UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論

ビジネス・実用
3,520円 (税込)

17pt

すべてがオンラインになる「アフターデジタル」の世界では、産業構造が大きく変わり、従来支配的な地位にあった企業がそうではなくなってしまいます。大企業にとっては大きな変革の必要を迫られる危機であり、同時に新たなステージに上がる機会とも言えます。著者の前著『アフターデジタル』『アフターデジタル2』にはビジョンや思想が語られていますが、実践するには具体的な方法論が必要です。それが本書で解説する「UXグロースモデル」です。

「アフターデジタル」という言葉を打ち出したビービット社内で使われている手法をまとめたもので、前著を読んで「危機感を抱いたが、どのようにすればいいのか分からなかった」という読者にとっては待望の本といえます。

中心にあるのは「UX」です。本書でいう「UX」とはデザインやアプリの使いやすさに留まらず、価値やビジョンをどのような体験で包括的に具現化するのかという意味であり、方法論の名称に使われるほど重要です。

また、方法論の前提として、「新たなユーザー理解」が説明されています。これは、人の購買行動などを理解する考え方を指し、「従来の考え方は間違っていたのではないか」と主張しています。これまで疑問を抱くことなく採用されていた「心理探究型」を「メカニズム解明型」に変えるべきであるという主張ですが、ただの主張ではなく論理的な説明になっているため、ここだけでも本書を読む価値があります。

アフターデジタル「初の実践書」である本書が多くの企業でバイブルのように使われたなら、デジタルビジネスで出遅れた日本企業の立ち位置が変わるかもしれない。そんな期待を抱かせる1冊です。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    IT・コンピュータ / IT・Eビジネス
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論
  • タイトルID
    :
    1014295
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    グロースがミッションだけど何をしていいのか…?ってなってる人にはぜひ一読をおすすめしたい。
    具体的に何をすべきか行動ベースで書かれててるところと、専門用語が少なく簡単な言葉で書かれてるところがおすすめポイント。
    手元に置いておきたい。

    0
    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    第三章
    人間は機能という客観的な事実ではなく、期待という主観・認知状態に基づいて意思決定をするという主張が勉強になった。何かを選んで欲しい時、機能を理解してもらうという考え方ではなく、期待を持ってもらうという考え方で伝えると良いのかもしれない。
    期待形成プロセスで認知バイアスが発生することから、行動経済学を学ぶことが重要。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    デジタル担当とか関係なく日本の全会社員に読んでもらいたい本です。

    難しそうなタイトルだけども、とても読みやすく、わかりやすいです。
    まず章末に必ずまとめが書いてあって、それがひたすらわかりやすい。
    そしてところどころ挿入してある図もわかりやすい。
    方法論だけでなく、具体例もいちいち書かれていて、自分の仕事だったら?と考えながら読み進められます。
    忙しい人はまとめと図だけでもいいから目を通せばいいのではないでしょうか。私はじっくり読みました。

    そもそもの話ですが、日本でDXというと、いわゆる【企業】の業務改善などでデジタル磁術を導入してDX化したという認識なのですが、本来は【ユーザー】の生活そのものデジタルを使ってトランスフォーム、豊かなものにしていこうぜ、という【起点】が違うのをまず認識すべきなのです。
    そして、ユーザー体験の品質でデジタル大国に遅れをとってしまっているというのは、中国と日本を比較すれば一目瞭然だし、中国の例は「アフターデジタル」にも書いてあったと思います。

    じゃあ、顧客体験(UX)を起点としたDXを推進するために、企業はどうすればいいか、というのが本書に書かれています。

    その核となるのが、「バリュージャーニー型」と言われるユーザーの本質的な価値を提供するビジネスモデルです。

    ナイキの例でいうと、「走りやすいシューズ」を提供するのではなく「コンディションの維持」をするために必要な体験(シューズ、アプリ、イベントなど)を一連で提供する、というものがこれに当たります。

    バリュージャーニー提供型に転換できなかった企業は、(シューズ、アプリ、イベントなど)個々の機能提供側になることになります。これは悪いことではないけど、企業の意思決定者は自社がどちらの立ち位置にいるべきなのか、方向性を考え、共通認識として持っておいた方がいいと思いました。

    0
    2022年03月24日

    Posted by ブクログ

    アフターデジタル〜2で再三重要と述べられてきたカスタマージャーニーの視点で、具体的にどう作業して企画開発に落とし込んでいくかを示した内容で、非常に実践的。そのまま自社サービスに当てはめてワークできてしまう。理論としての目新しさはないが、この手のビジネス書ではここまで具体的な作業のポイントや段階を明記したものは少ないのではないか。アフターデジタルから続けて読むのがオススメ。

    0
    2022年01月22日

    Posted by ブクログ

    「バリューチェーンからバリュージャーニーへ」のメッセージに共感。実現には産業を超えた連携が必要となる(可能性がある)ので、経営がしかっり持っておく観点である。
    方法論が詳しく書いてあり、新事業に携わる人は抑えるべき内容が多い。いくつかセミナーや実践を通じて学んだことが1冊にまとまっているためよい。ただ、事前に知識を持ったうえで、こういった評価になっているのかも。

