藤井保文のレビュー一覧

  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    AIを始めとするデジタル技術が急速に発達する時代で「デジタル活用」と「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の違いを理解するうえで良い書籍だった。

    「デジタル活用と比べると、DXはビジネス変革に重きがある」と言うのは簡単。
    しかし、「それは具体的に何か?」という問いに対する答えとして「データ×エクスペリエンス」があると理解した。この枠組みは今後デジタル技術が発達していく中で普遍的なものになると考える。

    「データ×エクスペリエンス」とはつまり、顧客の置かれている「状況」に注目して、それをより幸せなものとしながら、その顧客の行動データを顧客ID情報と紐付けて、次の価値提供につなげられる「全

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    2025年07月21日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    発刊から少し経つし、本文に出てくる企業の状況も変わっているけれど。

    書かれていることの変化が現実に起きつつある。
    オンラインは、いわばツールで、それをどう使って1人、1人個別の状況をいかに改善させることが出来て、人を幸せにするか。

    仕事で、実装していきたいです

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    2025年03月22日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    2020/12/6読

    凄い、すごい本だ。
    前著で中国のIT、DXの進化に衝撃を受け、2冊目が出たというので手に取った。
    二匹目のどじょうとやらかと思ったが、そうではない。
    コロナ禍を挟んで、DX、UXがさらに進み、中国でもどんどん進化し、
    衝撃的な内容はさらにパワーアップしていた。

    後半の分析、日本成長のカギというのも魅力的だったが、
    何しろ中国だ。
    あの、中国で、顧客視点のサービスはかなり進んでいる。
    なんで共産党が支配するあの中国で、と思うが、
    縛るところと任せるところの加減がいいのだろう。

    まず、アフターデジタルの定義。

    真に顧客提供価値で勝負すること

    とある。
    それが中国で実

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    2024年04月15日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    現在、多くの日本企業は「デジタルテクノロジー」に取り組んでいますが、そのアプローチは「オフラインを軸にしてオンラインを活用する」ではないでしょうか。 世界的なトップランナーは、そのようなアプローチを採っていません。 まず、来るべき未来を考えたとき、「すべてがオンラインになる」と捉えています。考えて見れば、モバイル決済などが主流となれば、すべての購買行動はオンライン化され、個人を特定するIDにひも付きます。IoTやカメラをはじめとする様々なセンサーが実世界に置かれると、人のあらゆる行動がオンラインデータ化します。つまり、オフラインはもう存在しなくなるとさえ言えるのです。 そう考えると、「オフライ

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    2024年02月01日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    グロースがミッションだけど何をしていいのか…?ってなってる人にはぜひ一読をおすすめしたい。
    具体的に何をすべきか行動ベースで書かれててるところと、専門用語が少なく簡単な言葉で書かれてるところがおすすめポイント。
    手元に置いておきたい。

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    2023年09月02日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    第三章
    人間は機能という客観的な事実ではなく、期待という主観・認知状態に基づいて意思決定をするという主張が勉強になった。何かを選んで欲しい時、機能を理解してもらうという考え方ではなく、期待を持ってもらうという考え方で伝えると良いのかもしれない。
    期待形成プロセスで認知バイアスが発生することから、行動経済学を学ぶことが重要。

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    2023年06月18日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    ネタバレ





    第一章

    売り手よし、買い手よし、世間良しの三方良しで考えると

    〜買い手よし〜
    バリューチェーン型よりバリュージャーニー型の方がユーザーに価値を提供できる。だからデジタル社会ではバリュージャーニー型のビジネスにすることで顧客満足度を高めて勝てる。

    〜売り手よし〜
    それコストかかるよね
    →それはファネル型の構造で収益性をみてるから。そうではなくてジャーニーによってオンボーディング後の金落としとか、高価版ジャーニーに参加してもらうことで新しく収益がとれる。そしてジャーニー参加企業からも使用料をとれる。

