シライシユウコのレビュー一覧
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見事な完結でした。
何時の時代も女性は選ばなくてはいけない。
仕事か、結婚か、子供を持つのか、持たないのか。
どうして女性だけがそうなるんだろうと歴史関係の本を読むといつも感じることです。
そんな中でこの答えを出したことが凄いなぁと(*^^*)
楽しませていただきました♪Posted by ブクログ -
ちょっと子供たち聡すぎません?
聡すぎて違和感が否めない
が、物語自体はいい具合のハラハラ。
嵩那にもう少し寄り添ってあげてもよくない?というモヤももちつつ、続きが楽しみです
2022.1.10
6Posted by ブクログ -
今回はいつもの謎解き話ではなく女宮絡みの政争がメインだった。
それだけに重要な出来事が多くて本編が一気に進んだ気がする。
前巻ではっきりとした恋と仕事どちらも手放したくない伊子の決意は今巻でも健在。
主上にも嵩那にもその決意をキッパリと告げた彼女はなかなかカッコいいし、ますます強く行動的になったと...続きを読むPosted by ブクログ -
BookLive を初めて知り、初回特典の恩恵に 預かりたくて 申し込んだ本。図書館の予約順番が 一桁になったけれど、もう待ちきれなくて… 感謝です。 今は 次の購入に備えて来店ポイントをコツコツ貯めています。 伊子の笑顔が輝く未来(結末)になるといいな…匿名
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嵩那の不在の中、東宮に内定した。それは伊子との結婚を白紙に戻す事で…
色々な思惑が交差する中、伊子と嵩那の想いは変わらなくてホッとしましたが、入道の女宮にはそれが理解できず、伊子とは別な人を送ろうとしている不穏なラスト。
帝もまだ伊子を諦めてないし、まだまだ平穏な日々とは縁遠そうですね。
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三つの謎解きをしながら、伊子と帝、嵩那の恋が育って行きました。謎自体は複雑ではなく、読みながらなんとなく結果が見えてくるようなものでした。
それなりに楽しんで読めましたが、ときめき展開の方が好きなので、今のどうしようもないさんすくみ状態はもの足りません。Posted by ブクログ -
クライマックス直前といった様相の平安後宮お仕事草紙です。
オレンジ文庫なだけあり、主人公の伊子がアラサーで、花も恥じらう的なものがないのでいい意味で後宮のお局的存在として振る舞っています。伊子のような上司っていいなあ。
巻を重ねるごとに仕事と家庭の両立や不妊治療、女性の立場など現代女性の悩みと通じる...続きを読むPosted by ブクログ -
思いがけない展開になってきましたね。
ですが、伊子の気持ちもよくわかる。女性は仕事か、結婚のどちらかしか選べないと誰が決めたんだろうか(-ω-;)ウーン
その悪癖がいまだに多くの女性を苦しめているのですけどね。
彼女が選んだ道は間違ってはいないと思うし、これからの展開がますます楽しみ...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の展開はちょっと、ないかなぁ、と思うけど、全体通して面白かったです。
体面と、冷静な判断と、自分の気持ちのバランスがいい
2021.7.17
88Posted by ブクログ -
いやあ、伊子はますます男前になってきたなあ^^
平安宮中お仕事物語の6巻目。
今回も謎解き話がメインだけど、その後ろにお仕事小説らしく、恋(結婚)と仕事に対する彼女の悩みと決意が描かれる。
働く生き甲斐を強く意識してしまった伊子は恋も仕事も両方手に入れたい思うのだけど、いつの時代もそれは女性の悩み...続きを読むPosted by ブクログ -
婚約者と帝との間に揺れる伊子。仕事を取るか結婚を取るかって、今でも通じる話題ではありますが、伊子が出した結論に周りがついて行けてない様で…
そして、桐子が産んだ子が男児。又々波乱な展開になりそうですね。Posted by ブクログ -
おもしろい!伊子の恋模様は傍に置いとくにしても、女官たちがわさわさしてるのが面白いし、女同士のバトルが見もの。真っ向からよりもそれぞれ手練手管で相手を引きずり落とそうとするその様子が面白すぎる…Posted by ブクログ
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平安時代の後宮で働くキヤリアウーマンの大変さは今と変わらないのかもしれないなぁとしみじみ。
結婚もしたい、子供も欲しい、仕事も続けたい。
それが贅沢になってしまう社会の仕組みは平安の時代から変わらないのかぁと思うと切なくなってしまいますね。Posted by ブクログ -
伊子が自分の気持ちに素直に認められるとなれてよかった。
2人にとって共通の敵?となる存在は物語を盛り上げるのにすごいいい感じ
2021.4.17
53Posted by ブクログ -
お騒がせな恋。
誰かを思う気持ちから疑念疑惑、不安などが絡む行動はだいたいお騒がせですよねぇ。
楽しめました
2021.4.3
44Posted by ブクログ -
楽しんで読めた。
最近中華風が多かったので和物は久々。
主人公がモテすぎなのと、みんな素直で嫌な奴がいないのが少し物足りなさを感じる要因か?
2021.3.17
32Posted by ブクログ -
2人の関係が漸く前に進んできたであろうか。2人の出した結論、その先に待つもの。いずれにせよ見守る他ないのではあるが、2人が幸せになってほしい、というのが個人的な希望。Posted by ブクログ
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嵩那の元カノ登場で伊子のライバル登場でした。非の打ち所がない元カノの存在がヒヤヒヤしましたが、収まる所に収まってホッとしました。
しかし、別の所にも又ライバル?が現れ、気の休まらない伊子がちょっと哀れでした。
結婚の意思を固めた二人の行先も、まだまだ前途多難ですね。Posted by ブクログ -
伊子と嵩耶と帝の関係の行く末はまだ見えないながらも、宮廷で起こる日々の小さな事件はテンポよく、読みやすい。謎解きとしては然程考え込むものではないが、だからこそ伊子の閃きと、ちょっとした勘違いにふふっと笑えて気軽に楽しめるシリーズ。
3つ目のエピソードに出てきた、つぶれた油虫を見るような、という表現は...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ5巻目。いやあ、ますます面白くなってきた。
副題が「宿敵を得る」と言うことで、前巻からの流れで前半、女宮の陰謀話に翻弄されて、確かにこれは強敵だなあと思っていたのだけど、ラストまで読んで、そっちか! と思った。
いや、どっちもなのかもしれないけど。
しかしこれは、前門の虎後門の狼的な感じで...続きを読むPosted by ブクログ