シライシユウコのレビュー一覧

  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    主人公は左大臣の行き遅れの32歳の娘の伊子で、まだまだ美しいけど、年増なりの立ち居振る舞いの貫禄も出てきているが、基本的にさばさばしていて、読んでいてお気楽な話。16歳の主上に女御にと望まれて吃驚する暇もなく、昔の恋人の式部卿宮・嵩那親王に出会ってしまって、あたふたとする。結局、後宮の内侍として出仕...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その女人、匂やかなること白梅の如し~
    シリーズ最終巻でした。
    特に女宮に詰め寄るあたり顕著ですが、時々地の文が説明的で冗長で、読むこちらが置いてけぼりになりシラケるんです。力量ある作家さんですし、これさえ無ければもっと面白いのにと残念。

  • 平安あや解き草紙 ~その女人、匂やかなること白梅の如し~
    1話ごとに問題が起こり、内侍の主人公が謎解きをするという本。謎解き要素があるため、若干話のテンポが悪く最後の最後まで一定のスピード感で進みました。それがちょっと惰性で読んでる感じがして、飛ばし飛ばし読んでるも大して問題なさそう…

    最後に選んだ道の、プライベートも仕事も全部諦めない姿勢は共感します。...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、故あり~
    思わぬ緊迫の一冊だった。
    玖珠子が何をするか、帝がどう出るか、そこに伊子がどう立ち回るか、と思っていたのはジリジリとしたまま、最後女宮の暗躍に持っていかれた気分。
  • 平安あや解き草紙 ~この惑い、散る桜花のごとく~
    202109/シリーズ7巻目。今回は謎解きというより、女宮の策略・争いネタメイン。展開にもどかしさを感じつつ、今回も伊子の仕事のスタンスやセリフに頷くこと多く楽しめた。
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、故あり~
    202105/お仕事ミステリーというには、お仕事もミステリー部分も甘いところもあるし、美男美女揃い過ぎとはいえマンガチックな登場人物達は個性豊かで面白く気軽に楽しめるので毎回楽しみになってきたシリーズ。
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて宿敵を得る~
    202011/シリーズ5作目。恋愛模様もありつつ、女宮の策略やらあちらこちらの陰謀、気の抜けないピリついた宮廷の様子も多め。各話のサブタイトルが今回も良い。
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    202010/面白そうなので表紙買いした初めましての作家さん。お仕事小説、という程かなとは思うけど、ラノベらしく謎解きも登場人物のキャラもわかりやすく(ただ、各人物の名前の読み方はなじみがなくわかりにくいので覚えるまで何度もページ戻ったけど)気軽に読めて面白かった。
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、ひとかたならず~
    202010/シリーズ四作目。会話やキャラがライトに今風だったりするけど気にならず面白い。装束や色の描写は丁寧でこだわってそうなのもよい。今回は恋愛色強めな巻で、各関係性が変化していくのかな。
  • 平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~
    202010/シリーズ2作目。伊子より周囲の女性陣達のほうがキャラが面白い。というかいまだに伊子の良さがピンとこない…。とはいえ気楽に読めて面白い。
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    平安時代の小説や漫画はたくさん読んでいたのですが、最後まで「蝙蝠」がなんのことかわからず(読み落としてたらすみません)、唯一調べました。扇子みたいなやつでした。。檜扇しか持っていないのかと思っていました。
    後宮ですが、8歳と18歳しかいないので、実質敵はおりませんね。でも主人公32歳は別に想い人はい...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~
    平安時代の宮中ライトミステリシリーズ。
    短編連作。
    尚侍として、後宮入りした藤原伊子。
    宮中で起こる謎や人間模様を、伊子が推理解決する。
    現れた笛、新しく宮中に上がった妃候補、力士の話など、当時の様子も知ることができる読みやすいライトな話です。
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、ひとかたならず~
    尚侍・藤原伊子のお仕事+恋愛奮闘記第四弾。
    主人公と式部卿宮、そして帝との三角関係が大きく動いた感がある。
    また装束や儀式の描写も詳細を極めており、作者が平安時代の後宮生活についてのリアル感を心掛けているのがよくわかる。
    ただ読んでいて、これは?と目が点になってしまった箇所が。
    五節の舞姫は大嘗祭ま...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    初めましての作家さんです。お仕事ミステリーだったのて、日常のミステリーに入れました。最近中華ミステリーを読んでいたので、おそらく同じ年代の話しなんじゃないかなと思います。ただ〜のかみとか〜の内侍とか名前が長いね。平安時代だからね。読み方とかが平安だからわからなくなったり、昔の読み方のモノに想いを馳せ...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    平安時代ものは大好き。ライトな語り口調。
    すごく丁寧に調べ上げているけれど、このレーベルにそこまでの重厚感を求めていなかった。
    説明が多くて、内容の割に文字が多くてストーリーが頭に入ってこない。もっと軽いノリでもいい気もした。
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    平安時代の宮中を舞台に起こるさまざまな事件を、年増の女御が解決していく話。
    当時の日常に起こる謎と、主人公の女御の恋愛話が軸になって書かれている短編連作。
    当時の行事や衣装、生活の描写など、平安時代が好きな人におすすめ。
  • 平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~
    どの話も途中でオチはほぼわかっちゃったけど、1よりは面白く読めたかな。第1話とか見出しで結論が想像できちゃうのはちょっとどうなのと思うけど。相変わらずいまいちたかふゆに魅力がない。たかふゆより帝の方がいい男じゃないと思ってしまうのだけど(笑)。さすがに32歳が16歳に慕われても厳しいのはわかるけど、...続きを読む
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    時代物のミステリーは初めてだったけど面白くよめた。ミステリーといっても殺人などおもくなくてフワッとした事件だから軽~い気持ちで読めた。でも、昔の姫あるある(?)で1人に対してたくさんの呼び方があって登場人物の関係が難しかった。次の巻も楽しみ。
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    名前が読みにくい。もうちょっと簡単な名前にして欲しいわ。たかふゆの魅力がないんだよなぁ。残念(T_T)。任子そこまで有能には見えないし(-_-;)。平安時代物にしては、たかふゆと任子が普通に顔合わせ過ぎじゃない?
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~
    脅迫文の件は最後まで引っ張るのかなと思いきや、案外早々のネタばらしで驚きました。
    しかも、犯人はあなたかいという。
    代わりに、次から次へと事件が起きるものだから、後宮はなかなかに休まらない場所でありました。
    謎解きをする伊子が、結構早とちりで勘違いをよくしていたから、それで謎解きできるのかと、最初は...続きを読む