    (世間良し、はアフデジ2の内容かな)

    アフターデジタル時代では企業間の競争はいか

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    2023年06月10日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    現状の業務のスタンスを変えないといけないと思わされたので。UXグロースにおいて、データ起点で短絡的な課題解決に向かわないようにしないといけない。データから課題が見えた時ユーザーの状況理解をした上でUX企画に落とさないといけない。そうしないと真の課題が解決されないので、全てパフォーマンスになってしまうから。

    ビジネス書としてだけでなく現代評論としても読める

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    2023年06月05日
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件

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    特に価値の話に関しては、利便的価値と意味的価値で分けられてて、ふとベルガンディさんが述べていた意味のイノベーションを思い出しました。でもベルガンディさんは企業利益にまだ重きを置いてた感じがあったけど、ジャーニーシフトは顧客体験の先の行動変容まで繋がらないといけないから、考える範囲が変わる。
    あと、属性によって分けるのではなくて状況によって分けてターゲティングするっていうのは目から鱗だった。確かに属性は細分化しすぎてて限界だよね。状況で分けたターゲティングを考えるときに、どんな感情が湧き上がるか、本当に正しいか、もっと深いところに理由があるのでは等を考え抜く必要がある。それは分かるけど、果たして

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    2023年04月09日
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件

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    ・ライダーに「頑張れば稼げる仕組み」で競わせる(仕組みを用意する)
    ・「ストリートスマート」なアプローチ:システムが完璧にできていなくても、「人出で何とかすればOK」とおおらかに割り切って実装を進める
    ・日本でよくみられるのは縦割りに仕組みを構築する仕組みだが、東南アジアでは「パパママストアという既存の業態」の姿を変えず、パパママストアが抱える社会課題を横串で解決する方向に進んでいったこと。
    ・事業や業界、製品を前提にしてしまうと、視点が狭くなり、世の中の景色を変える発想は生まれず、自社の部分最適にしかならない。中心に置くべきは「ユースケース」、つまり利用シーンや生活シーンであるといっており、

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    2023年03月06日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    2冊同時投稿「DXの思考法」「アフターデジタル」

    必ずしもテーマが綺麗に重なっているわけではないが、私の中で一つのトピックなのでお許し頂きたい。

    で、まあデジタルトランスフォーメーションであるが、平たく言うとなんなのか。
    前者「DX」はその構造的理解を、後者「アフター」はその先端的実装事例を解説してくれる。
    「DX」の肝は、データは階層構造で把握すべき、というもの(本書の例えでいうなら、ミルフィーユ)。「アフター」の肝は、もうリアルの世界でデジタルをどう使うかの時代ではない、両者に境はなくユーザーはそれを意識していない、企業に求められるのは最適なジャーニーの提供だというもの。

    前者は概念

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    2022年11月06日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    IT業界に転職したということで、手に取った本。
    中国の状況を例にとり、これからのデジタルに対する考え方を教えてくれている。中国は独裁国家なので、日本に全て当てはまる訳では無いが、自分ごととして考える必要があると感じた。オンライン/オフラインを別々に考えるのはもう古いのだと、考えさせられた。

    恐らく一度では中々理解しきれない。
    必要に応じて読み返す必要があると感じた。

    【ビフォデジタル】
    リアル(店や人)でいつも会えるお客様が、たまにデジタルにも来てくれる。

    【アフターデジタル】
    デジタルで絶えず接点があり、たまにデジタルを活用したリアル(店や人)にも来てくれる。


    デジタルトランスフ

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    2022年06月10日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    デジタル担当とか関係なく日本の全会社員に読んでもらいたい本です。

    難しそうなタイトルだけども、とても読みやすく、わかりやすいです。
    まず章末に必ずまとめが書いてあって、それがひたすらわかりやすい。
    そしてところどころ挿入してある図もわかりやすい。
    方法論だけでなく、具体例もいちいち書かれていて、自分の仕事だったら?と考えながら読み進められます。
    忙しい人はまとめと図だけでもいいから目を通せばいいのではないでしょうか。私はじっくり読みました。

