【感想・ネタバレ】垂里冴子のお見合いと推理のレビュー

あらすじ

垂里家の長女・冴子、当年とって33歳、未婚。美しく聡明、なおかつ控えめな彼女に縁談が持ち込まれるたびに、起る事件。冴子は、事件を解決するが、縁談は、流れてしまう……。見合いはすれども、嫁には行かぬ、数奇な冴子の運命と奇妙な事件たちを名人上手の筆で描き出す、特上の連作ミステリー!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての作家さんだったが、お見合いと探偵というギャップに惹かれて購入。買ってはじめて、短編集だと気づく。サクサク読めて、ほんとにライトミステリって感じ。嫌いじゃないけど、あとには残らない感じ。冴子さんのイメージは絶対壇蜜☆意外とドラマ化したらおもしろいかも☆

0
2019年06月16日

Posted by ブクログ

山口雅也の連作ミステリ小説『垂里冴子のお見合いと推理』を読みました。
ここのところ、国内のミステリ作品が続いています。

-----story-------------
縁談は事件を連れてやってくる――!

垂里家の長女・冴子、当年とって33歳、未婚。
美しく聡明、なおかつ控えめな彼女に縁談が持ち込まれるたびに、起る事件。
冴子は、事件を解決するが、縁談は、流れてしまう……。
見合いはすれども、嫁には行かぬ、数奇な冴子の運命と奇妙な事件たちを名人上手の筆で描き出す、特上の連作ミステリーついに文庫化。
-----------------------

集英社が出版している月刊小説誌『小説すばる』に1995年(平成7年)から1996年(平成8年)に発表された4篇を収録して1996年(平成8年)に刊行された発表された垂里冴子シリーズの第1作です。

 ■春の章 十三回目の不吉なお見合い
 ■夏の章 海に消ゆ
 ■秋の章 空美の改心
 ■冬の章 冴子の運命
 ■カーテンコール あとがきに代えて
 ■文庫版あとがき
 ■文庫版解説 加納朋子

縁談が持ち込まれる度に事件が発生するという奇妙な宿命の下に生まれた薄幸の名探偵… その名は垂里冴子、、、

垂里家の長女にして33歳、読書好きでいたって優雅、おっとりの和風美人… 華麗なる推理で事件の謎は見事に解決するが、見合いの方は成功しない。

お見合いと推理を見事に結合させた連作集… 「好きな女探偵ベスト10」の2位に選ばれた大人気キャラクターが登場!

縁談が持ち込まれる度に、事件が発生するという奇妙な宿命の下に生まれた薄幸の名探偵・垂里冴子(すいりさえこ)が、奇妙な死体発見、人体消失、不可解な突然死、死を誘う男… という4つの事件を解決、、、

天真爛漫な次女・空美、姉思いの弟・京一、娘を心配する両親の一路(かずのり)と好江、そして、次々と冴子に見合い話を持ってくる「お見合い界の孤高のハンター」こと叔母・人見合子 等の個性的なキャラを絡めて展開する、ほのぼのとしたミステリでした… ユーモアもたっぷりですが、オーソドックスなミステリとしての要素もバランス良く織り込んであって愉しめましたね。

面白かったー 引き続き、続篇を読もうと思います。

0
2023年07月08日

Posted by ブクログ

2014.7.5.きっと、本流ではない作品から山口雅也さん初読み。お見合いするたびに事件に巻き込まれる垂里冴子。破天荒な妹空美弟京一三人きょうだいのキャラ設定が面白かった。もちろん事件もそれぞれ、なぜだろうっていう興味が一つ一つ解決できて良かった。解説が加納朋子さんで、それも面白かった。

0
2014年07月05日

Posted by ブクログ

最近殺伐としたミステリに飽き飽きしている人にお薦めなほのぼのミステリ。冴子さんはいつ結婚できるのやら。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お見合いするたびに事件に巻き込まれる垂里冴子。お見合いに突入するまでの紹介者・合子と妹・空美のバトルとか弟・京一と空美のバトル、両親の心配とか2時間ドラマになりそうな設定で面白い。そしてミステリの部分も良くできている。こう言う感じの作品は好きだな~。

0
2025年10月12日

Posted by ブクログ

春夏秋冬、持ち込まれるお見合い話。
そして、してしまえば謎で終了してしまうお見合い。
それは実は呪いのせい?!

うちの娘が結婚できないのは呪いのせいでは、というので
今ではない時代なのかと思いきや、しっかり『今』でした。
なのにそれが引き合いに出されるとは…。
13回もしれいれば、という事なのか、それともただ単に
非常に運が悪いのか。
まぁ普通にお見合いしても、好物件いないと思いますがw

題名に名前が入っているので、てっきり彼女の視点かと思いきや
妹弟の視点からの話でした。
しかし読んで納得。
彼女の性格からは、確実に無理がありますw

0
2010年05月14日

Posted by ブクログ

垂里家の長女・冴子、当年とって33歳、未婚。美しく聡明、なおかつ控えめな彼女に縁談が持ち込まれるたびに、起る事件。冴子は、事件を解決するが、縁談は、流れてしまう…。見合いはすれども、嫁には行かぬ、数奇な冴子の運命と奇妙な事件たちを名人上手の筆で描き出す、特上の連作ミステリーついに文庫化。

0
2010年05月24日

Posted by ブクログ

垂里家の長女冴子、33歳。読書好きでいたって優雅、おっとりの和風美人、なぜかお見合いの
たびに事件が起こり、持ち前の推理力で事件を解決するがお見合いは破談の繰り返し。
お見合いと推理を見事に結合させた連作集

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

スラップスティックコメディみたいな舞台設定といいそれぞれが以上にキャラ立ちしている登場人物といいかなり面白かった。ミステリ的にも「日常の謎」風味に知的スパイスを振りかけたみたいな感じでかなり楽しめた。他の人が言うほどつまらないとは感じないしむしろ面白かった。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

なぜかお見合いをするたびに事件に巻き込まれ、なぜか解決してしまい破談になる。こんな悲しいお見合い体験記があるのでしょうか。かるーいタッチで書かれた、かるーい推理小説です。じかんつぶしに電車で読むにはもってこいです。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング