國友公司のレビュー一覧

  • ルポ路上生活
    國友さんがとうとうホームレスの世界に飛び込んでしまった…笑。
    働くのが好きではないから将来的にホームレスになるかも、とリハも兼ねて自らホームレスに。
    ルポや特番ではホームレスって悲観的な印象を得ますが、いやいや彼らはとてもたくましい。
    炊き出しツアーに行ったり時々お小遣い稼ぎをして、あとは好きなよう...続きを読む
  • ルポ歌舞伎町
    YouTubeで知った國友公司さん。
    歌舞伎町のあれこれ取材のためにヤクザマンションに入居してしまうとは…。
    その辺のありがちな特番よりもずっと身に迫るものがありました。何てったって住人ですから。
    ルポってジメジメ悲観的な印象を受けてしまうのであまり得意ではないのですが、國友さんの文章はさら〜として...続きを読む
  • ルポ路上生活

    同じ立場、視点に立たないと分からない世界を見せてくれます。こういう本大好きです。

    おわりに に書かれている"ホームレス生活中と元の生活に戻ったときでは表情が違う"といった一文を読み、妙に納得しました。あと黒綿棒のあだ名は笑いました。
  • ルポ路上生活
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    大阪旅行の時にUSJや通天閣、アベノハルカス、道頓堀などの有名観光地を巡った後に「そういえば、西成のあいりん地区はヤバいらしい」と思って新今成駅で下車。どんなところだろうと思って行ったが全く持って静かな街だった。肩透かしをくらった後に、この本の存在を知って読んでみたら全てがスッと腑に落ちた。
    下手な...続きを読む
  • ルポ路上生活
    自分には絶対に出来そうにもないことを、仮体験させてもらい楽しかったです!東京のホームレスは、食料に困らないこと、冬より夏の方が路上生活は辛いことなど、いろいろな発見がありました。作中に出てくるホームレスもいろんな人がおり、特に、黒綿棒は面倒くさいけど、憎めないキャラでした。あと、宗教団体は良くも悪く...続きを読む
  • ルポ歌舞伎町
    面白い。すごく刺激的。
    覗きたくても覗けない世界。
    中毒性にのめり込むと同時に、今の自分が、この世界と無縁でよかったと、ほっとする。
  • ルポ路上生活
    2ヶ月間、ホームレスとして路上生活を送った
    体験記です。

    まさに究極のノンフィクションです。

    ホームレスたちの視点からすると、生活保護を
    受けるのはホームレスの「成れの果て」らしい
    のです。

    つまりホームレスは生活保護者に対して、「あ
    あはなりたくない」と思っているそうです。」

    生活保護を受...続きを読む
  • ルポ路上生活
    私は非日常体験のつもりで読んだ。とても面白く一気に読んだ。日本が抱えるホームレスの問題等の視点は置いて、筆者が交流したホームレスの方々が皆キャラ立ちしていて、読んでいて愛着がわいた。(個人的にお気に入りは寅さん)
    強烈な個性の持ち主であるが故に、過酷な路上生活の道で生きていけるのだろうなと納得。と同...続きを読む
  • ルポ路上生活
    行政や支援者からでは分からない路上生活の実体験は読んでいてとても面白かった。
    ホームレスの生活もどこに住むかで変わること、ホームレスの中でも格差やヒエラルキが存在することなどは、実際に体験した著者ならではの気付きだったと思う。
    自分は先日の大雪で電車が止まってしまい自宅に帰れず、なかなか宿が決まらず...続きを読む
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    大阪西成での1か月のルポ。どういう文化で、当時どんな世界だったのかということがわかった。

    筆者が大学出たてというところが、また面白い。
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    今夏に読んだ本の中で1番面白かった。さまざまな人間がこの世の中にはごまんといるのはわかっているものの、自分とは住む世界が全く違う、正反対の本当に人間がいるんだと知らされた。過去に興味本位で足を運んだことがあったが、面白がって行く場所じゃないと肌で実感したこともあり、この本を読むと更にそれを感じずには...続きを読む
  • ルポ路上生活
    以前幡ヶ谷に住んでいた為、新宿に出向く機会が多く、ホームレスをよく見かけた。
    確かに区画によってカーストがあるような感じもしたが実際にそうだったのか。
    この本が書かれていたであろう時期にも何度も新宿に行っていたので、もしかしたら黒綿棒や著者に遭遇していたのかもしれない。世間は狭い。
    幡ヶ谷の女性殺〇...続きを読む
  • ルポ路上生活
    これこそノンフィクション、いや敢えてルポルタージュと言おう。社会の最底辺と思っていたホームレスの驚くべき生活・実態が赤裸々に綴られている。もっていたイメージが崩壊する衝撃に言葉もない。これぞルポの醍醐味。
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    何かをやって、何日間か経過して行くという展開で【〇日目】というような綴り方は、何処となく「或る若者の、或る街での暮らし」というような小説的な感ではある。が、全般には例えば「この筆者と何かで知り合って、何処かの長居を憚る必要もない程々に居心地が好い喫茶店で、何かの経験談を話しているのを聴く」というよう...続きを読む
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    以前、旅行で立ち寄った通天閣付近の居酒屋にてスキンヘッドで前歯が綺麗になくなっていたおじいちゃんが女性店員さんを口説いていました。まだ若かった僕は、えげつな〜。と思って見てました。
    この本を読んで、dopeな思い出が甦りました。

  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    丸山ゴンザレスさんのYouTube動画で見て即購入しました。失礼を承知で書くならば、自分はこうなりたくないと強く感じました。
    以前3日だけガードマンのバイトをして、辞めたことを思い出しました。本書に出てくる方々のエピソードを見ていると少しだけ当時の方々と被る気がすします。
    今の私の感覚ではここに堕ち...続きを読む
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
     おもしろかったですね。なかなか除き見ることのできない世界なので、知らない世界の一端を見ることができました。
     住めば都と言う言葉もあるが、だんだんと慣れててきて、同じような人になってしまうというのは現実的で怖いと思いました。
     シャブ中の人や売人の人、もとやくざの人も同じように「覚醒剤だけはやめて...続きを読む
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活

    リアルな西成生活

    筆者が78日間、西成で生活してみて出会った人たちの記録。とりかくリアルですらすら読めた。そこにいる人たちが名乗る経歴などは、すべて設定であり、本当の素性は明かさない…という人間関係を読み取っている。建設業の飯場や、ドヤと呼ばれる簡易宿泊施設の日常など、とにかく細かく描いており、なかなか立ち入れない西...続きを読む
  • ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
    人にはそれぞれ事情があって、、、といいますかありすぎるだろって思わず突っ込んでしまう本でした。
    西成のあいりん地区といったら何でもありのごった煮と言っても過言では無いディープな場所ですが、そこの住人になってしまうのは流石國友さんだなと思いました。
    國友さんの淡々とした文章が好きですが、お若い頃に書か...続きを読む