームブックを長篇に仕立てた直した作品だそうです。
    舞台は「パラレル英国」。
    事件発生後72時間は私立探偵が捜査権を持つ。
    〈探偵士百年祭〉を控えたロンドンで
    殺人鬼・猫による探偵士ばかりを狙った連続殺人事件が起こり
    探偵皇までもが12人目の被害者に。
    そして密室で死体とともに発見された「私」は記憶を失っていた。
    殺人鬼・猫の正体は?「私」は何者なのか?事件の真相は?
    色んな名探偵の名前が出てきて楽しいし、事の真相には
    なるほどと思ったけど、やはりゲームブックは好みじゃないです。

    0
    2010年05月09日
  • チャット隠れ鬼

    Posted by ブクログ

    ネット犯罪を防ぐためにインターネットを監視すサイバー・エンジェルへの参加を求められた冴えない教師・祭戸。

    嫌々ながら引き受けた彼が、画面の向こうに観たものは?

    ネットの向こうに隠れた鬼を探し出す、祭戸の鬼ごっこの行方に手に汗、握る!

    あなたはそれでもログしますか?

    0
    2010年05月05日
  • 垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    春夏秋冬、持ち込まれるお見合い話。
    そして、してしまえば謎で終了してしまうお見合い。
    それは実は呪いのせい?!

    うちの娘が結婚できないのは呪いのせいでは、というので
    今ではない時代なのかと思いきや、しっかり『今』でした。
    なのにそれが引き合いに出されるとは…。
    13回もしれいれば、という事なのか、それともただ単に
    非常に運が悪いのか。
    まぁ普通にお見合いしても、好物件いないと思いますがw

    題名に名前が入っているので、てっきり彼女の視点かと思いきや
    妹弟の視点からの話でした。
    しかし読んで納得。
    彼女の性格からは、確実に無理がありますw

    0
    2010年05月14日
  • ミステリーズ《完全版》

    Posted by ブクログ

    【ネタばれあり】
    たまたま古本屋で見つけた本でした。CDジャケットを思わせるポップな装丁とCDを思わせる内容構成に惹かれて手にとりました。

    読んでいて思ったのは、とても実験的な作品だな~といいうこと。既読の東野圭吾作品の「○笑小説」シリーズや、「名探偵の掟」に似ているなと思います。勿論、この作品の方が古いので、東野さんはこの作品に影響を受けたのかな???

    肝心の内容ですが、10篇の短編のうち、分かりやすい作品もあれば、非常に難解な作品もありました。私は「解決ドミノ倒し」や、「蒐集の鬼」が楽しめました。一方、「世界劇場の鼓動」は分かりにくかったです。意欲的な作品ではあるものの、分かりに

    0
    2009年10月17日
  • 続・垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    相変わらず、お見合い→事件→失敗のパターンで、日常の謎(と言うにはちょっと生臭いけど)を納得できるように解体してくれる。
    今回のお見合い相手は、一人を除いて皆さん個性的。
    個性的な相手の周りで起こる事件なので、それもなかなか目を引く事件ばかり。
    物証よりも心理的な手がかりを軸に謎解きを展開することが多いかな?ので、ガチガチなロジックと言うわけではないけど、十分楽しめる。
    どこかほのぼのとした雰囲気も込みで、おススメできる。

    0
    2010年01月06日
  • 奇偶(上)

    Posted by ブクログ

    こういうのって悪くはないんだけど、世界が崩壊していく話ってどうしても「ああこのパターンか」と思っちゃうのよねー。一作目はいいんだけど、二作目以降が。
    そして新興宗教ものもなー。

    0
    2009年10月04日
  • 13人目の探偵士

    Posted by ブクログ

    パラレル英国を舞台にミステリ要素を盛り込んだ意欲的作品。
    奇妙な童謡を模して,探偵ばかりを狙う殺人鬼。
    13人目の犠牲者,密室,ダイイングメッセージ,消えた凶器。
    そこに倒れていた記憶喪失の男が主人公。
    探偵3人の誰を頼るかで物語の展開が変わるが結末は一つ。
    ゲーム化もされているようで,選択による様々な展開が描かれる。
    パラレル英国とたくさん登場する探偵の設定が面白い。
    その分,謎は比較的簡単で深さはいまいち。

    0
    2009年10月04日
  • ミステリーズ《完全版》

    Posted by ブクログ

    『密室症候群』
      密室小説を書く医者。現れた患者の女性の診察。

    『禍なるかな、いま笑う者よ』
      落ち目のコメディアンがプロディーサーを誘拐し自分の作った機械で復讐しようとするが・・・。

    『いいニュース、悪いニュース』
      かつて夫婦交換した夫婦間で起きた殺人。本当のパートナーは?

