國友公司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
事実に即した、というべきか都心に住まうホームレスの実態を解き明かしたルポとして、新たな情報への知見を得るものと一般には捉えるのだと思うが
地名があり、人があり、(商業出版としての業ゆえかもしれないが)そこに物語があるのだと思うと、時事問題を主題にした(文学賞で取り上げられるような)小説の読後感に似たものを感じた。
個人的な嗜好として、こういう淡々とした語り口が好みだということに過ぎない気もするし、体当たり的な取材をもとに物語然としたものを量産することはまた異なる段階の課題だと思うが、本著の登場人物たちへの記憶はフィクショナルな衣装を纏いながら長く息吹き続けると思う。 -
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Posted by ブクログ
2ヶ月間、ホームレスとして路上生活を送った
体験記です。
まさに究極のノンフィクションです。
ホームレスたちの視点からすると、生活保護を
受けるのはホームレスの「成れの果て」らしい
のです。
つまりホームレスは生活保護者に対して、「あ
あはなりたくない」と思っているそうです。」
生活保護を受給するためには家を借りなければ
ならない。それには当然家賃が必要ではあるが、
住環境はフロトイレ無しなので、ホームレスと
変わらないそうだ。
また生活保護は貧困ビジネスの餌食になる恐れ
もあり、かたくなに生活保護を拒むホームレス
もいるそうです。
ある著名人が「ホームレスなんて支援するな」
と言 -
購入済み
リアルな西成生活
筆者が78日間、西成で生活してみて出会った人たちの記録。とりかくリアルですらすら読めた。そこにいる人たちが名乗る経歴などは、すべて設定であり、本当の素性は明かさない…という人間関係を読み取っている。建設業の飯場や、ドヤと呼ばれる簡易宿泊施設の日常など、とにかく細かく描いており、なかなか立ち入れない西成を体験した気分になる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者が実際に体験したことのルポなので、ホームレス生活の実態が凄くリアルに書かれていた。
漠然とホームレスの方たちは、毎日の食料確保に苦労していると思っていたが、毎日どこかしらで支援団体による炊き出しがあり、食べるものは取捨選択できるほど充実しているということは驚きだった。
人やお金が潤沢に集まる大都市だからできる側面もあると思うが、助け合いの精神で末永く続けて欲しいと願うばかりである。
ホームレスといっても人によって事情が異なるので生活レベルは様々なようであるが、共通しているのは一般社会に適応できない、またはしたくない方々が辿り着いた生き方ということだろう。
他人に迷惑をかけたりしなけ -
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