    0
    2021年11月15日

    Posted by ブクログ

    バリューチェーンからバリュージャーニー型へというのがなるほどとなった。

    ナイキのランニングアプリのように、靴を作るだけでなく、ユーザーが成し遂げたいこと(健康とか)をコンセプトとして、それまでのジャーニーに対してバリューを提供する。
    つまりコンセプトの刷新が必要になるので、よりユーザー理解が必要になる。
    そしてジャーニーのうちのペインポイントを把握してそこに価値提供する。

    これはカテゴリーエントリーポイントの考え方と同じな気がする。

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    UX検定基礎の学習推奨図書なので購入しました。
    アフターデジタルの3冊目です。前作を読んでいると理解がしやすいと思います。
    UXグロースの基本的な考え方と具体的な実施方法が書いてあります。各種のUXグロースについて実践方法が解説されていて、大変参考になりました。

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    良かった。
    ユーザーの内側にニーズを求める考え方に「でも人間の好みなんて瞬間ごとに変わるじゃん」と思っていたものが、言語化されていてスッキリした。
    たっぷり時間をもらって、自社商品を端から端までシーケンス分析したい。

    0
    2022年12月15日

    Posted by ブクログ

    ■ニールセン・ノーマングループにおけるUXの定義
     ユーザーエクスペリエンスとは、エンドユーザーと、企業およびそのサービスや製品とのインタラクションにおける、あらゆる状況を包括したものである。典型的なユーザーエクスペリエンスの第一要件は、いら立ちや面倒なく、顧客のニーズを正確に満たすことである。次に、所有や利用の喜びをもたらすプロダクトを生み出すような、シンプルさと気品が求められる。真のユーザーエクスペリエンスとは、単に顧客が欲しいと言ったものを提供したり、顧客が期待した機能のリストをただ提供したりするようなことよりもはるか先を行く。企業が質の高いユーザーエクスペリエンスを実現するには、多くの専門分野、例えばエンジニアリング、マーケティング、グラフィックデザイン、工業デザイン、インターフェースデザインなどをシームレスに統合することが必要である。

    ■DXとは
    「デジタル技術を活用し、提供するユーザー体験および従業員体験を成長・進化させることによって、ユーザーとしての人々と、従業員としての人々の双方の生活に新たな成功をもたらす存在へと企業が変化・変身すること」

    ■人間の行動と選択は
    「人間の心・深層心理(価値観、性格、信念、潜在ニーズ)」のみによって決まるのではなく、実際には「その瞬間に人間が置かれている状況・文脈」に極めて大きな影響を受ける

    ■「メカニズム解明型」のUX企画立案プロセス
    「(1)ユーザーが成功を目指す道のりの中で遭遇しているペインポイント(=不自由や貧しさを感じる瞬間)を特定し、(2)そのペインポイントを発生させているメカニズムを解明すれば、UX企画の立案につながるインサイトを得られる」

    ■「既存サービスを抜本改善するUX企画」を立案する方法論
    STEP1:行動フローの特定
    STEP2:ペインポイントの抽出・構造化
    STEP3:ペインポイントの発生メカニズムを理解
    STEP4:UX企画の立案
    STEP5:UX企画の評価・選別
    STEP6:UX企画の統合・ジャーニー設計

    ■「既存サービスを抜本改善するUX企画」を検証・精緻化する方法論
    STEP1:プロトタイプへの落とし込み
     「コンセプトシート」を作成する
     作業のコツ①ユーザー体験の解釈の余地をなくす
     作業のコツ②UXの品質を担保できる根拠を明記する
     作業のコツ③利用コストを明記する
     作業のコツ④分業しない
    STEP2:ユーザー調査
     WHYを尋ねるのではなく、メカニズム探求型の枠組みにそって事実を集める
     作業のコツ①事前の仮説を高い解像度で把握してからインタビューに臨む
     作業のコツ②1日当たりのインタビュー人数は少なくする
    STEP3:調査結果の分析・解釈
    STEP4:UX企画のアップデート

    ■UX改善を着実に積み重ねるには
    ポイント①設定した行動フローにおけるユーザーの行動の流れをデータで明らかにする
    ポイント②明らかにしたユーザーの行動の流れを、ユーザーの立場に立って主観的に追体験する

    ■シーケンス分析
    ポイント①現状のUX理解に絶対的な正解を求めない
    ポイント②客観的な裏付けが必要な場合は、シーケンスの発生量を算出する
    ポイント③新たにUX改善業務を構築せず、現行の業務サイクルに当てはめる

    ■行動ギャップの発見・要因分析
    STEP1:シーケンスデータの観察・行動ギャップの発見
    STEP2:行動理由の推察
    STEP3:10人分繰り返し
    【期待】ユーザーが(  )と思っている中で
    【顧客接点】現状の顧客接点が(  )という作り・見せ方になっているため
    【反応】ユーザーが(  )と感じて/反応して
    【行動】このような想定外の行動に至ったのではないか

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    バリュージャーニー型価値提供モデルと、そこに則った各種UX企画の動かし方の概念を一冊通して説明してくれる

    0
    2026年01月25日

UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    IT・コンピュータ / IT・Eビジネス
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論
  • タイトルID
    :
    1014295
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める IT・コンピュータ

IT・コンピュータ ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す