緒花のレビュー一覧
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購入済み
後半それなりに楽しみました。
この作家さんは気にいっていて全部読んでいますが、ワクワク感がいつもより少ないかな?
ヒロインへ感情移入出来ず、また、ヒーローのヒロインへの執着もなぜ?って感じで、ヒロインが普通すぎでドラマ感がなくちょっと残念でした。文章は読みやすいので最後まで読めます。この作家さんの他の作品と比較してるのでよいレビューでは無い感じですが、不満はありません。 -
購入済み
腹黒王子
顔は綺麗なのに、お腹は真っ黒なヒーロー王子さまに振り回されてしまった、おてんばなヒロイン。ヒロインの泣き顔や嫉妬に歪んだ顔が好きという変態さんでもあります(笑)嫌いじゃないけどね(笑)
でも、ヒロインを囮にして事件を解決しようとしたところはいただけなかった。ヒーローはヒロインを大切にしないと! -
ネタバレ 購入済み
かなりシリアス
出会った瞬間、夫であったその男に生け贄として殺された前世の記憶が甦ったヒロインと、ずっと前世の記憶に悩まされていた王太子のお話です。
最初から最後までかなりシリアスです。
ヒーローが王太子なのに敬語キャラだったのには少し違和感がありましたが、前世が気の毒過ぎたので最後にハッピーエンドで良かったです。 -
ネタバレ 購入済み
TLではないかな
女皇だったヒロインが平凡な平民に転生しちゃうお話です。女皇だった記憶がばっちりあるから、色々と事件をバッサバッサと解決していく。男前なヒロインで、カッコ良かったです。読んでてスッキリしますよ。ただ、ジャンル的にはTLでなはいかな?ライトノベルかと(笑)
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ネタバレ 購入済み
すごく面白かったです
サイトで読んだときも面白かったけれど、加筆部分はさらに読み応えがありました。
嫉妬しながらも公爵令嬢として誇りを持った行動をするヒロインが魅力的でした。婚約者を諦める覚悟をしながらも一途なところが可愛いかったです。
サイトではエミールにイライラしたまま終わったので、本書に書いてあったクララへの気持ちの変化には驚くと共に納得しました。新鮮なうちは惹かれても、時間が経てば多くの欠点を持つクララの欠点が見えてきて当然だと思います。
一点残念なのは、クララの本心が分からず終わってしまったことです。
転生者なのか語られてはおらず、無邪気を装ったあざとい娘なのか、生まれつき無神経で礼儀 -
ネタバレ 購入済み
ぶれない俺様
ツンデレなアルベルトがミレアに揺さぶられまくります。選抜の件ではミレアの猪突猛進にかなり目論見を狂わされましたが、そのくらい後から取り返せるさと余裕で考えていそうなところも、ミレアに拒まれても甘い台詞を返せるところも、ぶれない俺様っぷりが最高です!でも、ちゃんとフェリクスとアルベルトで逆転勝利するところが見たかったのですが。
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購入済み
予想外の面白さ
ヒロインが幼い頃に出会った少年と言えば、正体は初めから明らか。そして発展途上の天然天才少女と才能プラス努力の頑固者青年の取り合わせも珍しいものではない。なので、ほんの息抜きで斜め読みするつもりで手を出しましたが、ガッツリはまりこんでしまいました!アルベルトのツンデレ具合が最高です!やれば出来る子なのがとても良い!
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Posted by ブクログ
ネタバレなかなか読み応えのある小説でした。
「聖女」に選ばれた少女エジェリーは前世で自分を殺した夫と再会。もちろん、彼もまた王太子として転生しています。物心ついていたときから前世の記憶を持っていることで、苦しんできた彼はまたしてもエジェリーを愛し、過去の記憶を隠して優しく穏やかな仮面を被り、彼女に近付きます。
一方、過去の記憶を一切持たなかったエジェリーは王太子に出逢ったことにより、記憶を蘇らせ―。
過去にせよ現世にせよ、自分に異常な愛情と執着を持つ王太子からエジェリーが逃げようとするのは当たり前という気がします。
ただ、ソーニャ文庫は「執着系の愛」がテーマのレーベルで、これまで読んだソーニャ作品は -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼い時に自分をバイオリンを通して救ってくれた聖夜の天使に再会するため、何より大好きなバイオリンのため、ミレアはバイオリニストとして宮廷楽団に入団した。しかし、バイオリニストとして頑張ろうとした矢先、望まぬ婚約話を進められてしまう。そんな中、宮廷楽団の指揮者アルベルトから嘘の婚約を持ちかけられる。公爵令息で指揮者のアルベルトを苦手と思っていたミレアはその提案に迷いながらも結局彼の言う通りニセモノの婚約者として振る舞うことになり・・・。
作者さんのデビュー作に何だか似ている雰囲気だと楽しみにしながら読みました。結果、当たりでした。面白かった。宮廷楽団の面々が非常に個性的なメンバーばかりで、キャラ -
Posted by ブクログ
ネタバレ公爵令嬢のクリスティーナはある日、自分が恋愛ゲームの恋敵役に生まれ変わっていることに気づき、大好きで仕方ない婚約者のアルベルト王子とは結ばれないと愕然とする。主人公に彼をいずれ奪われてしまうという運命を静かに受け入れようとするクリスティーナ。けれど、どうも展開がおかしくて…。
よくある設定ですが、今までとちょっと違うのはクリスティーナは運命を変えようと奮闘するタイプとはちょっと違うということ。本来の恋愛ゲームの主人公が目の前に現れると嫉妬心にかられながらも意地悪するのを必死に我慢し逃げ出す、という(笑)相手役のアルベルトは最初からクリスティーナのことを好きなのですが、お互いが勘違いをしてしま -
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美少女だった10歳の姿に一目惚れしたロリコン魔法使いに、成長が止まる魔法をかけられてしまったリーフィア。それから8年。彼女が元の姿になれるのは月に一度の新月の夜だけ。その魔法を解除し、元の姿を取り戻すために王宮の偉大な魔術師に会いに行くことを決意したリーフィアは王女の侍女として王宮で働くことに。そんな時、王女の兄エーヴェルトと偶然出会い、何故か彼にも可愛がられることに…。まさかここにもロリコンが(笑)
テンポよく読めて面白かったです。恋愛要素はほとんどありませんが、それは今後に期待、でしょうか。個性的なキャラクターも多く、ストーリーもコメディとシリアス具合がちょうどいい感じでした。ラストでリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ平安ものは大好きで、私としては「花散らす風」よりはこっちの方が好みかな。
桐梧の正体は最初から気付くようになっていますが、東宮を嫌う杏子に対して、必死で東宮をかばっているところとかは、なんか微笑ましいです。
小さな時に出逢った初恋の女の子の気を惹こうと、いろいろいらんことをしたために嫌われちゃった、かわいそうな東宮ですが、入内の前に逃げ出した杏子をさっさと自分のものにしちゃったり、自分のものにしたらしたで、これまでの空白期間を埋めるかのように、執拗にやっちゃったり。やりすぎたら、また嫌われますよっていいたくなっちゃいます。
あと、結構桐梧が感じやすいんだけど、「いいなりラプンツェル」みた