藤井保文のレビュー一覧
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2020/12/6読
凄い、すごい本だ。
前著で中国のIT、DXの進化に衝撃を受け、2冊目が出たというので手に取った。
二匹目のどじょうとやらかと思ったが、そうではない。
コロナ禍を挟んで、DX、UXがさらに進み、中国でもどんどん進化し、
衝撃的な内容はさらにパワーアップしていた。
後半の分析、...続きを読むPosted by ブクログ -
現在、多くの日本企業は「デジタルテクノロジー」に取り組んでいますが、そのアプローチは「オフラインを軸にしてオンラインを活用する」ではないでしょうか。 世界的なトップランナーは、そのようなアプローチを採っていません。 まず、来るべき未来を考えたとき、「すべてがオンラインになる」と捉えています。考えて見...続きを読むPosted by ブクログ
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グロースがミッションだけど何をしていいのか…?ってなってる人にはぜひ一読をおすすめしたい。
具体的に何をすべきか行動ベースで書かれててるところと、専門用語が少なく簡単な言葉で書かれてるところがおすすめポイント。
手元に置いておきたい。Posted by ブクログ -
第三章
人間は機能という客観的な事実ではなく、期待という主観・認知状態に基づいて意思決定をするという主張が勉強になった。何かを選んで欲しい時、機能を理解してもらうという考え方ではなく、期待を持ってもらうという考え方で伝えると良いのかもしれない。
期待形成プロセスで認知バイアスが発生することから、行動...続きを読むPosted by ブクログ -
第一章
売り手よし、買い手よし、世間良しの三方良しで考えると
〜買い手よし〜
バリューチェーン型よりバリュージャーニー型の方がユーザーに価値を提供できる。だからデジタル社会ではバリュージャーニー型のビジネスにすることで顧客満足度を高めて勝てる。
〜売り手よし〜
それコストかかるよね
→...続きを読むPosted by ブクログ -
現状の業務のスタンスを変えないといけないと思わされたので。UXグロースにおいて、データ起点で短絡的な課題解決に向かわないようにしないといけない。データから課題が見えた時ユーザーの状況理解をした上でUX企画に落とさないといけない。そうしないと真の課題が解決されないので、全てパフォーマンスになってしまう...続きを読むPosted by ブクログ
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特に価値の話に関しては、利便的価値と意味的価値で分けられてて、ふとベルガンディさんが述べていた意味のイノベーションを思い出しました。でもベルガンディさんは企業利益にまだ重きを置いてた感じがあったけど、ジャーニーシフトは顧客体験の先の行動変容まで繋がらないといけないから、考える範囲が変わる。
あと、属...続きを読むPosted by ブクログ -
・ライダーに「頑張れば稼げる仕組み」で競わせる(仕組みを用意する)
・「ストリートスマート」なアプローチ:システムが完璧にできていなくても、「人出で何とかすればOK」とおおらかに割り切って実装を進める
・日本でよくみられるのは縦割りに仕組みを構築する仕組みだが、東南アジアでは「パパママストアという既...続きを読むPosted by ブクログ -
2冊同時投稿「DXの思考法」「アフターデジタル」
必ずしもテーマが綺麗に重なっているわけではないが、私の中で一つのトピックなのでお許し頂きたい。
で、まあデジタルトランスフォーメーションであるが、平たく言うとなんなのか。
前者「DX」はその構造的理解を、後者「アフター」はその先端的実装事例を解説...続きを読むPosted by ブクログ -
IT業界に転職したということで、手に取った本。
中国の状況を例にとり、これからのデジタルに対する考え方を教えてくれている。中国は独裁国家なので、日本に全て当てはまる訳では無いが、自分ごととして考える必要があると感じた。オンライン/オフラインを別々に考えるのはもう古いのだと、考えさせられた。
恐らく...続きを読むPosted by ブクログ -
デジタル担当とか関係なく日本の全会社員に読んでもらいたい本です。
難しそうなタイトルだけども、とても読みやすく、わかりやすいです。
まず章末に必ずまとめが書いてあって、それがひたすらわかりやすい。
そしてところどころ挿入してある図もわかりやすい。
方法論だけでなく、具体例もいちいち書かれていて、自...続きを読むPosted by ブクログ -
「アフターデジタル」オフラインのない時代に生き残る
■世界の状況
〇エストニア:世界で最も政府の電子化
・所有する不動産などの資産全てがオープン、誰が見たかもオープン
・強盗して所持金が増えたらすぐに分かる。
〇スウェーデン
・体内にマイクロチップ。手をかざすだけで会計
〇中国
・8億人の...続きを読むPosted by ブクログ -
アフターデジタル2 UXと自由
■新たなUX(顧客体験)を議論しないDX=顧客視点で提供価値をとらえ直さないのと同じで本末転倒
・多くのユーザーがデータを預けてくれることには社会的責任が伴う。
・社会に還元して初めて、ユーザーが信じてデータを預けてくれる。
■行動データ
・顧客の解像度が上がり、...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ参考になる!
というか、作中にも何度も書かれていたけど、日本で考えるwithデジタル、アフターデジタルの考えとは根本的に違くて、中国はすごいわ。。
オフラインで働いた経験があり、デジタル施策をかじっている今、この視点はめちゃくちゃ重要だと思う。
染み込むまで、何回も何回も読むべき教科書だ...続きを読むPosted by ブクログ -
アフターデジタル〜2で再三重要と述べられてきたカスタマージャーニーの視点で、具体的にどう作業して企画開発に落とし込んでいくかを示した内容で、非常に実践的。そのまま自社サービスに当てはめてワークできてしまう。理論としての目新しさはないが、この手のビジネス書ではここまで具体的な作業のポイントや段階を明記...続きを読むPosted by ブクログ
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デジタルがリアルを包含する世界。寄り添うCX。
進み、変わる中国。立ち遅れる日本。中央集権的な当地ができる中国だからこそできることなのか。
新しいUXを考える刺激を多くもらった。Posted by ブクログ -
顧客接点構築に関する考え方をupdateすることができた
以下はキーワード
・オフラインはオンラインに包含される
・ロータッチ、ハイタッチ、テックタッチという形で顧客との接点を整理できる
・顧客ニーズを属性ではなく状況で捉える
・収集したデータをUX改善に活用Posted by ブクログ -
少し前には「ビッグデータ活用」という思考が支持され始め、次にコロナ禍で、OMO(オンラインとオフラインの融合)が一気に進みましたが、この本を読んで、データの活用の意味を再確認できたように思いました。面白かったです!
Posted by ブクログ -
本の主題のアフターデジタルとは、オンラインとオフラインを明確に区別せず、顧客に寄り添ってビジネスを思考する世界である。DXが進んでいる中国の事例、ジーマクレジット、平安保険グループ、フーマーの取り組みには顧客サービスの未来を感じた。中国の顧客サービスはこの本を読むまでは愛想の悪いイメージだったけど、...続きを読むPosted by ブクログ