藤井保文のレビュー一覧

  • アフターデジタル2 UXと自由

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    データ=お金になるというのは幻想、体験提供型の事業をするなら失敗を重ねてノウハウを蓄積していく組織でなければならない、というのが身につまされる。

    中国はブラックリスト型、日本はホワイトリスト型という根本的な違いがイノベーションの発現の差という考察にも膝を打った。


    内容のインパクトとしては前作のほうが大きかった。

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    2021年07月05日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    顧客の行動を計測して、即時にビジネスモデルから逆算する(売上に直接的に関連する行動データにつなげるようUX/UIを設計する。購入ボタンを押してもらうには?を考える)のではなく、まずはより詳細な個別ユーザーの状況把握(細かな行動やインサイト、何に困っているのか?など)に努めること。

    それが把握できて初めてUXの企画に入る。あの顧客層が抱える課題のカイゼンにどんなUXを提供できるか?に答え(仮説)を出す。この流れについて解説されている。四半期などの期間で収益を見るだけでなく、LTVでユニット(顧客)エコノミクスで売上を管理することの重要性を説く。

    中国だけでなく、日本での成功事例も豊富。

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    2022年11月02日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    デジタルはすでに活用するものではなく前提になっていると感じた。リアルがオンラインに内包されデジタルを前例として社会構造そのものが変化している。だが、その中心には人の体験があり、それを中心に再設計すると理解でき、その点に関しては救いでもあった。
    いずれにしても自分たちの生活が前提としてデジタルに内包されているのであれば、その前提を基に自分たちの未来も築いていかないといけない。

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    2025年10月13日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    事業成長のためのUX改善を指南する本。toC向けではあるが、ユーザーの動きを見て改善点を探るのは一緒。丁寧に書かれていて、読んでいて躓くことはなかった。

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    2025年02月10日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    直接関係のある内容ではなかったが、今後様々なサービスがどのような変化していくのかを知ることが見れて面白かったです。
    自分の関心事としては、公教育におけるDXによって活用可能なデータとして蓄積できるのかです。この辺のデータを活用するための障壁は、企業と教育行政とでは異なるだろうとは思うで、簡単にデータを蓄積できないだろうなと思っています。
    しかし、教育史の変遷が振り子構造になっていることを打破するためには、公教育における子どもたちの行動データの蓄積が必須なのかなと思います。

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    2025年02月09日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    ネタバレ

    2019年に書かれた本を2025年に読んだ為か、少しばかり時代のギャップが感じられたのと、中国のサービスのみを例に取り、日本との比較をしている点に違和感を感じた。
    ただ、中国視点で日本のサービス(UNIQLOや無印)には、おふざけと温かみがあるという点は、強みとして意識して仕事に取り組んでいきたいと感じた。

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    2025年01月19日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    前作の「アフターデジタル」もだけど、DXを推進する経営者目線の話で興味深いとは思っていたけれど、実際自分に直接役に立つ話ではないなと思っていた。
    でも読み進めていくにつれて、これからAIやテクノロジーが発展して人間以外のものに代替されるものが増えていく時代に、自分の価値をどう高めるかという話にも読める。
    また、自分はデータ分析基盤にかかわる職務に着いているが、自分たちエンジニアはデータ分析基盤を提供するメーカーであるととらえることもできて、いろいろと視点が変わった。

    仕事においてただ労働力やスキルを提供するのではなく、自分と関わった人達に良い変化をうめるような存在になりたいと思う。同じことを

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    2024年12月29日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    ネタバレ

    アフターデジタルの時代にビジネスで生き残るには①行動データ②状況ターゲティング③バリュージャーニー(体験)が必要である。
    特に個人的には状況ターゲティングを意識することが必要であると思う。今までの行動データだけでなく、なぜ顧客がその行動を取るのかを深堀し(状況の理解)、顧客の感動する体験(UX)を提供しなければならない。
    これまでのメーカー市場主義のようにモノを売って終わりでなく、そこからのサービスをどう考え、接点を持ち、感動を与えるかを考えていかなければならない。
    またDXとは新しいUXを提供することであり、組織全体がUX意識を根付かせることが必要であると理解した。

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    2024年11月16日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    コロナ前に出版された本である。
    2024年に読み終わったが、5年前と比較し世の中はどうなったか。オフラインからオンラインの時代へと短期間に進んでいるのではないだろうか。そしてビジネスの方法は大きく変わったのではないだろうか。
    本の中では中国を中心に記載されているが、現在の日本は5年前の中国に近づいているのだと思う。何故このように大きな差があるのか。個人的には固定概念と現状に満足をしているからである。また根本的に日本はホワイトリスト思考型、中国はブラックリスト思考型というものであることも大きい。
    オンライン時代となったことで多くの情報は入手でき、交流も増やすことができる。
    オンラインとオフライン

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    2024年11月16日
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件

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     まず何より重要なのは、インドネシアで見たのは「社会ペインへの注力とその解き方」であって、日本では全く異なる社会ペインを抱えているため、それを明らかにしてアプローチしなければならないということです。