    『音のかたち』


    『解決ドミノ倒し』
      ドミノ荘に集まった人々の推理合戦。それぞれの本当の正体は?

    『あなたが目撃者です』
      テレビで流れる連続殺人犯の特集。夫婦で見ていたが・・・。

    『私が犯人だ』
      殺人を犯した男。自分が犯人だと話すがみんなに無視される・・・。

    『収集の鬼』
      レコードコ

    0
    2009年11月14日
  • ミステリーズ《完全版》

    Posted by ブクログ

    トリックを駆使した短編集。奇妙にねじれた仕上がりが個性的。「解決ドミノ倒し」は著者がどんでん返し連続記録(?)に挑戦したと言うだけあった。山口氏の作品はこれが初。

    0
    2011年07月22日
  • チャット隠れ鬼

    Posted by ブクログ

    内容としてもミステリとしても面白かったけど、主人公がPC初心者である事を意識しすぎて前半が説明に徹してるのがだれる。あと、横書きに抵抗が無い人向け。

    0
    2009年10月04日
  • チャット隠れ鬼

    Posted by ブクログ

    まあ、内容としてはふつうです。

    左開きで、横書き
    そして、本当のチャットのように書いてあるのが特徴的
    現代っぽいかんじですよ。
    携帯世代にうけるんですかね。

    0
    2009年10月04日
  • 奇偶(下)

    Posted by ブクログ

    (上)に同じく。そう言えば、この本は【日本の推理小説における「四大奇書」とは、元々「三大奇書」(小栗虫太郎著『黒死館殺人事件』、夢野久作著『ドグラ・マグラ』、塔晶夫(中井英夫)著『虚無への供物』)と称される三作品に、更に竹本健治著『匣の中の失楽』を加えたもののことを指す。】の次、五大奇書の候補作品でもあるみたいですね。確かに、奇書ではありますが。

    0
    2009年10月04日
  • 奇偶(上)

    Posted by ブクログ

    正直、手に余る作品でした。恐らく著者も当初から読者万人を納得させようという意図など無かったのでしょうが、このオチには唖然…。まぁ、因果を追求する事の出来ない(或いは無意味)とする本書の薀蓄と同様に、結末の意味を問う事もまた無意味なのでは…と思いました。

    0
    2009年10月04日
  • 続・垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    見合いの度に怪事件が発生し、破談になってしまう和風美人の垂里冴子。続編でも4回のお見合いに四つの事件がついてきた。老舗旅館に出没する幽霊の正体、肌が荒れるエステティック、七福神盗難事件、象の靴の謎。史上最も縁遠い美人名探偵の活躍が心地よい極上の連作ミステリー。好評にお応えしての第二弾。

    0
    2010年05月24日
  • 垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    垂里家の長女・冴子、当年とって33歳、未婚。美しく聡明、なおかつ控えめな彼女に縁談が持ち込まれるたびに、起る事件。冴子は、事件を解決するが、縁談は、流れてしまう…。見合いはすれども、嫁には行かぬ、数奇な冴子の運命と奇妙な事件たちを名人上手の筆で描き出す、特上の連作ミステリーついに文庫化。

    0
    2010年05月24日
  • 続・垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    軽めのミステリ短編集、続編。続から読んでしまいました。きっと最初の本を先に読んだほうがキャラクターをつかみやすいんだろうけど、でもまあ大丈夫でした。楽しく気軽に読めます。

    0
    2009年10月04日
  • 垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    垂里家の長女冴子、33歳。読書好きでいたって優雅、おっとりの和風美人、なぜかお見合いの
    たびに事件が起こり、持ち前の推理力で事件を解決するがお見合いは破談の繰り返し。
    お見合いと推理を見事に結合させた連作集

    0
    2009年10月04日
  • 13人目の探偵士

    Posted by ブクログ

    再読。元々がゲームブックで、普通の小説と違う流れ。ミステリとしては王道の筋だと思うけど、作りがゲームブックのテイストなので重さはなくて軽い感じが否めない。面白いんだけど惜しい、かな。元のゲームブックの方も手にして見たいかも。

    0
    2009年10月04日
  • 垂里冴子のお見合いと推理

    Posted by ブクログ

    スラップスティックコメディみたいな舞台設定といいそれぞれが以上にキャラ立ちしている登場人物といいかなり面白かった。ミステリ的にも「日常の謎」風味に知的スパイスを振りかけたみたいな感じでかなり楽しめた。他の人が言うほどつまらないとは感じないしむしろ面白かった。

    0
    2009年10月04日