    そもそもの話ですが、日本でDXというと、いわゆる【企業】の業務改善などでデジタル磁術を導入してDX化したという認識なのですが、本来は【ユーザー】の生活

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    2022年03月24日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    ネタバレ

    アフターデジタル2 UXと自由

    ■新たなUX(顧客体験)を議論しないDX=顧客視点で提供価値をとらえ直さないのと同じで本末転倒
    ・多くのユーザーがデータを預けてくれることには社会的責任が伴う。
    ・社会に還元して初めて、ユーザーが信じてデータを預けてくれる。

    ■行動データ
    ・顧客の解像度が上がり、付加価値を高める事が出来るようになる。
    ・行動データを利活用出来ないプレイヤーは負けていく時代。

    ■リアルな接点
    ・今までよりも重要な役割を持つ
    ・今までよりも頻度はレアになる。

    ■UX品質
    ・便利か、楽か、使いやすいか、楽しいか

    ■価値観の再定義
    ・成功体験のある企業・歴史のある企業が考える

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    2022年02月22日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    ネタバレ

    「アフターデジタル」オフラインのない時代に生き残る

    ■世界の状況
    〇エストニア:世界で最も政府の電子化
     ・所有する不動産などの資産全てがオープン、誰が見たかもオープン
     ・強盗して所持金が増えたらすぐに分かる。
    〇スウェーデン
     ・体内にマイクロチップ。手をかざすだけで会計
    〇中国
     ・8億人の人口の97%がスマホ所有・モバイル決済

    ■オフラインがなくなる世界
    ・あらゆる行動が個人のIDと結びついて可視化
    ・単体事例の先進性ではなく、全体システムのアップデート

    ■メリット
    ・社会的評価仕組みが未成熟だった国では、社会的信用が保証され、努力すればいい待遇が受けられる仕組みになった。
    ・満

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    2022年02月22日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    めちゃくちゃ参考になる!
    というか、作中にも何度も書かれていたけど、日本で考えるwithデジタル、アフターデジタルの考えとは根本的に違くて、中国はすごいわ。。
    オフラインで働いた経験があり、デジタル施策をかじっている今、この視点はめちゃくちゃ重要だと思う。
    染み込むまで、何回も何回も読むべき教科書だと思った。

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    2022年02月15日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    アフターデジタル〜2で再三重要と述べられてきたカスタマージャーニーの視点で、具体的にどう作業して企画開発に落とし込んでいくかを示した内容で、非常に実践的。そのまま自社サービスに当てはめてワークできてしまう。理論としての目新しさはないが、この手のビジネス書ではここまで具体的な作業のポイントや段階を明記したものは少ないのではないか。アフターデジタルから続けて読むのがオススメ。

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    2022年01月22日
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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    デジタルがリアルを包含する世界。寄り添うCX。
    進み、変わる中国。立ち遅れる日本。中央集権的な当地ができる中国だからこそできることなのか。
    新しいUXを考える刺激を多くもらった。

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    2022年01月19日
  • アフターデジタル2 UXと自由

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    日本におけるOMOの事例を知りたく購入したが、事例をみることでロータッチの活用の仕方、UX改善について理解を深めることができた

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    2022年01月03日
  • UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

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    「バリューチェーンからバリュージャーニーへ」のメッセージに共感。実現には産業を超えた連携が必要となる(可能性がある)ので、経営がしかっり持っておく観点である。
    方法論が詳しく書いてあり、新事業に携わる人は抑えるべき内容が多い。いくつかセミナーや実践を通じて学んだことが1冊にまとまっているためよい。ただ、事前に知識を持ったうえで、こういった評価になっているのかも。

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    2021年11月15日