    ▪️利便性は共有され、意味性は所有される
     UXづくりやサービス設計、価値創造においては、「利便性」と「意味性」の特性の違いを捉えることが重要です。端的に言うと、「利便性は共有され、意味性は所有される」ということになります。詳しく説明していきましょう。
     利便性は、「合理的な指標」で評価されます。例えば、いつでも、どこでも、誰でも、または、安い、速いといったマスでも分かりやすいものです。例えば

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    2024年03月31日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    【アフターデジタルver.2】

    p.109 顧客接点3分類
    ・ハイタッチ
    1対1の接点で、訪問、相談などの個別対応
    ・ロータッチ
    1対多の接点で、リアルで複数人に対応するワークショップやイベントなど
    ・テックタッチ
    1対無限の接点で、オンラインコンテンツやメールなど、量産可能でいつでもどこでも触れられるもの
    <注意点>
    「デジタルをやる」ことが先行してしまった結果、デジタルに閉じてしまい、ハイタッチ・ロータッチで自分たちが持っている
    強みをデジタルで生かすことができず、ユーザーから見て大して価値のないものになってしまう。
    <重要点>
    ハイタッチ、ロータッチで得られた信頼や関係性を、テックタッ

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    2024年03月26日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    アフターデジタル

    p.146
    アフターデジタルの到来
    ・デジタルが至るところに浸透し、常時接続があたりまえになると、これまでオフラインだった行動も含めて、すべての行動データがオンラインデータになり、IDに紐づけられるようになります。
    ・人々の感覚としても、デジタル世界に住んでいるような状態になり、オンラインとオフラインを区別しないようになります。

    ビジネス形態の変化
    ・大量にデータが出るようになり、OMOで思考できるようになると、企業体のできることが変わってきます。
    ・小売りの場合、
    ・医療の場合、
    ・移動の場合、

    まとめて以下の2点、
    1.高頻度接点による行動データとエクスペリエンス品

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    2024年02月21日
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件

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    著者の本を読んできたので特に目新しい内容ではなかった。機能より意味性の追求は意識し続けないとな改めて理解した。

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    2023年06月11日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    ●一分野マスター読書「DX」2冊目。中国企業の先進事例を紹介し、オンラインとオフラインが融合したOMO型のビジネスの展開について多くの示唆を与えてくれた。アフターデジタル時代で生き残る企業の戦略について、真新しい気づきを得られた。

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    2023年04月09日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    アフターデジタルとは、完全オフラインの世界はほぼ存在せず、社会全体がデジタル世界に内包されるような状況のことを指している。
    第1章で紹介されているとおり、中国やエストニアはかなり進んでいるのだよね。
    第2章で今後の競争原理が2つ提示されている。
    1: 高頻度の接点で行動データとユーザー経験品質のループをまわすこと
    2: 最適なタイミングで最適なコンテンツを最適なコミュニケーション形態で提供すること
    文字だけ読むと当たり前のようだがフムフムと感じる。
    行動をすべてデジタル把握された信用スコア社会というのはちょっと気持ち悪く思うけれど、もう避けられない方向性なのかなと思った。

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    2023年02月21日
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件

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    顧客提供価値が、顧客の成功状態を作り上げる行動変容になってきているというのは、今年出ていたHBRでも書かれていて、流行なのかなと感じる。そういったCXの基礎的な概念が学べるし、事例も詳細で良い。あくまで基礎的な部分で、実務に応用するのは工夫が必要。途中のWeb3の話だけは唐突感があった。

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    2023年01月08日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    データ×エクスペリエンス
    データを顧客へのサービス改善として使う、顧客視点へと変えることをがメインメッセージ

    なるほどと思ったのは、

    新しいブランディングについて P143
    ・いままでは情報の付加価値、背景のストーリーや共感を生むように印象付けること

    ・くまもんを地元ブランディングに自由に使っていい例、コミュニケーションをつくる仕組みで、参加者が自発的に広めていく環境を作った

    ◉思い浮かべるストーリーではなく、ユーザーに世界観にのってもらい、そこで自発的にコミュニケーションや体験を創り出してもらうこと
    環境を創り出すことで生み出される体験価値を作り出すことが大事

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    2022年10月22日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    中国の事例紹介が興味深かったです。中国のデジタル化(DX)は日本よりも遥かに進んでいます。
    アフターデジタルとは、オンラインの世界を中心とし、そのサブの位置付けでオフラインがある、という点が面白かったです。
    途中から難しくなり、かつ自分の興味とも合わなくなっていったので読むのを中断しました。

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    2022年06月30日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    本書のキモは、『単品機能の提供ではなく、ユーザの体験にフォーカスし、体験をひとつの流れとして全体を提供する。』ことにある。UXを設計して、APIを通じて関連する仕組みを組み上げて、流れをつくる。わかる、そのとおり、だが、この方法では費用が合わない。どうする、、、、← いまここ

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    2022年06月13日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    本の中で紹介される、DXが進んだ中国の事例はなんて便利なんだろうと考えさせられる。コロナ禍で半ば無理矢理オンライン化を強制された日本では、O2Oの域を出ておらずDXとは言い難い。データも集めるだけではなくUXへの還元によってこそ価値を生む、というのも言われるとその通りだがまだまだデータそのものに価値があるように語られる事が多い。オフラインもオンラインも一続きの性格の異なるツールなだけで、その両方を使うための確固たる世界観の構築とバリュージャーニーの策定が重要だと学びになった。

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    2022年05月16日