國友公司のレビュー一覧
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大阪旅行の時にUSJや通天閣、アベノハルカス、道頓堀などの有名観光地を巡った後に「そういえば、西成のあいりん地区はヤバいらしい」と思って新今成駅で下車。どんなところだろうと思って行ったが全く持って静かな街だった。肩透かしをくらった後に、この本の存在を知って読んでみたら全てがスッと腑に落ちた。
下手な...続きを読むPosted by ブクログ -
大阪西成での1か月のルポ。どういう文化で、当時どんな世界だったのかということがわかった。
筆者が大学出たてというところが、また面白い。Posted by ブクログ -
今夏に読んだ本の中で1番面白かった。さまざまな人間がこの世の中にはごまんといるのはわかっているものの、自分とは住む世界が全く違う、正反対の本当に人間がいるんだと知らされた。過去に興味本位で足を運んだことがあったが、面白がって行く場所じゃないと肌で実感したこともあり、この本を読むと更にそれを感じずには...続きを読むPosted by ブクログ
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何かをやって、何日間か経過して行くという展開で【〇日目】というような綴り方は、何処となく「或る若者の、或る街での暮らし」というような小説的な感ではある。が、全般には例えば「この筆者と何かで知り合って、何処かの長居を憚る必要もない程々に居心地が好い喫茶店で、何かの経験談を話しているのを聴く」というよう...続きを読むPosted by ブクログ
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以前、旅行で立ち寄った通天閣付近の居酒屋にてスキンヘッドで前歯が綺麗になくなっていたおじいちゃんが女性店員さんを口説いていました。まだ若かった僕は、えげつな〜。と思って見てました。
この本を読んで、dopeな思い出が甦りました。
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丸山ゴンザレスさんのYouTube動画で見て即購入しました。失礼を承知で書くならば、自分はこうなりたくないと強く感じました。
以前3日だけガードマンのバイトをして、辞めたことを思い出しました。本書に出てくる方々のエピソードを見ていると少しだけ当時の方々と被る気がすします。
今の私の感覚ではここに堕ち...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかったですね。なかなか除き見ることのできない世界なので、知らない世界の一端を見ることができました。
住めば都と言う言葉もあるが、だんだんと慣れててきて、同じような人になってしまうというのは現実的で怖いと思いました。
シャブ中の人や売人の人、もとやくざの人も同じように「覚醒剤だけはやめて...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者が78日間、西成で生活してみて出会った人たちの記録。とりかくリアルですらすら読めた。そこにいる人たちが名乗る経歴などは、すべて設定であり、本当の素性は明かさない…という人間関係を読み取っている。建設業の飯場や、ドヤと呼ばれる簡易宿泊施設の日常など、とにかく細かく描いており、なかなか立ち入れない西...続きを読む
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人にはそれぞれ事情があって、、、といいますかありすぎるだろって思わず突っ込んでしまう本でした。
西成のあいりん地区といったら何でもありのごった煮と言っても過言では無いディープな場所ですが、そこの住人になってしまうのは流石國友さんだなと思いました。
國友さんの淡々とした文章が好きですが、お若い頃に書か...続きを読むPosted by ブクログ