藤井保文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中国におけるDXの成功は、データをux(顧客体験)へ生かすサイクルが仕組化されており、それが高速に回されていること。
アフターデジタルの世界では、リアルがツールとなる。オフラインをメインにオンラインを活用ではなく、オンラインをメインにオフライン(リアル)を活用する時代となる。
「評価軸を本当にお客様の求めてるものにする。会社の自己満足のものではだめ。タクシーでいえば早く安心して目的地へつくこと。なぜなら、人間は実利主義だから」
昭和から平成にかけての日本家電メーカーの多機能化に一石を投げているように思えた
顧客はその瞬間において便利なものを利用する。全てがオンラインにはならない。
デリバリーの発展により、店舗は座席と回転率から解放される。
今後大切なのは属性データだけでなく、行動データ。顧客の年齢や性別が分かるというレベルではなにも意味がない。
属性ターゲティングではなく、状況ターゲティングをすべき。(30歳の母親ではなく、子を育てる人。このように区別できれば、父親もおじいちゃんも含まれてくる) -
Posted by ブクログ
中国のデジタル社会を参考に
今後のビジネスにおけるDXを綴っている本
従来サービス提供者は「商品」を売っていたが
これからは「体験」を売っていく必要がある。
「体験」を売れると言うことは
ユーザーはそのサービスの世界観に惹かれている
共感しているということであり、
このブランド共感ユーザーが増えれば
単純な価格競争や機能競争に巻き込まれない域に
行くことができる。
点の「商品」ではなく
線の「体験」をユーザーが欲しているというのは
現代の社会でも既に起こっている事であり、
例えば音楽を聴くときは
特定の音楽を購入するのではなく
音楽サービスの「チルい曲」などから選択し
この体験をする為にサービサーにお金を払っている。
近年では中国で伸びている
【ライブコマース】も商品→体験をユーザーに
与えられるサービスの1つではないだろうか。
従来は、
店舗で購入する「ハイタッチ」での商売
ただコロナをきっかけに店舗来店が難しくなり
ECで購入する「テックタッチ」での商売が
伸びてきている。これは生活様式の変化によって
起こったもので店舗とECそれぞれの強み弱みが
ある中でライブコマースはその中間「テックタッチ」と言われるサービスではないだろうか。
ライブ配信中に商品をカートに入れれる
シームレスな同線設計
販売側と双方間コミュニケーションを取りながら
商品購入のできる楽しい体験
こういったらリッチな購買体験が
ユーザー満足度を上げていくと考えており
商品購入だけではなく体験を売れている例かと思う
記載のようにこういった体験(ブランド)
に価値を感じるユーザーが増えれば増えるほど
単なる優位性の競争ではない域に到達できる為
LTVの高いユーザーがどんどん生まれていく。
ただライブコマースも1つのツールであり
体験の設計をする中で組み込んでいく必要がある。
メーカーに付いている顧客属性によっても様々であり
店舗型なのかEC特化でも良いのかライブコマースのようなサードプレイスが必要なのか
顧客体験がMAXになるように設計すればいいと思う
顧客の中でもそれぞれの場所を選ぶ割合もあり
その人達が自ら最適な場所を選ぶことができる
状態を作っておくことが大切なのではないだろうか。
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Posted by ブクログ
・ビフォー
中国のフーマーや信用スコアなど詳しくは解らなかったがなんとなしにそういうのがあるんだな。程度で知っていた。
・気づき
中国の進みは圧倒的。
日本のやろうとしているOMOの世界が3年前には構想としてあって動き始めていること
・あらゆるデータを簡単に14億のデータで集めて、解析と実行に移せること。
端的に中国は強いし、すごく技術、考え方ビジネスモデルを学びたいと思った。
・Todo
アフターデジタル2買う。
中国ビジネス調べる。
その他メモ:
中国は信用スコア(ジーマスコア)がデフォルト
→日本はお天道様が見ているの信念があるから元々だか、中国は他人を信用せず、損したら負けの考え方から。
中国はアリババが膨大な購買データを持っている。
日本はここまでのデータを持つことがむずかしく、信憑性が低い。
オンラインとオフラインはシームレスになって溶け合い、顧客はその瞬間において最も便利な方法で買いたいだけなのでそれを提供する。
お客様がお店に入った瞬間に、カメラの顔認識機能で店員のスマホにお客様情報を提供する。
→日本は属性データをユーザに回答させながら、アップセルやクロスセルに使えてやっと。
中国はプラットフォームに長く滞在してもらうことに全力。→プロダクトとUXに還元する -
Posted by ブクログ
企業の経営戦略を考える上でも大変参考になった!
□ OMO(Online Merges with Offline またはOnline Merge-Offline) オンライン、オフラインは、すでに溶け合って違いはない⇛チャネルの自由な行き来が成立している
□ 自社のサービスをオンライン、オフラインで分けるのはナンセンス。顧客には関係なく、顧客が欲しいと思ったときに、タッチポイントがどこかということだけ
□ オンライン、オフラインを問わず最適なタイミングで最適なコンテンツを最適なコミュニケーション形態で提供すること
□ 企業視点のビジョンから体験寄り添い型に変化させる
⇒顧客がどのような状態になっているかを会社全体でイメージを共有できる言葉にする
⇒我々は顧客にこうなってもらう。社会をこのようにする。など
□ 属性ターゲティングから状況ターゲティングへ
⇒人や属性でターケティングをするのではなく、顧客が置かれた状況に対してどのような解決方法を提示しているかという状況思考での戦略規定が必要になる
□ バリューチェーンからバリュージャーニーへ
⇒いい製品を売るのではなく、どうやってずっと客に寄り添うかが大事で、製品もただの接点の1つとして捉える
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Posted by ブクログ
ネタバレアフターデジタルの世界では、今あるオフラインを軸にオンラインをくっつければよいという訳ではない。
既存のビジネスをオンラインに移行し、オンラインとオフラインが融合したビジネスにしなければいけない。
私はアナログ、オフラインならではの良さがあると感じているので、そのような筆者の意見に最初は少し懐疑的だったけど読み進めていくうちに納得した。
オンラインがオフラインに劣っているという話ではなく、オンラインもオフラインもユーザーにとってはUIのひとつでしかない。
これから先のビジネスはビッグデータを生かしたUXの向上に寄与するようなサービスが増えていく。
そう考えると、データに支配された世界というネガティブなイメージよりもわくわくした気持ちが勝った。
巻末の筆者の考えにもとても共感した。
「価値」=「違い」×「理解」
違いがないと価値を感じないけど、違いすぎると理解できなくて壁を感じてしまう。
だからこそ、違いとそれへの理解が価値を生み出すという考えは、他国を見習う姿勢だけでなく、多様性が叫ばる現代で生きる上で、他者も自分を尊重するために必要なことだと思う。
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Posted by ブクログ
サクッと読み終わった。
アフターデジタルとか読んでいる人は、そんなに大きく変わっていないと思うけど、心にとどめたいなと思った言葉たちは以下。
利便性と意味性:真逆の性質を持つので混ぜるなという話
顧客から見てつながり続ける理由:自分が求める成功に対してどんなアクションをとってくれるのか
品質や機能性は飽和していくので差がわかりにくくなっていく
業界常識ペイン:業界協力して協調領域化する領域
裏側ペイン:ユーザーではなく支える仕組みにペインポイントが存在
バランスペイン:複数のステークホルダーが満足していない場合健全なエコシステムではない
最後の深津さんとの対談が一番面白かった気がする。 -
Posted by ブクログ
前著と基本的な考え方は変わらないが、よりUXの価値にフォーカス。UXを伴わないデータはカネにならない、はビッグデータブームへの真っ当な一石の投じ方だろう。
また後半では、日本と中国のD Xの進展の差を国民性の差で表現していて興味深い。「何かあったらどうすんだ症候群」(為末大)は日本人の病だと私も思うが、これが無知からくる過剰なプライバシー侵害不安となり、世の中のデジタル化を押し止めていると実感。
四章以降はデジタルの話というより、カスタマージャーニーを軸としたビジネス設計の話で、ビジネスモデルよりまずは顧客のペインの特定が先、という昨今の主流である考え方を明快に解説している。
コンセプトの書だった前作から、よりコンサルテキスト的な内容でこちらも楽しく読むことができた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・面白かった。読んだだけで、まだ自分の業務に落とし込んでいないため、有用だった と言うのは憚られる。おもしろかった。
・日ごろシゴトしながら感じている違和感(データへの幻想/「それは経営陣が決めることだから」/海外事例をそのままモデルに/…)が登場して、ニコニコ頷きながら読める
これが数年前の本、と思うと笑ってはいられないけれども。
・実ケースの話①:これを書いているほんの数日前、ちょうど(?)イーロン・マスク氏がTwitterを買った。“Twitterが実名性になる”との噂でTLがざわついている。本書4-4で紹介される通り、日本市場でSNSを売る気ならその戦略はとらないわけで、Twitter社は日本市場を切ったのか〜と感じた。
・実ケースの話②:街中でメルカリ教室を見かけるたび これどうやって利益出してるんだ?旗艦店ひとつ出すなら分かるが、なんでこんなあらゆる所でやってんの?と思っていた。利用者の定着率に繋がっている、元々あったサービス形態(ケータイ教室)に乗っかっている、との紹介を読んで腑に落ちた。
・実ケースの話③:マルイの売らない店舗も、当初面白がって見かけるたび立ち寄っていたが、自分は、結局オンライン以上の情報が得られず行かなくなってしまった。②の例からするに、自分はピンと来ていないが、どこかで誰かが喜んでいるのだろうから 理屈を考えたいなあ